はっとーです!
徳島県徳島市にある映画館「ufotable CINEMA」で毎日上映されている
短編アニメ作品「桜の温度」。
桜の温度は香川県のとある田舎町を舞台に、高校1年生の柊悟とその兄の海斗、そしてヒロインの蘭澄が織りなす青春群青劇で、
作中では、桜を演出のキーにしながら、何もない、けれども美しい街並が繊細に切り取られています。
この「とある田舎町」のモデルとなっているのは、実は「さぬき市津田町」なんです。
「桜の温度」で監督を務める平尾隆之さんは、香川県さぬき市津田町出身。
『背景を美しく見せたい』という企画のテーマをふまえた中で、
平尾監督が選んだ桜の温度の舞台は、
ご自身の"田舎"である、生まれ育った町「津田町」でした。
桜の温度の景色は、平尾さんの思い出の景色でもあるのですね。
桜の温度の登場人物になりきった気持ちで、津田の町を散策してみました!
津田町の観光地のひとつである『津田の松原海水浴場』も登場しました。
実際にも高校生のカップルが一緒にいる姿をよくみかける防波堤。
夜の場面が印象的だった、津田の商店街。
商店街には、お手頃な値段で食べられるコロッケが嬉しい高原精肉店さんや
リニューアルしたばかりの三好松月堂さんがあります。
平尾監督も立ち寄ったことがあるのでしょうか?
映画の中では、古びたアーケードが写っていましたが、現在は撤去。
少し寂しいですね…。
津田にあった旅館「千歳」跡地が蘭澄の実家のモデルになっています。
欄干の形がそのまま表現されていました。
現在は見ることができませんが、
作品では、今は亡きコンクリート工場が映っていました。
(上の写真はgoogleストリートビューの画像を引用)
作品の印象的な場面である、この廃工場もこのコンクリート工場跡と関係があるのでしょうか?
他にも、4,5年前に閉店したラーメン屋さん「かえるのへそ」が!
地元・津田町の方にとっては少しだけ懐かしい津田の姿をみることができるかもしれませんね。
橋を渡って北に進んだ場所。
映画に映っていた赤灯台もここからみたものかも?
JR讃岐津田駅は、作品中で重要なポイントのひとつでした。
映画では細部まで細かく駅の様子が描かれていてびっくりしました!
ちょうど桜が散り始めていた時期。
桜の温度でも、散りゆく桜がとても綺麗でした。
ちょうど、汽車が到着しました。
津田駅の線路沿いには大きな桜の木が見えます!
町の遠景の場面。
桜が散っていていましたが、津田町総合運動公園を抜けて少し北に下ったところあたりに似た景色を発見!
津田の海と町がよく見えます!
「桜の温度」は、ufotable CINEMAで毎日上映されています。

あなたも津田町を散策して、「桜の温度」の風景を探してみてはいかがでしょう?
ufotable CINEMA
徳島県徳島市東新町1丁目5−3
TEL:088-678-9113
【関連記事】