2015年05月17日

活動から1年半!さぬき市集落支援員を直撃

はっとーです。


集落への「目配り」として集落の巡回・状況把握をすることで、集落支援員再生に向けた新たな活動へのサポートを行政と協働して進める集落支援員というお仕事。

さぬき市でも2013年8月から2名の集落支援員が活動しています。
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さぬき市集落支援員
松木優紀さん(写真左)、吉田治喜さん(写真右)


集落への巡回だけでなく、
「住みたい、住み続けたい」と思われるようなさぬき市のまちづくりをモットーにご活躍をするお2人にお話をお聞きしました!



あまり馴染みのない、集落支援員という仕事。どんなことをされているのですか?

吉田さん「さぬき市のなかでも人口減や高齢化などが進行し、
その営みの維持が困難な集落の各世帯や自治会を回り、その地域の状況把握を行っています。
2人で今まで前山地区や小田地区、北山地区、田面地区、富田東地区を巡って、
現在は石田地区をまわっていますね!」

松木さん「1年半で伺った世帯300件近くはあると思います」



そんなにも!?とびっくりしている方も多いと思いますが、
丁寧にお宅や自治体をまわり、見えてきた問題を自治体に伝えて問題解決のお手伝いを
しているお2人。
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集落ごとにさぬき市での暮らしの支援やアドバイスを掲載した『「さぬき市暮らし」のススメ』を配ったり、

吉田さんは、集落へ住む人は増えるように移住者促進や空き家バンクなどの活動を行い、
松木さんはHP「ええとこさぬき市」等での集落の状況を伝える広報活動も行っています!
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松木さんは、各集落での活動を「集落支援だより」としてまとめてその地域の方に配っているのだそう!




活動から1年半が過ぎて思うことはありましたか?

吉田さん「人口は減ってきていても、ご年配の方は元気な方が多いです」

松木さん「本当に!訪ねると、逆に『なんしにきたん』といわれることもあります(笑)」


吉田さん「みなさん『ここにはなんもない』と言って、地域の方が自分の地域の良さをわかっていないと感じました」


松木さん「イノシシ被害や災害が怖いと言っている方も多いですね」


吉田さん「田舎は排他的といわれますが、話を聞いてみると新しい人に自分たちの土地に住んでほしいと歓迎的な意見がほとんどです。うまくサポートしてあげたいですね」



これからどのような活動していきたいなと考えていますか?

吉田さん「今までの集落への巡回活動を続けながら、空き家探しやリフォームなど『住む』のサポートだけでなく『育てる』『働く』の3点から移住促進を進めていきたいですね」

松木さん「1年半活動して、地域の方にやっと私たちの知ってもらえたという感じ。あと1年の任期の中でもっと具体的に形にしていきたいと感じています」


ありがとうございました!

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お2人は『さぬき市暮らしお役立ちガイド』という
さぬき市へ移住されたい方向けへの支援冊子も作っています。

冊子には、集落支援員が聞いた声をもとに制作されていますので、かなり実用的!


平成27年度版さぬき市暮らしお役立ちガイド_ページ_1.jpg
平成27年度版さぬき市暮らしお役立ちガイド_ページ_2.jpg

▲クリックで拡大できます



実際の空き家に住むことでさぬき市での暮らしを体験できる「移住体験ハウス(さぬき市暮らしお試しハウス)」の運用も計画中なんだとか!

さぬき市結婚定住奨励金やリフォーム住宅リフォーム支援事業(空き家バンク登録住宅)などの事業とあわせて、より定住したくなりそうですね。


最新情報は『ええとこ!さぬき市』HPをチェック!
さぬき市に興味がある方や、移住を考えている方、
気になる方は下のバナーをクリックして、ぜひアクセスしてみてくださいね。

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集落支援員が頑張る
ええとこ、さぬき市に来てみーまい!





posted by sanuki-asobinin at 12:00| 香川 ☁| Comment(0) | 達人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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