2015年05月18日

ドッキドキ♪勾玉&土器づくり@うのべ山古墳まつり2015

2015年5月17日は待ちに待った「第9回うのべ山古墳まつり」の日ぴかぴか(新しい)

うのべ山古墳&地元のみなさんからパワーをもらいに行ってきました!

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会場の旧鶴羽小学校には恒例の垂れ幕&のぼり。
初夏のような爽やかな陽気に誘われて、たくさんの人が訪れていましたよ晴れ

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このお祭りでしか見られないステージイベント
地元のバザーも楽しみだけど
今回の一番の狙いは…

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これこれっ!!!グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
だれでも体験できる「勾玉&土器づくり」ハートたち(複数ハート)



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今年もうのべ山古墳まつりは旧鶴羽小学校で開催されました。
手書きのパンフレットには、うのべ山古墳のマスコットキャラクター「うのべちゃん」が!

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10:00からの開会式では、あそたつのラジオオンエアにも出演してくださった
うのべ山古墳まつり実行委員会会長 徳田さんがご挨拶。
例年以上のお客さんに驚かれたそうです!

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運動場にある受付では、なんとお米、いりこのおみやげが!
いりこはこの鶴羽小学校からほど近くに工場のある「木村海産」が提供してくださったそう。
やはり香川県、いりこのほうがなんとなく人気

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会場では地元の婦人会のお母ちゃんたちが朝早くから作ったおはぎとお寿司を販売。
色鮮やかなばら寿司、とっても美味しそう〜〜〜〜!!!

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そして津田うどん研究会のみなさんが恒例のうどんを販売されていましたが…

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地元津田にある烏骨鶏専門養鶏場「松本ファーム」さんから
烏骨鶏のたまごの提供がーーーー!!!
普通の卵より一回り小さな烏骨鶏のたまごですが、栄養価はバツグン!
だからこそ高級食材と言われるたまごをうどんに落として食べられるなんて…
地元バザーならではの贅沢グルメ〜〜〜!わーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)
(松本ファームさんについてはこちらをどうぞ♪

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校内エントランスホールでは「土器づくり」「勾玉づくり」体験が行われていました。

これまで古墳まつりでは古墳見学会や講演会などは行っていたものの、体験コーナーは初の試み。
なかなか出来ない体験だけに、お席は常に満席でした!

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鶴羽小学校では使わなくなった校舎を利用して
さぬき市の遺跡や古墳から発掘されたものを保管したり復元する作業が常に行われています。
このコーナーでは普段から復元作業を行っている達人たちが実際に勾玉や土器づくりを教えて下さっていました♪



■勾玉&土器、作ってみました♪

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まずは「勾玉づくり」
よく見る「C」字型の勾玉以外に、ハート型や涙型、ネコ型、古墳型…
好きな形を作れますよ〜と言われ、早速ワクワク!

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せっかくの古墳まつり。
ここは「前方後円墳」型しかないでしょう!!!!

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一般的に販売されている「勾玉キット」を使って作っていきます。
まずは作りたい型の型紙を石に当てて、形を色鉛筆で写します。

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ひたすらその形に近づくまでヤスリで削る削る削る〜〜〜〜あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

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やわらかい石なので短時間で削ることが出来ますが…
古墳の丸みを作るの、難しい………もうやだ〜(悲しい顔)

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細かい目のヤスリでふっくらとした丸みをつけて…

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最後に水に濡らしたあと、やわらかい布でやさしく水気を拭き取ったら…

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前方後円墳の勾玉、完成っ

うう、自分で作ったこともあって…なかなか愛らしいじゃないかっ!
かばんにぶら下げて、後生大切にしたいと思いますぴかぴか(新しい)
さらにこの後、うのべ山古墳まで歩いて行って勾玉にパワー注入もしてきましたハートたち(複数ハート)



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そしてこちらは「土器づくり」
復元作業をされているスタッフさんたちのお手本はこちら。
教科書で見たことのある縄文式模様にウズウズします!

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土器作りは粘土遊びに似ているので、子どもたちも夢中に!
ゼリーやプリンカップにガーゼをかぶせて
ガーゼ越しにぺたぺたと粘土を貼り付けていきます。

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出来上がったら「せーの!」でひっくり返してガーゼを剥がします。
すると…

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ペローン♪ 無地の土器、完成〜〜〜!!!ぴかぴか(新しい)

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ここで登場するのが模様つけの道具。
木の枝、竹、縄を巻きつけたものなど。

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粘土に押し付けて水玉模様をつけたり、縄の跡をつけていくと…まさに思い描いていた縄文土器が!

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こちらは高松市から来られていた親子さん。
古墳好きのお母さん&息子くんともに土器作りにはまりきっています!

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息子くん(3歳)の土器!!
そのまま仮面にもなりそうだ!!

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こちらは古墳好きなお母さんの作品。
縄文時代ならきっと伝統工芸品級の模様づけ!さすがです!

こちらはオーブンで焼いてもいいし、そのまま乾かしておいてもOKというもの。
まだやわらかい状態の土器を、みなさん大切に持ち帰っていました。



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校舎の職員室では「整理作業」と呼ばれる土器の復元作業や拓本体験コーナーが。
ここで古墳の達人、松田先生を発見!
今日は古墳ミニ講演会や古墳見学ツアーで大活躍されていましたあせあせ(飛び散る汗)

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寛永通宝の拓本にチャレンジするお母さんと娘さん。

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小さく切った紙に硬貨をあてがって、インクをポンポンと押してつくる拓本。
なかなか出来ない作業な上、なかなか見られない寛永通宝にも感激!

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さらに校長室ではさぬき市で発掘作業が行われた遺跡の出土品展示が行われていました。

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古墳から発掘されたものは、みろく自然公園内の「さぬき市歴史民俗資料館」に展示されていますが
こちらではさぬき市の集落遺跡から見つかった埋蔵品が展示されていました。

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県道10号線沿いにある寒川町石田(コメリのある場所)の本村遺跡で発掘されたものも。
こちらでは縄文時代の落とし穴、奈良時代の竪穴住居、安土桃山時代の集落跡が発見されているそう。
さぬき市には他にも集落跡がいくつかあり、その遺跡から発掘されたものをこの学校に収蔵し、復元しているのです。

勾玉づくりや土器作り、遺跡から出土したものを通して
はるか昔、この場所に住んでいた人々の気持を体験できた貴重な古墳まつり。
ぜひ来年のうのべ山古墳まつりで、あなたも体験してみてくださいねるんるん


第9回うのべ山古墳まつり
開催日時/2015年5月17日(日) 10:00〜14:00
開催場所/旧・鶴羽小学校 体育館【地図
問い合わせ先/うのべ山古墳まつり実行委員会 徳田会長(TEL:090-9550-2361)

【関連記事】
  • 古墳の達人が解説するうのべ山古墳→こちら
  • 昨年のうのべ山古墳まつりの様子→こちら
  • さぬき市の古墳の出土品を見るなら→こちら
  • 出土品の修復作業の様子は→こちら
posted by sanuki-asobinin at 12:00| 香川 | Comment(0) | イベント・お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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