高松市庵治町にある、歯ART美術館では
さぬき市志度の山西商店が作る、伝統工芸品『桐下駄』の展覧会
『三代目YAMANISI GETA
伝統工芸士「山西就治」が語る下駄の今昔物語 伝統の技が生きる漆、金蒔絵』
2015年9月3日(木)〜10月25日(日)まで開催されています。
志度は桐下駄の生産量日本一!
桐で作った下駄はかるく、吸湿性・保温力があり、日本の風土に適しており、水虫や外反母趾の予防効果があると言われているんですよ。
そして、大正十年創業以来ずっと、志度で桐下駄を作り続けてきた『山西商店』。
山西商店の桐下駄は、長い時間かけながらひとつひとつ手作りで仕上げられています。
一度履くと、その軽やかな履き心地がクセになってしまう志度の桐下駄。
山西商店では自分好みの桐下駄をオーダーメイドできること、ご存知だったでしょうか?
巧みの技で貴方らしい桐下駄を作ってみませんか?😃
志度の若者は志度のこの季節らしい桐下駄で、さりげないオシャレと粋な趣を楽しんでいるようですよ♪
山西商店の三代目・山西就治さん。
志度の桐下駄を作り続ける達人です。
山西商店では、桐下駄の鼻緒や台を自分好みに注文することが可能です!
例えば、こんなオーダーメイド注文があるのだそう。
さぬき市志度には、10月中旬頃(今年は10月10,11日)に通称『志度の祭』こと、「多和神社秋季例大祭」が執り行われます。
この秋季例大祭に参加するために志度に住んでいる!なんて方もいらっしゃるくらい、志度の祭りは大変盛り上がるんですよ!
そんな多和神社秋季例大祭では、地域別の8組のちょうさ(太鼓台)が御神輿とともに練り歩きます。
そのちょうさの組、一組ずつに、それぞれイメージカラーや柄が決まっているのだそうです。
山西さんが持っているのは、「豊組」と「勢組」の柄『豆絞り』の生地。
「組の意匠や色を鼻緒に使った、桐下駄を作ってほしい!」そんな注文が志度の祭り好きからよくあるのだそうです。
こちらはその一例の品。
鼻緒には、組の柄『豆絞り』が台にはオリジナルの組の紋が焼き印されています。
志度の桐下駄で、志度の祭りの柄で、志度の町を練り歩く!
粋ですね〜〜!
このように柄の指定だけでなく、鼻緒の生地も好きに選ぶことができます。💡
例えば、こちらは着なくなった着物の生地を鼻緒にリメイクした桐下駄。
女性らしくて煌びやかですね💕
こちらの鼻緒に使っているのは何の生地か分かりますか?
そう!デニム生地!!
ジーンズの裾上げの際に切り落とした生地を鼻緒にして仕立てた桐下駄です。
デニム鼻緒の桐下駄はデニムに良く合って、すごくかっこいい!
桐下駄=和装のイメージがありますが、鼻緒を工夫するだけでとってもオシャレな履物に返信します。
写真のように女性用と男性用でお揃いにすることも可能です!✨
一つの生地で、世界に一つしかない桐下駄を作るのも素敵ですね。
値段は1つにつき5000か6000円程度からと、市販のものとは変わらない値段なのも嬉しいです!😃
ただ、桐下駄のオーダーメイドは、完成まで時間がかかるので余裕をもって注文しましょう。
例えば、来年の多和神社秋季例大祭にオリジナル桐下駄を履きたいのなら、来年4月頃までに注文をすれば十分に間に合うそうですよ♪
2015年9月19日、20日に高松市林町のサンメッセ香川・大展示場では
『讃岐のイッピン!ええもんフェスタ』が開催。
山西商店の桐下駄が展示販売されます!
展覧会にあわせて是非、志度の桐下駄の良さに触れ、気に入ればオリジナル桐下駄作りにチャレンジしてみてはいかがでしょう?
『三代目YAMANISI GETA
伝統工芸士「山西就治」が語る下駄の今昔物語 伝統の技が生きる漆、金蒔絵』
場所/歯ART美術館【地図】
開催日時/2015年9月3日(木)〜10月25日(日)9月10:00~18:00、10月10:00〜17:00
入場/大人600円
お問い合わせ/TEL:087-871-0666