こんなにウズウズできるお祭りがさぬき市にある幸せ!
2015年10月11日
多和神社秋季例大祭が
今年もさぬき市志度周辺で執り行われました!
『志度の祭り』とも呼ばれる
志度地区を代表するお祭りで、
多和神社からお下りした御神輿を
8組のちょうさがお迎えし、志度を勇壮に練り歩きます。
御旅所から多和神社本社へもどる還御の途中、
祭りが最も盛り上がる例大祭夜の駅前通りを今年もばっちりと観覧してきました!
時刻は21時頃。
太鼓の音と伊勢音頭が響き渡ると、
先ほどまで怖いくらいに静まり返っていたことでん志度駅前通りに、わっと人が溢れ出します。
駅前通りを最初に練り歩くのが、「勢組」の太鼓台(ちょうさ)。
今年、御神輿を先導する大役を任された組です。
太鼓台には、2人の男の子が乗っていました。
夜の太鼓を叩く乗り子は、今まで昼の太鼓を叩いたことがある中学生以上のベテラン乗り子が務めるのが通例。
激しい太鼓台の動きの中、ぴったりと太鼓を合わせて叩く姿は立派!
続いて、やってきたのが多和神社のご神体が入られた御神輿。
還御では今年42歳の厄年を迎える志度出身の男性たちが御神輿を担ぎます。
あれ?みなさん御神輿の下をくぐっていますね!
実は、この御神輿の下を潜り、また潜り折り返し戻ってくると
無病息災で1年間過ごすことができると言い伝えられているんです。
御神輿の後には、7組の太鼓台が続きます。
夜の練り歩きのために付け替えられた提灯が本当に綺麗。
提灯の灯りにろうそくをつかっている組もあれば、
光にゆらぎのある電球にしていたり、
組によって、提灯ひとつ魅せ方に工夫を凝らしています。
今年は、さぬき映画祭2016年優秀企画上映作品「帰ってきまい」 のためにお祭りの撮影も行われていました。
素敵な映像が撮れていそうですよね!
駅前通りを練り歩いた太鼓台や御神輿は、そのまま通りを折り返して多和神社方面へ戻っていきます。
その際に他の太鼓台とすれ違うことになります。
今年當家の太鼓台を務め、御神輿を先導した『勢組』には、
すれ違いの時、各組の太鼓台の担ぎ手や観客の皆さんから大きな拍手が巻き起こりました。
この拍手は、この日のためだけに、1年間お祭りの様々な調整を一手に請け負ってきた『勢組』への感謝、労いの拍手です。
「勢組のおかげで今年も大好きな志度の祭りができた!よーやった!ありがとう!お疲れ様!」
そんな志度の粋な気持ちを感じることができました!
そして、来年「當家」となっている地区は、塩屋を中心にした『旭組』。
来年も心意気いっぱいの熱い、志度の祭りをよろしくお願いします!

お祭りの様子はまた後日動画にて公開予定です。
志度のまつりの醍醐味である駅前通りでのすれ違いから生まれる『競り合い』も動画でバッチリと捉えました。
是非ともそちらで「志度のお祭り」の熱を肌で感じてくださいね!