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↓ 2015年10月31日(土)の放送内容はこちらをクリック ↓
いよいよ今日から11月!
さぬき市大串半島にある「さぬきワイナリー」では新酒が発売されます。
今年の解禁日はこちら〜!
2015年11月10日に「新酒 白ワイン」「新酒 赤ワイン」
2015年11月25日に香川大学農学部が開発したワイン用ぶどう「香大農R-1」を使った赤ワイン
「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」が解禁となります。
さぬきワインの楽しみ方、味わい方は人によって様々。
今日は、高松市にあるワインバー「旭屋」オーナーでシニアソムリエールの木内千恵美さんにさぬきワインの楽しみ方をお聞きしました。
「旭屋」さんは高松市の繁華街「トキワ新町」の路地裏にひっそり存在するワインバー。
古民家をリノベーションしているので、一見普通のおうちかと思いますが…
中に入るとシックな色合いの長いカウンター席。
そして小さな中庭を眺められるテーブル席は、ここが繁華街であることを忘れさせてくれます。
「旭屋」のオーナーであり、シニアソムリエールの木内さん。
平成元年にオーストラリアから帰国され
当初オーストラリアワインのみを扱うお店をしながらソムリエ、シニアソムリエールの資格を独学で取得。
まだ女性のシニアソムリエールが少ない時代でした。
そんな中、2004年に「旭屋」をオープン。
海外のワインはもちろん、国産ワイン、さぬきワイン、その他のお酒も飲めるようにと豊富なラインナップを提供されています。
同時に地元の食材を使った料理を、フレンチシェフ、イタリアンシェフが手がけていらっしゃいますので、ワインと地産地消のマリアージュが楽しめるようになっています。
※香川県が提唱する県産食材を使った料理を提供するレストラン「さぬきダイニング」にも認定されています。
さて、木内さんとさぬきワイナリーのつながりといえば「さぬきREDシリーズ」
昨年2月に発売された、香川大学農学部開発のワイン用ぶどう「香大農R-1」を使った独自のブランドワインとジュースで、
このワインをプロデュースされたのが木内さんなのです。
(詳しくはこちら)

さぬきワイナリーとの出会い、さぬきワインの楽しみ方をお聞きしました。
木内さんがさぬきワイナリーを初めて訪れたのは平成元年。
オーストラリアから帰国した直後のこと。
景色も非常によく、香川県にワイナリーができたんだと、ワクワクしながら足を運ばれたそう。
そのお味は…オーストラリアワインに慣れていた木内さんにとっては少しイメージが違ったよう。
ただ、最近になって登場してきた「香大農R-1ワイン」は非常に面白く
意外と土地の良さをうまく引き出しているのでは?と思うようになったそう。
こちらが「香大農R-1」
通常の赤ワイン用ぶどうに比べてポリフェノールが2〜3倍多く
ワイングラスにその赤色が残るほど色素の濃いぶどう。
(木内さん)
「香大農R-1で作るワインはとても特徴的。
赤ワインの渋みがあるようで、結構のどごしが良いですね。
毎年11月に新酒「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」として解禁されますが
実はゆっくり置いておくと、徐々に熟成されて深みを増していきます」
木内さんも新酒「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」が解禁されてから少し飲んで
何年か置いておいてまた味わう、ということをされているそう。
熟成したR−1ワインは、旭屋のお客さまにも喜ばれているんだとか。

(木内さん)
「赤ワインなのでお肉に合わせたいのだけど…
中でも柔らかい味、トマトソースなどに非常にあいます」
「また、以前鱧の梅肉和えと合わせたときに相性がとても良くびっくりしました。
たまに赤ワインでもお魚が合うものがありますが、R-1ワインは渋み成分が独特なので
梅肉和えといったものでもあったのかなと思います」

(木内さん)
「白はとってもすっきりしているので、お魚など地元でとれるものと気軽に合わせていいと思います。
赤は通常の赤ワインとのマリアージュと同様に考えて貰えたらと思いますが
讃岐産の和牛【オリーブ牛】はまろやかな味わいなので一度合わせてみてもいいと思いますよ」
意外にすっきりとしているさぬきワインの味わいは、普段食べ慣れている和食とも相性が良さそう。
11月のワイン解禁後にいろいろマリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか?

2015年11月22日(日)にあそたつなど5団体で開催するイベント
「さぬきワイン列車で乾杯!」を企画から一緒に立ち上げてくださった木内さん。
旭屋さんとして地元食材の讃岐オリーブ牛、讃岐夢豚などが入る地産地消ランチBOXを出してくださるほか、
大串半島芝生広場でのワインマリアージュをプロデュースしてくださいます!
(木内さん)
「まだまださぬきワイナリーを訪れる方は少ない。
一度行ったものの、そういえば再び訪れたことがないという方もいらっしゃると思います。
このイベントではもう一度さぬきワイナリーの中を十分に見ていただきたいです。
※写真はイメージです。
「日曜のお昼間、ことこととことでん(電車)に揺れながら
ワインと素敵な景色、お料理、そして帰りにはちょうど夕陽も楽しめる時間帯なので
じっくりお楽しみ頂けたらと思います」
実は2015年10月30日時点でワイン列車イベントはキャンセル待ちの状態。
参加チケットをゲット出来た方は、さぬきならではのマリアージュを楽しんでくださいね!
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