昨日ご紹介した、さぬき市津田町鶴羽にあるお米販売企業
「くりや株式会社」さん。
昨年、オコメールの販売数を拡大するために東かがわ市からさぬき市に移転。
工場を拡張されました。
60〜70品種、年間5000精米トンを行うこの工場、
今日は中をじっくりご紹介しますよー!!!
そしてお米屋さんらしい社員食堂でのサービスを発見!!
う、羨ましい〜〜〜〜!!!
まずは工場見学!
入る前に髪の毛やホコリが中に入らないように、靴の履き替えを2度、
衛生服に衛生帽を装着して、手洗い後、エアールームを通ってから工場へ入ります。
ご案内くださるのは、くりや株式会社の徳永社長です。
まずは「精米室」
取り寄せたお米を精米し、さらに砕けたお米を取り除くため選別機に通していきます。
お米の香りでいっぱいの精米室。
一日に10〜20トンのお米を精米するということで、この日も機械はフル回転。
選別機に備え付けてあるこちらのお皿は…?
取り除くべきお米を見つけるためのお皿でした。
見た目キレイに精米されているように見えても、お皿にとるとまだまだ選別不足ということがわかります。
色違いのお皿に乗せることで、また違った悪い部分が見えてくるのだとか。
この部屋には何機種もの選別機があり、何度も選別を繰り返していいお米だけを残していきます。
そんな精米機、選別機を管理する中央制御室には、次はどの品種のお米をどのくらい精米するかがプログラムされて一括管理されています。
続いては精米したお米を計量し梱包する包装室へ。
工場で精米するおよそ9割は外食業界への販売というくりやさん。
5キロ、10キロサイズはコンテナの上にクレーンで効率よく積み上げていきます。
隙間なく、バランスよく、素早く積み上げる様が圧巻!
クレーンの隣ではオコメールが3機の機械によって梱包されていました!
改めてみると、やはり薄い!!
プリントされたオコメールの袋をセットするだけで、中にお米を1〜2号入れて真空パックにするという機械。
一度に4000〜5000パック作ることができるんだとか!
同時にオコメールキューブという、2合入り真空パックの立方体の梱包も進んでいました。
コンテナに積み上げられたお米たちは、そのままトラックが横付けできる隣室へ。
オコメールや依頼のあったお米の箱詰めなども行いますが
こちらは面白そうな銘柄米たち…
炊飯器のノベルティとして銘柄米4品種食べ比べセットの精米、箱詰めを依頼され
その梱包を行っている所でした。
こちらはオコメールがすっぽり入る慶事用のお礼箱。
お礼やDM用の箱もたくさん用意されていて、さすが!と思いました。
業務用のお米の販売は四国中へ。
オコメールなど販促用のお米は全国へ。
徹底した精米や選別、管理から
「美味しいお米を食べてもらいたい」という思いが伝わってきました!
美味しいお米を大切に届けるための社員教育がこんなところにも。
こちらは工場で働く人達がお昼になると入っていく本社2階の社員食堂。
気になりますよね〜!お米やさんの食堂!
まず入ってすぐのスペースにはこれまで作ってきたオコメールがずらり!
いろんなデザイン展開に圧倒されます。
津田湾沿いの埋立地に立つ本社。
食堂からも穏やかな津田湾、ドルフィンセンターが間近に見えてとってもきもちいい♪
社員食堂のメニューは食堂の料理人さんが毎日手作りしてくれる日替わり定食。
体に優しいバランスのよいメニュー!
そしてごはんは一見普通の銀シャリに見えますが…
日替わりで3〜4品種のお米が食べ比べでき、しかもおかわり自由という
お米やさんならではの社員サービスがあるんです!!!
社員食堂の食器棚には社員のみなさんのマイ茶碗。
こういうところがなんともアットホームでほんわか〜。
マイ茶碗に好きなだけご飯をよそいます。
今日は3品種なので、3種合わせ盛りだってOK!
食べ比べることで、自分たちが普段扱っているお米が
どんな味わいなのかを知ってもらいたいと
徳永社長が考えられたサービスなんだそうです。
モデルになって頂いた社員の女性のかた♪
「毎日食べ比べしていると自分の好みがわかってきました。
ちなみに私は山形のお米『つや姫』が好きです♪」
なかなか銘柄がえをしにくいお米ですが、こうやって食べ比べすれば好みのお米と出会える。
ますますごはんが好きになるし、同じように誰かに伝えられる人になりますよね♪
社員食堂でも「お米のプロ」を育てる工夫がされているなあと思いました。
安心、確実にお米を届ける管理体制だけでなく
隅々からお米への愛情をしっかり感じた工場&本社見学でした!
団体なら工場見学も可能。
あなたも思わずお米が食べたくなっちゃう工場見学、してみませんか?
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