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↓ 2015年12月19日(土)の放送内容はこちらをクリック ↓
さぬき市生まれのロードサイクルブランド「Tyrell」
これまであそたつでも何度か取材させてもらいましたが
(以前の取材の様子はこちら)
今年の夏、さぬき市造田の工場から寒川町神前駅東側にお引越ししました♪


のどかーな田んぼと民家の合間に、近未来的建築物が登場!
これが「Tyrell」の新工場だーーー!!
自転車を愛するスタッフさんたち、
そして今年秋に発売されたばかりの新車「IVE」に出会いました!
「Tyrell」の歴史は、2004年に代表取締役の廣瀬将人さんが
自宅納屋でハンドメイドのミニベロ(タイヤの小さい自転車)を作ったことをきっかけにスタート。
今年はTyrellとなって10年という節目の年。
生産能力を上げるのはもちろん、
Tyrellスタッフが生み出す「夢の自転車」をより多く発信していけるようにと
新工場が建てられました。
新工場は文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞された
香川の建築家 斎藤正さんの設計。
窓も何もない長方形の近代的建築が、
突如のどかな神前エリアに登場して近所のみなさんもびっくり。
外壁はコールテン鋼という無塗装の鉄板で覆われ、年月が経つごとに味が出てくるそう。
不思議な階段も…(笑)
工場内、天井からはタイレルの核ともいえるオリジナルフレームが吊り下がっています。
以前にも増してカラーリングが増えてカラフルに!
工場の隅々に自転車のパーツ、そして奥には溶接の機械がずらり。
人の手でTyrellの自転車は組み立てられ、国内外に運ばれていきます。
発送待ちの荷物には「マレーシア行き」の文字が。
Tyrellの自転車は東南アジアでも非常に人気が高いそう!
日本製ということでTyrellは「高嶺の花」なんだとか。
そして新工場に作りたかったという「ショールーム」もまもなく完成!
ここでタイレルの自転車に囲まれて色んなお話ができるようになりますよ〜!
Tyrell営業担当の渋谷さんにお話をお聞きしました。
渋谷さんが手にされているのは、今年の7月にちらっと見せてもらった…
新型フォールディングバイク「IVE(イヴ)」!!
「IVE(イヴ)」はTyrellの社名「アイヴエモーション」の頭文字をとって名付けられた折りたたみ小径車。
Tyrell10年の節目に誕生し、これから先10年を担ってくれるようにと祈りを込めて
この小さな車体を開発するまでにさまざまな研究をなされたそう。

「IVE」は折りたたみできる小径車(ミニベロ)。
Tyrellは過去にも幾つか折りたたみミニベロを発売してきましたが、
圧倒的に折りたたみ方が早いのが「IVE」のポイント。
ハンドルの赤いフックを押しながら…
後輪を前方に折りたたみます。
この時点で自立するので、小休止時やお買い物の時はこのスタイルで。
もちろんスタンドはついていません。
さらに前輪の上をコチョコチョっと触って、
前輪を後輪に並べるように収納。
ハンドルもハンドル根元をコチョコチョっと触ればぐんにゃりと折曲がり、うつむく形に。
最後にサドルを下げれば…完成!
小さなスーツケース大に変身しちゃいました!
サドルを持てばそのまま稼働できるので、
駅やショッピングセンターなどでもスイスイ。
カバーをかければ百貨店やショピングセンターの手荷物預かりに預けられるので、
盗難のリスクを回避することもできます。
もちろん電車や車にも積みやすいので輪行だって楽しめます!
それにしても折りたたむ速さにびっくり!
手馴れている渋谷さんに折りたたんで頂きましたが、
所要時間はなんと7秒!早い!
(渋谷さん)
「初心者でも折りたたみやすいのがIVEのいいところです
とくにワンアクションで後輪が折りたためるのは一番の特徴ですね」

IVEのタイヤは18インチ。
小さいタイヤの自転車はハンドルがフラフラする、と思っていませんか?
IVEは不安定さを解消するために、スポーツバイクの設計構想を車体に盛り込んで走りが安定するように作られました。
実は今年7月に発売前の「IVE」に乗せてもらっていた私。
常に別ブランドのミニベロに乗っていますが、IVEは走り始めが軽い軽い!
そしてスピードが落ちず、そのままぐんぐん走っていけるワクワクさを感じました。
変速は9段。軽さの微調整がしやすいので、大串半島などの坂道も軽々といけちゃいそう!
乗り慣れてもっと早く走りたくなってきたら、細いスポーツタイヤにカスタマイズすることも出来ますし
ギアは11段まで改造できますので、お好みにあわせてカスタマイズしちゃいましょう。

Tyrellの自転車といえば「軽くて早い」!
それだけにフレームの素材にも常にこだわっています。
IVEは見た目のかわいさを重視したかったので、
折りたたみだけど細いフレームに。
細いと強度が心配ですが、オートバイの車体設計を折りたたみの軸に取り入れているので
しっかり強さが保たれています。
フレームの素材は鉄の一種「クロモリ」。
通常のTyrell車よりは重たいけれど、それでも総重量は11キロ。
一般的なママチャリが15キロ〜20キロですので、非常に軽く感じます。
女性でも折りたたんだIVEを片手でひょいっと持ち上げることができますよ。

大人のホビーのひとつ、「自転車」
だからこそ、見た目のオシャレさやかわいさは重要!
IVEは5色のカラー展開があり、
- ホワイト×ライムグリーン
- ホワイト×メタリックグリーン
- 艶アリシルバー×マットブラック
- ワインレッド×マットブラック×ダークグレー
- チャコール×メタリックパープル
と、可愛い系からシックな大人系まで揃っています。

Tyrellは実は20万円〜30万円といった高級自転車ブランド。
そんな中、「IVE」はお値段を聞いてかなりびっくりしました!
IVEのお値段は¥148000(税抜)!
Tyrellの根本が受け継がれたスポーツ性の高い折りたたみ自転車が
このお値段で手に入るのはオトク!の一言。
海外からも憧れの日本製「Tyrell」がこのお値段で!?と
早速大人気車種になっているんだそうです。
(渋谷さん)
「今までいろんなTyrellの自転車があったから、ここ(IVE)に辿りつけました。
ロードサイクルのような軽くて早いミニベロを作る!と意気込んでTyrellができたものの
これまで作ってきたミニベロはスポーツ性が高すぎて、自転車を楽しむという部分はなかったんです。
純粋なサイクリングを楽しみたい人からベテランまでが楽しめる車体、それがIVEなんです」
4年前、初めてTyrellの取材でTyrellの自転車に乗って、その軽さと速さに感動して
ミニベロでゆるゆると走る「ポタリング」で癒され
ほぼ全員、サイクリングが趣味になったあそたつスタッフたち。
自転車に乗ればいつもの景色も、
ドライブの風景もガラッと変わることに感動しました!
新しい年、あなたもTyrellの自転車で新しい世界を覗いてみませんか?
最初の一歩に「IVE」は最適の自転車ですよ〜!

Tyrell (有限会社アイヴエモーション)
工場、ショールーム/香川県さぬき市寒川町神前1430-1【地図】
お問い合わせ先/0879-49-1613
お問い合わせ先/0879-49-1613
【Tyrellの自転車取扱場所(香川県内)】
- ciclo vita(シクロヴィータ)(観音寺市)
- オリーブサイクル(宇多津)
- シティサイクルズ(高松市伏石町)
- BICYCLE SHOP CLOUDS(高松市太田下町)→店頭でIVE実車見られます。