さぬき市造田是弘にひっそりと佇むお寺『施薬山悲田院 願興寺』
そんな由緒ただしい、願興寺で108つの除夜の鐘をつきませんか?
『願興寺の除夜☆59』と題し、年越しにかけてのイベントを行います!
除夜の鐘をつける整理券を配布するほか、琴のコンサート、記念品や茶菓子のふるまいなど盛りだくさん。
願興寺住職の樫原さんにお話をお聞きしてみました。
一見、普通のお寺ですが、旧寺跡から奈良時代の古瓦が出土したほど歴史は古く、
官寺(国立のお寺)の性格をもった古代寺院であったとされています。
香川県の古代寺院は兵庫県についで多かったとされていますが、そんな香川でも現在もお寺として残っているのは10ほどありません。
また、願興寺に所蔵されている聖観音坐像は国指定重要文化財に指定されています。
(写真はレプリカです。1月1日10:00〜15:00まで聖観音坐像の特別御開帳を行っています)
非常に歴史のあるお寺の本堂で琴のコンサートを行います。
気になったのは『願興寺の除夜☆59』というイベント名…
まさか今年で59回目の開催なんですか?
樫原さん「いえいえ、コンサートや催し物をするようになったのは10年ほど前です。
ただ59年前当時、除夜の鐘は簡略化されており、18つだけ鐘を鳴らすことが普通でした。
そんな中で、地元で古風な方がいらっしゃって、願興寺へ108つの除夜の鐘を鳴らしに来ていたんです。
熱心な方がいるものだなと、小学校4年生だった僕は覚えていて、そのときから数えて59としています」
ーなるほど!コンサートのようなイベントを行うお寺はこのあたりでは珍しいですよね。
「そうですね。誰でも気軽に来てほしいなと思って地元の色々なところで告知させていただいています。今年は和風な琴ですが、ジャズのライブもしたんですよ」
ーなぜ除夜の鐘イベントをしようと思ったのですか?
「僕が子どものころ、お寺は遊び場でしたが、今ではお葬式や法事などでしかお寺にいかなくなってきています。
よく『檀家じゃないのですが、除夜の鐘を鳴らしに行ってもいいですか?』と質問をよくされますが、
江戸時代ならお寺は寺子屋があったり、駆け込み寺として檀家関係なく地域に開かれたものでした。
昔のように、地域に開かれたお寺を復活したいな、と思いイベントを行っています。」
ー大晦日以外でも1月8日は新年護摩祈祷や15日にはおたき上げ、毎月8日に聖観音坐像の御開帳を行っていたり、能動的に何かをしているのが素晴らしいですね!
「やっと地元の人にも浸透してきました。いろんな方に願興寺で大晦日を過ごしてほしいですね」と樫原さん。
年明けにはうどんの振る舞いもあるそうです。
お寺は大きな池の目の前!ナビでお越しにくる際は電話番号0879-53-3054で検索してみてくださいね!
是非、この機会に『願興寺』へ足を運んでみてはいかがでしょう?
『願興寺の除夜☆59』
日時/2015年12月31日(木)
21:30〜除夜の鐘の受付開始
場所/願興寺【地図】
お問い合わせ/0879-52-3054


