年を明け、新たな年を迎えるときに行えば、
その年は良くないことを回避することが出来ると、言い伝えられている
「七福神めぐり」の風習。
七福神の信仰は室町時代末期に生まれ、七つの神様を巡って参拝することで七つの災難が除かれて、七つの幸福が授かると信じられてきました。
神様が家に滞在していると言われている、
「松の内(1月1〜15日までの期間)」までに挨拶をして回るのがいいとされています。
江戸時代に流行ったとされ、現在も人気のある七福神めぐり。
全国各地や香川県にも七福神を祀る寺社をまつる「さぬき七福神」などがありますが、15日までいかんせん時間がない!
そんな貴方にオススメしたいのが、さぬき市津田町の「津田の松原 琴林公園」です。
津田の松原の松のなかには、七福神の名前が付けられた松があるのを知っていますか?!
松の内に津田の松原で、「七福神松」を巡ってみてはいかがでしょう?
七福神松は、10ヘクタールの津田の松原 琴林公園内に点在しています。
七福神松の目印は、松の周りに巻かれた立派なしめ縄。こちらは津田町のお父さんたちの手によって作られたもの。
約4000本の松の中でひときわ存在感を放っていて、
幹の太さが3mを超えるものばかり。
樹齢600〜500年ともいわれる古木が多く、見ているだけで圧倒されてしまいます。
津田の松原の松の特徴である地面を這うような根と厚い樹皮に生命力と神秘性を感じます。
津田の松原琴林公園の無料休憩所には、七福神松の場所が書かれた地図が貼ってあります。
ゆっくり見ても1時間ほどで回れる、七福神めぐり。階段や大きな段差がないのも嬉しいところです。(津田の松原内には、こちらもバリアフリーの津田八幡宮がありますので、そちらもお立ち寄りしてみても良いかもです♪)
ぜひ、この『松の内』に行ってみてくださいね!