津田の松原で、3年ごしでついに発見しました!
『松露』!!
松露(ショウロ)は、松林の中に生えるキノコの一種です。
海際の黒松林によく生えるのだそうですが、
非常に見つけることが難しく、
しかし、『津田の松原を良くする会』の鶴身さんから
「みつけたよ〜!」との連絡をいただき早速見に行くことにしました。
さて、みなさん上の写真のどこかに松露がありますよ!
一体どこにあるでしょうか〜?
以前は、松原のそこらじゅうに生えていたという松露。
しかし、最近はその数もどんどんと少なくなっているだとか。
「だけど、毎年この辺りがよく生えているな〜」と津田の松原の達人・鶴身さん。
指差した出遭橋・見遭い橋にやって来ました!
みなさんもよくご存知の高級食材のトリュフの和名は、
セイヨウ『ショウロ』!
ショウロとの間の類縁関係は非常に薄いですが、生え方が松露とよく似ています。
つまり、見つけづらい!!
ぐるりと見渡してもキノコらしきものが見当たりません。
そんな中、地面をじーっと見つめる鶴身さん。
こんな風に土が盛り上がってるところはしばらく経つと松露が生えてくる合図なのだそう。
鶴身さんは、この時期このように砂が盛り上がっている場所を探して、松露が生えているか探しているそうです。
「あったよ」と教えてくれたのがこちら!地面からちょこっと頭を出しているこの子が、
『松露』なんですね!
これは確かに分からない…
わかりやすい松露も発見!
こちら、かなり大きいです!
「これは生えてから大分日にちがたっているね」と鶴身さん。
育ち切った松露はどんどん黒く変色していくそうです。
さて、先ほどの問題の回答です!
『松露』はどこ〜〜だ!!
正解はここ!
本当に見つけづらいですね〜。
鶴身さんは「生えていることに気づかないで、蹴飛ばされている松露もよく見るなぁ」
蹴飛ばされた松露を置いてあるから見においで〜とのことだったので見に行くことにしました!
見れば見るほどトリュフみたいですね!
割って香りをかいでみるとキノコの匂いと少しだけ松茸のような香りがしてきました〜!
「まだまだ数は少ないなぁ。今週末の雨が降ったらもっと生えてくるかなと期待しているんだけど」と鶴身さんは話されていました。
あなたも春の松原で松露探しにチャレンジしてみてはいかがですか?
(見つけた松露は持って帰らずに、成長を見守ってあげましょうね!)