こちらはさぬき市津田にある津田の松原海水浴場の1988年のときの写真です!
見てもわかるように人がびっしりですね。
この頃は、夏はJRさぬき津田駅では臨時列車が出ていたほど、
多くの人で賑わいました。
そんな昔の津田の松原海水浴場の話を聞いているときに必ずお聞きする話がありました。
「臨時列車を降りた人が津田の駅から海水浴場まで道に行列を作っていた」というお話。
当時の賑わいがよくわかる話ですが、さぬき津田駅から津田の松原海水浴場までの道は広く、ルートも多くあります。
昔と今の違いがあれど、道に行列なんてできるものなのか、疑問でした。
その疑問を津田の松原の達人・鶴身さんにお聞きすると意外なことを教えてくれました!
鶴身さん「昔は、さぬき津田駅から海水浴場まで近道が出来る細い道があって、そこに行列が出来ててたんです」
なんと!
鶴身さん「今もその道の一部が残っとるから案内してあげるわ!」
「ここですよ」と教えてくださった場所は、今のさぬき市津田公民館の裏側でした。
「昔は、この辺りまで全部松が生えていたんだよ」と鶴身さん。
「僕の生まれた家がこのあたりなんだけど、子どもの時は夜になると歩くのが怖くてねぇ」と続けます。
確かに公民館近くにその当時からあったのか松がありました!
そして、こちらが行列ができたという裏道です。
今も100メートルほど当時のまま残っています。
確かにこの狭さなら行列が出来てもおかしくないかも。
そのまままっすぐ進むと11号線を挟んで列車の線路が見えました!これは近道!
11号線が出来た時に高く舗装されていて、線路沿いの道は残っていません。
写真の溝の石段になっている高さが当時の道の高さだそうです。
今も線路沿いを通勤などで使っている人もいるんだそうです。
なぞが解けてすっきり!
私も、津田の松原海水浴場にいく時はこの裏道を通ってみます!