週末はさぬき市各所で桜が満開!
お花見日和でしたね。
こちらは桜…ではなく「桃」の花!
さぬき市造田「飯田農園」は満開を迎えた桃、すももの木でいっぱい!
2016年4月2日(土)には
野菜ソムリエの須賀ひとみさんが主宰する「地讃地shok」のイベント
「桃のお花見ワークショップ in 飯田農園」が開催されました。
もちろん「花より団子」な時間も♪
桃の産地に住みながらも知らなかった
「桃」のアレコレが勉強できたお花見の様子をご紹介します。
晴天、お花見日和の4月2日(土)。
さぬき市志度と長尾を結ぶ県道志度山川線沿いにある
飯田農園直売所は桃のシーズンオフである現在はお休み。
でも直売所前の桃の花は満開です♪
「地讃地shok」代表、須賀ひとみさんと飯田農園の飯田さんからまずはご挨拶。
「飯田農園」は桃を生産し始めて飯田さんで4代目。
このエリアの水田で昔から米麦を多く生産していましたが
だんだんと果樹の面積を増やして今では桃、すももの生産を行っています。
詳しくは農園で…ということで、早速歩いてすぐの飯田農園の農園へ。
桜よりは背の低い木々がならぶ桃農園は、場所によって花が満開だったり、つぼみだったり、すでに散っていたり
白い花、ピンクの花、濃いピンクの花だったりと様々!
まずは「すもも」のお花見。
可愛い白い小花をつけたすももを前にすもものご紹介。
小ぶりな白い花が球体に集まって、まるでぼんぼりのよう。
すももも桃も、早く花が咲くものほど遅く実をつけるそうです。
「すももの品種は11種類ほどあります」という
飯田さんのコメントに参加者からは驚きの声が。
品種によって、酸味、甘み、香り、大きさが変わり
毎年6月〜9月にいろんなすももの品種が直売所に並びます。
1年に1回、2週間ほどしか収穫時期がなく
飯田農園では完熟するまで枝に実を置くため、収穫期は大忙し!
こちらは桃の木にすももの枝を接ぎ木して1年のもの。
接ぎ木から伸びる枝は、接ぎ木した遺伝子を持ちながら成長するそう。
2年たつとこのくらい大きくなり、
20年たつと立派なすももの木に成長♪
次は桃の花咲く農園へ。
これは9月に実をつける黄桃の仲間「黄金桃」の花。今が満開です。
桜の花と違って、つぼみが布のようにふっくらとして花びらが大きい「桃の花」
今、農園ではつぼみを手作業でちぎって、受粉のための花粉を取る作業が行われています。
お天気の良い日は仕事日和!
ここでレジャーシートを広げて、須賀さんと飯田さんの「桃」講座スタート。
桃の起源や桃の美味しい部分、
産毛をとれば皮ごと食べられること、
桃の美味しい切り方はアボガドと一緒…などなど教えていただきました。
(須賀さん)
「桃栽培の大変なことは?」
(飯田さん)
「野菜だと機械でできる作業も桃はすべて手作業です。
こまめに手入れしなくてはいけないし、実もデリケートなので野菜のように積み上げられないのが大変ですね」
桃の1個1個に愛情がたっぷりつまっているんですね〜。
普段、何気なく手にとって食べている桃のありがたみを感じるお話がいっぱい。
野菜ソムリエの須賀さんからは桃に関する故事も。
(須賀さん)
「『李(すもも)下に冠を正さず』は、すももの木の下で冠を直すと、まるですももを盗んでいるように見える。
つまり、疑われることは最初からするな、という意味をもつ故事成語なんですよ〜」
参加者のみなさんも飯田さんに質問タイム。
「皮をむかずに食べていいってことがわかりました!」
「桃は飯山のイメージがあったけど変わりました」
など、桃について新発見の多い時間だったよう。
そしてお待ちかねのお花見弁当タイムは、みんないっしょに「いただきます〜〜♪」
高松市「茶房太朗」さんの手作りお弁当を頂きました。
桃の花を眺めながらお弁当を食べる…なかなか出来ない体験です。
桃の産地だからこそできること。
農園で過ごした後は直売所へ。
お土産に飯田農園特製のすももシロップを使った「すももジュース」と
すももとお砂糖だけで作る「まるごとすももシロップ」をいただきました。
汗ばむ陽気だったので、農園で走り回った子どもたちもすももソーダでクールダウン。
すももとお砂糖だけの爽やかで甘酸っぱい美味しさにみんな惚れ惚れ。
ソーダもあっという間に空っぽに…
参加者のみなさんからは「楽しかった!」という声がたくさん聞こえてきました。
(香川の桃の産地、飯山から来られた男性&その奥様)
「まだまだ地元のことについてまだまだ知らないことが多いなと思いました。
こんなイベントがあればまた参加したいです」
「実際に農家の人の顔を見て話を聞けて、また桃を食べにやってきたいなと思いました!
畑の中で食べるお弁当も美味しかったです」
(野菜ソムリエ 須賀ひとみさん:写真一番右)
「消費者のみなさんに生産の場を見てもらう機会はなかなかないので、
今回はいいきっかけになったと思います。
つくり手さんが食べる人を見て、桃を作る楽しみが出来たり
食べる人が作り手さんをみて、また桃を買いに来ようと思ってもらえたなら嬉しいです」
(飯田農園 飯田さん、飯田さんの奥様:写真真ん中、写真左)
「桃を作っている畑をみなさんに見てもらうというのは初体験でした。
ゆっくりお話もできましたし、こういうきっかけがないと
皆さんに桃のことをお話することがないのですごく良かったです」
食べる人と作る人が繋がることで、地元のものがもっとおいしくなる!
そんなきっかけの一つになる素敵なお花見イベントでした。
7月の桃の時期が楽しみです〜♪

今後もさぬき市の生産者とともに開催するものがありますので、ぜひあなたも参加してみてくださいね!
次回は2016年6月19日、米麦工房かべっこでの田植え体験ですよ〜!
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2016年4月10日(日)
東かがわ市での「とらマルシェ」
高松市サンポート「さぬきマルシェ」に出店!
美味しいすももソーダ、すももアイスに出会えます♪
第22回地讃知shokイベント〜桃でお花見 in 飯田農園〜
開催日時/2016年4月2日(土) 11:00〜13:00
場所/飯田農園(さぬき市造田)【地図】
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飯田農園 直売所
香川県さぬき市造田宮西1329-6【地図】
営業時間/10:00〜17:00(毎年7月〜9月にオープン)
定休日/台風がきたらお休み
駐車場/有
お問い合わせ/
直売所TEL:090-7629-2107
TEL:0879-52-3053
FAX:0879-52-3086
メールアドレス:imomo@m61.sanuki.ne.jp
HP:http://ew.sanuki.ne.jp/momoya/
香川県さぬき市造田宮西1329-6【地図】
営業時間/10:00〜17:00(毎年7月〜9月にオープン)
定休日/台風がきたらお休み
駐車場/有
お問い合わせ/
直売所TEL:090-7629-2107
TEL:0879-52-3053
FAX:0879-52-3086
メールアドレス:imomo@m61.sanuki.ne.jp
HP:http://ew.sanuki.ne.jp/momoya/
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