さぬき市JR造田駅前広場で定期的に開催されている
「造田ふれあい市」
2016年5月でとうとう5周年ということで
それを記念して盛大に開催された
2016年5月7日(土)の「第67回造田ふれあい市」に行ってきました。
手作りの美味しいもの、地元のみなさんの笑顔いっぱいの
まさに「人よし、食よし、さぬきよし」イベント♪
県外からさぬき市に移住された方も参加する様子をレポートします。
「造田ふれあい市」はさぬき市造田、JR造田駅前広場で月に1〜2回開催されているトラック朝市。
地元の農家さんやお店の方が手作りのものを持ち寄って販売するほか
主催の「来てんまい造田」、「造田地域いきいきネット」のみなさんによる催しが行われてます。
(造田ふれあい市について詳しくはこちら)
2016年5月7日(土)は、ふれあい市5周年を記念してのスペシャルデー。
9:00のスタート前から会場にはお客さんがいっぱい!
まずは販売ブースをぶらり。
朝採れたての野菜もたくさん登場する「ふれあい市」。しかもお安い!!
この日は旬のスナップエンドウ、さやいんげん、そら豆、レタスなどの春野菜がいっぱいでした。
野菜をトラックいっぱいに積んでこられた「ポレポレ農園」はさぬき市大川町にある団体。
道の駅や個人に向けて野菜を販売するほか、全国の生活困難な家庭に向けて無料でお野菜をお届けしているそう。
作っているのは引きこもりや様々な理由で不登校になっている人たち。
農作業を通じて仲間とのふれあいや社会復帰を目指しています。
こちらは「造田ふれあい市」初回から参加されている笑顔会さんの「名物ドーナツ」!
1個100円でふんわりした食感の優しい味♪
この味、懐かしくて美味しい〜。
「とっても美味しいし、みんな素敵な笑顔でしょ〜〜」
と迎えてくださった「笑顔会」のみなさん。
牟礼にある歌謡音楽教室に通うみなさんで結成されたボランティア団体で
手作りの唐辛子、カット人参、牛乳寒天がお客さんに大人気なのだとか。
初回から参加しているといえば、高松市の焼き鳥屋「大関」さんもそう。
お店でも出されている「から手羽(手羽を開いた唐揚げ)や焼き鳥、もつ煮、そして燻製のナッツを販売!
この燻製ナッツが普通のもの以上に濃厚な味わいで、私のお気に入りになってしまいました!
さぬき市の障害者支援施設「のぞみ園」「きんりん園」さんもパンやシフォンケーキなどを販売。
利用者さんも接客をしてくださいました♪
(のぞみ園 スタッフさん)
「参加する身ですが、実は他の出店者さんが出されるものを見るのが楽しみなんです。
新鮮なお野菜はやっぱり魅力的ですよね!」
自家栽培のらっきょうや朝どれのレタスを販売していたのは、地元造田に住むみなさん。
普段は自家用に野菜を作っているけれど、この市だけ特別に販売するという方がたくさんいらっしゃるんです。
(造田の出店者さん)
「趣味で野菜を作っていたけれど、ここで販売するようになって
この野菜、喜んでくれるかな?売れるかな?とますます野菜作りが楽しくなってきました。
うちのそら豆は色も味も濃くて美味しいですよ!!」
そうこうしているうちに、会場内に行列が。
ほどなく待望の「お楽しみ抽選会」がスタート!
お花の苗や出店者さんからのプレゼントが当たります!
「どうぞどうぞ〜」とお誘いいただき、私も抽選会に参加させてもらいました。
ん!
18番!?
これは一体なに当たり??
なんとなんと、お味見して大のお気に入りになってしまった「大関」さんの燻製ナッツが当たりました〜〜!
めちゃくちゃ嬉しい〜〜〜!!
子どもたちにはとあるキャラクターのバルーンアートや手品が大人気!
時々造田ふれあい市に出没するというこのキャラクター。
毎回こどもたちに囲まれるのだそう。
そして広場では「笑いヨガ」がスタート。
身体を動かしたり、手を叩いたり、口角を上げてワッハッハ!と大笑いしたり…
参加されていたおとうさん、おかあさんたちの表情がどんどん柔らかくなっていきます。
笑いヨガを指導されていたのはさぬき市志度に住む内柴さん。(写真左)
実は愛知県豊田市からさぬき市を選んで移住されてこられた方なんです。
同じ県外移住者であり、さぬき市集落支援員の吉田さん(写真右)とも意気投合のご様子。
(内柴さん)
「志度に移住して来月で丸2年になります。
定年後は移住するつもりで、まずは小豆島に体験宿泊して瀬戸内海が気に入り…
その後、高松で半年間家を借りて県内の海の綺麗なところを探したんです!
結果、見つけたのがさぬき市志度の高台。
今は五剣山、屋島、志度湾に沈む夕陽を眺めながら毎日ワインを飲んでいますよ」
(内柴さんの奥さま:写真真ん中)
「移住して最初の半年は知り合いがいなくて馴染めなかったけど…
このふれあい市に参加するようになって、地元のお知り合いが一気に増えました。
手作りのお野菜を頂くこともあって、それがとても美味しいんです!
人も野菜も優しくて、移住してさらに発見することがたくさんありました」
移住後もふれあい市をきっかけにますますさぬき市生活を楽しまれている内柴さんご夫妻。
現在は東願寺にてお遍路さんのお接待をされたり、志度で笑いヨガをされているそうです♪
そして本日のステージ、メインイベントの「歌のステージ」
高松市牟礼町で歌謡教室をされている落合さんや生徒さんの歌が始まりましたが…
この落合さんこそ、ぜひお会いしたかった人!
「造田ふれあい市」で毎回流れている楽曲「造田ふれあい土曜市」というテーマソングを作詞作曲された方なんです!
(作曲家 落合信良さん)
「主催者の美馬さんから土曜市になにかBGMがあればいいのにね、と言われて作ったのが『造田ふれあい土曜市』です。
おじいちゃんからお孫さんまで楽しんでいる市の雰囲気をそのまま歌にしたんです」
この日も締めくくりは落合さんの歌う「造田ふれあい土曜市」♪
周年記念を迎える毎年5月には歌のステージがありますので、みなさんもぜひ一度生歌でご堪能を!
(造田ふれあい市主催の美馬さん)
「5周年を迎えてこんなに盛大になるとは思いませんでした!
順調に市が大きくなって、みなさんも笑顔で過ごしてくださってとても嬉しいです」
地元の人がどんどん繋がる「造田ふれあい市」
次回の開催は2016年5月21日(土)
ぜひあなたも遊びに来てくださいね♪