夏は「野外音楽広場テアトロン」のライブでお馴染みのさぬき市大串半島。
芝生広場からテアトロンに向かう階段を降りた右側に
江戸時代中期に高松藩によって設置された「狼煙(のろし)場跡」があることをご存知ですか?
戦争の合図や舟との連絡機関として、東讃には引田や三本松、馬が鼻、そして大串にたくさんの狼煙場が作られていました。
狼煙場は日本全国、そして世界各国にも存在する遺跡でもあります。
そんな狼煙場から同日同一時刻に煙をあげて、その地域の人々と気持ちをつなごうというイベント
「見ぬ友と心結ぶ のろしリレー2016」が
2016年7月16日(土)10:00〜12:00開催されます!
「見ぬ友と心結ぶ のろしリレー2016」は広島県安芸市の絵下山を活動拠点とする3団体が企画。
2014年にスタートし、昨年には広島をはじめとする瀬戸内沿岸の地域団体と、企画に賛同する国内外の団体が参加。
98箇所から同一時刻にのろしがあがりました!
昨年さぬき市では文化財保護協会志度支部の方々が大串半島の狼煙場で参加。
(その様子はこちらをチェック!)
今年も大串半島は「のろしリレー」に参加し、10:00から大串半島狼煙場にてのろしを上げ
同時に目と鼻の先である小豆島の白浜山釈迦ヶ鼻、田ノ浦、大角と交信を行います。
昨年は大串、小豆島地蔵崎間でお互いにお互いの煙を確認することができました!
さらに今年は「幕末時代の伝達方法の実態解明」と題して新たな実験が行われます。
同じく狼煙場として活躍していた大串半島東側の馬ガ鼻にて観測本部を設置。
9:30から太鼓や獅子舞の鐘、ハト笛などの鳴り物や鏡などで「音」「光」がどのくらい伝達するのかを観察。
データをとるそう!
今年は一般の方の見学もOK!
現場の大串で幕末の連絡方法の実態を体感してみませんか?
またのろしリレー当日の7月16日(土)は
各団体ののろし上げの様子が順次Facebookにもアップされます。
こちらもぜひチェックしましょう!
【見ぬ友と心結ぶ のろしリレー2016】
開催時期/2016年7月16日(土)10:00〜12:00 (天候不順の場合は17日に延期)
9:30〜 音響信号実験、光実験(大串自然公園芝生広場)
10:00〜 のろし発煙点火
↓開催場所はfacebookをチェック↓
facebook/見ぬ友と心結ぶのろしリレー(Smoke signal)
お問い合わせ/
広島市役所 安芸区 地域起こし推進課 (TEL:082-821-4904)