さぬき市で集落支援員として活動する松木さんが、
3年間の活動の集大成として、
冊子「ええとこさぬき 聞きしるべ」を制作しました!
集落支援員のお仕事の中で、
さぬき市でも特に過疎が進む
前山、小田、北山、田面、富田東、多和地域
にあるお宅を1件1件回り、お話を聴いていった松木さんだから見ることが出来たさぬき市の「ええとこ」が詰まった1冊となっています。
こちらの冊子を中心となって制作した松木さんにお話をお聞きしました!
Q.「ええとこさぬき聞きしるべ」を作ろうと思ったきっかけを教えてください
2013年の8月から集落支援支援員の活動をしていたときから地域の人の話を聴いたことを、冊子のように形にしたいという気持ちがありました。
私もさぬき市出身で、さぬき市にずっと住んでいます。だけど同級生や若いひとでふるさとに愛着をもっている人がいない、なと感じでいました。教育実習で教えた中学生の声を聞くと都会に出たいという声を多く聞いたり、同じ世代で地元に戻ってきている人がいない。
私もさぬき市出身で、さぬき市にずっと住んでいます。だけど同級生や若いひとでふるさとに愛着をもっている人がいない、なと感じでいました。教育実習で教えた中学生の声を聞くと都会に出たいという声を多く聞いたり、同じ世代で地元に戻ってきている人がいない。
自分自身も都会に憧れる気持ちもあったけど、自分はさぬき市が大好きで…自分の中でも周りの声と自分の気持ちの中で感じた『もやもや』を解決したい、そのためにはさぬき市のルーツを知りたいと思ったんです。
去年11月くらいに今回の冊子に乗っている前山地区の細川さんに前山のルーツになるような話を聞く機会があり、その思いが強くなり手にとって渡していきたいと制作を決意しました。この冊子には、集落支援員としての私の卒業論文のようなもので3年間の活動が詰まっていますね。
Q.13ページの冊子は各地区の元気な地元で頑張る人の活動が掲載されていますね。ここまでまとめるのは大変だったと思います。作る上で苦労を教えてください。
今回、文章も執筆したのですが、もともと得意ではなかった言葉を引き出すことが大変でした。でも、そこまで辛いことはなかったです。
今回取り上げた6地区は人口が減ったり、高齢化が高まっている地区。同じ集落支援員の吉田さんと3年間で回って話を聴いた場所です。
過疎が進む地域の人にお話を聴いて、「不便」という声も確かに聴きましたが、現場に出てみると日々を豊かに暮らしている人こそ多いと感じました。実際に3年間活動してきた自分自身も、皆さんに出会って豊かさの価値観が変わっていきました。
Q.本には松木さんがからこそ感じられたさぬき市の魅力が詰まっています。松木さんにとってのさぬき市はどんな場所ですか?
難しいですが、俯瞰的に見たさぬき市は「きらきらした」イメージです。
宝石箱をころがしたような…「原石がいっぱいつまっている」感じ。
冊子を作るときにも、そのことを伝えたらこの表紙になりました。すごく気に入っています!
Q.「ええとこさぬき市を」どんな人に見てもらいたいですか?
お世話になった集落の方、さぬき市以外でも過疎が進んでいる方に渡ししていきたいです。
さぬき市のいいところが詰まっていて、読んでいると元気をもらえる内容になっていると思います。
他の地域の人がこんな活動をしていることを伝えていきたいです。自分の地元の同級生や同じ世代の若い人たちにも渡して上げたいですね。
今回冊子を作って、「3年前に感じていた『もやもや』も少しすっきりしました。」と話す松木さん。
今回の冊子はええとこさぬき市HPにPDFデータでアップされています。
松木さんは今後も集落支援員の活動を続けていきます。
是非、「ええとこさぬき聞きしるべ」を読んで感想を伝えてあげてくださいね!
お問い合わせ/さぬき市総務部政策課(TEL:087-894-1112)
ええとこさぬき市