たくさんの方がお盆休み最終日を過ごしていた2016年8月15日(月)。
さぬき市大串半島にある「さぬきワイナリー」で
今年最初のワインの仕込みが行われました。
毎シーズン最初に仕込むのは、収穫したての香川県産デラウェアで作る新酒の白ワイン。
今年のぶどうは梅雨開け後の雨も少なく、糖度が昨年よりもグッと上がって22度!(昨年は17度)
なかなか見ることが出来ない新酒の仕込みの様子、お見せします♪
毎年お盆すぎに行われるさぬきワインの初仕込み。
まずは香川県さぬき市、高松市で出来たデラウェア1トンを
新酒白ワイン1000本に仕上げるために仕込んでいきます。
さぬきワイナリーのタンク室から出た屋外で、
デラウェアを除梗破砕機にかけ、実を潰しながら枝を取り除いていきます。
枝だけ綺麗に出てくるのに感動〜!
しっかり潰して果汁を絞りとるのは隣の機械「搾汁機」。
デラウェアならではの甘くてフルーティな香り!
このまま飲みたい〜!!
ここからパイプを経由してタンク室の大型タンクへと果汁を運びます。
1トンのデラウェアの果汁をこの中で発酵、熟成していきますが…
タンクの表面に触ってみると…
ひんやり!つめた〜〜〜い!!
ひえひえの麦茶ポットのように結露しています!
実はタンクの周りに温度調整した冷却水を流し、低温発酵できるように工夫しているんです。
これもデラウェアならではの甘い香りを残すため。
白ワイン、赤ワインのタンクごとに温度管理を行い、仕上げたい味わいによって温度管理がされているんですね〜。
この日仕込んだワインは10月下旬〜11月初旬に発売予定の「新酒白」になります。
発売予定本数は1000本。
今年もいつもと同様、フルーティな香りを残しつつ、味わいは甘くない中口になるようです。
今後は10月初旬までランブルスコ、甲州、マスカット・ベリーA、香大農R-1とワインの仕込みが続いていきます。
香川県のぶどう100%で仕込む上、香大農R-1は一部さぬきワイナリーのスタッフさんが農園を手がけていて、ひときわ思い入れの強いワインとなりそう。
秋のさぬきワインシーズンを今年もお楽しみに♪
待てない方は、さぬきワイナリーでこれまでのワインの無料試飲を楽しんでみてくださいね!
【はみだしワイナリー情報】
ワイナリー隣の物産館では、ワインぶどう農園でさぬきワイナリースタッフさんが育てているピオーネが販売されています。
大粒で甘い! なのにものすごくお得な価格なんですよ〜〜!
今だけの目玉商品! ワイナリーに立ち寄った時には、物産館のぶどうコーナーも覗いてみてくださいね!
(※収穫スケジュールにより販売がない日もあります)
さぬきワイナリー さぬき市物産センター
住所/香川県さぬき市小田2671-13 【地図】
見学時間/9:00〜17:00