香川県内は高校文化祭シーズン♪
さぬき市志度にある県立志度高校では、2016年10月1日(土)、2日(日)に「志度高祭」が行われます。
クラス&部活動の展示はもちろん、授業で学習したことを活かした展示が幾つかあります。
その一つ、地域商業研究授業で生まれた「地元の食材を使った志度高限定スイーツ」を今年も販売!!
今年のスイーツは「ポテ衛門」&「かりんちゃん」ですよ〜♪
志度高校商業科では3年生になると地元のことを調べ、形作る選択授業「地域商業研究」があります。
その一つが志度高オリジナルスイーツづくり。
香川県の食材を使ったスイーツを、さぬき市志度のお菓子屋さん「風月堂」と一緒に考えていきます。
毎年10数名の生徒たちが取り組み、毎年違ったスイーツが誕生!
そのお菓子は志度高の文化祭「志度高祭」やさぬき市のイベントで販売されているんです。
今年の地域商業研究、お菓子チームは男子を含め10数名。
水曜、金曜の選択授業の時間を使って、まずは地元の食材調べからスタート。
坂出金時人参、まんのう茶、黒豆、かぼちゃ、塩、まんば、和三盆など、インターネットを使ってさまざまな食材を探したそう。
その食材を使ったお菓子のアイデアができたら、風月堂さんと話し合いながら、試食を重ねて商品を作っていきます。
今年のスイーツは2種類!
一つは男子チームが考案した「ポテ衛門」
地元で作られるさつまいも「鳴門金時」を餡として挟んだどらやきです。
男子チーム
「もともとはさつまいものどらやき生地に和三盆クリームを入れたかったんです。
風月堂さんに相談したら、さつまいものどらやきはいいアイデアだね!と言われて、決定しました」
看板にはさつまいもスイーツ考案の父、市原くんの描いた「ポテ衛門」が…
男子、意外と広報力が高い!
実際の「ポテ衛門」はこちら。
風月堂の職人さんである三木さんが食べやすさを考え、餡には鳴門金時と少しの白下糖、バターを加えたコクのあるものに。
お芋餡にあうよう、どらやきの生地もきめ細かくなる工夫がなされています。
志度高の焼印も入った「ポテ衛門」
1個180円、志度高祭では300個の限定販売です♪
もう1種類は女子チームから生まれた、讃岐の郷土料理「醤油豆」スイーツ「かりんちゃん」
かりんとう生地に醤油豆を練り込み、さらに飴がけのときにも醤油豆を散りばめるという贅沢かりんとう。
意外に好き嫌いが別れる「醤油豆」をなぜ食材として選んだの?と聞くと…
女子たち
「醤油豆が好きだからです!
醤油豆のいろんなお菓子を考えたんです。醤油豆大福、醤油豆ロールケーキ、醤油豆だんご…
その中でもかりんとうは珍しいよねって風月堂さんが言ってくださったので、かりんとうに決めました」
生地にはたっぷり醤油豆が混ぜ込まれているので、ご覧のように醤油色〜!
ただ、生地に混ぜ込むと醤油豆ならではの香ばしさが失われていくので、皮ごと粉砕して混ぜ込んでいるんだそうです。
さらに牛乳ではなく豆腐を入れているので、とても健康的!
風月堂 三木さん
「醤油豆の皮も硬いものがありますが、混ぜ込んでも口に残らないソフトタイプの醤油豆を選んでいます。
さらに白下糖の蜜がけ、少しの醤油で醤油豆感を出します。
風月堂では初めてかりんとうを作りますが、なかなか満足度の高いものが出来たと思いますよ」
「かりんちゃん」は1袋40g入り(7〜8本入り)で150円、志度高祭で200個限定の販売です!
1本でもかなりの噛みごたえ、甘しょっぱのバランスが最高で、手頃な価格が嬉しいスイーツです。
(写真左より寺竹さん、野崎くん、小野さん)
「志度高ならではの実践的な授業で、他では体験できない販売も体験できるのが嬉しい!」
「これまで知らなかった地元の食材も知ることが出来て良かったです」
「食べることが好きなので(笑)楽しみながら作ることが出来てよかったです
ぜひ買いに来てくださいね〜!」
志度高生のアイデアがまた一つ、さぬき市のお菓子の達人の力で新しいスイーツになりました!
今日、明日は志度高校で美味しい地産地消スイーツを味わってみてくださいね♪
平成28年度 志度高祭
開催期間/2016年10月1日(土)、2日(日)
開催時間/10:00〜13:30
場所/香川県立志度高等学校【地図】
お問合先/(087)894-1101