谷川俊太郎さん曰く、
ドン・キホーテのように、
人間が作った
文字に、
言葉に、
意味に
がむしゃらに挑戦し続ける。
そんな墨アーティスト 樋笠幸三さんの展覧会が
さぬき市昭和にある「茶寮 三日月とうさぎ」で始まりました。
わたしたちも墨で気軽に遊べる樋笠幸三さんのワークショップも開催されますよ♪
樋笠幸三さんは香川県善通寺生まれ、76歳の墨アーティスト。
10歳から書道教室に通い始め、青果卸の仕事の傍ら66年間ずっと筆を握られてきました。
「金丸座」NHK放映タイトルの題字を手がけられたり、太鼓やレッド・ツェッペリンなどの音楽に乗せて墨で白紙に描いていくインスタレーションなど、そのジャンルは様々です。
期間中「茶寮 三日月とうさぎ」に展示される作品は40〜50点ほど。
うちわや短冊などの小さなものから、幅3m60cmの屏風などが、樋笠さんのイメージのままに庭園や座敷、店内に飾られます。
ちょっとお気に入りになってしまったこんなユニークな作品も!
樋笠さんの作品は「書」というより「墨で遊ぶ」
持つ筆もペンキ筆から、長い竿の先に垂らした細長い筆までいろんな形があり、描かれている様子を見ていると筆が楽しそうに遊んでいるよう。
(茶寮 三日月とうさぎ女将 板谷加寿美さん)
「樋笠さんの作品を初めて見たとき、型にはまらない、エネルギーあふれる字に驚きました。
一体どんな人が書いているのかと気になり始め、昨年初めて樋笠さんにお逢いすることができ、そのお人柄にも惹かれました。
東讃での個展は珍しいですので、この機会に墨から感じるエネルギーを吸収して、お客さんには元気になってもらいたいです」
会期中の10月10日(月・祝)、23日(日)は樋笠さんが直々におしえて下さる「墨のワークショップ」が開催されます。(参加費2000円、1ドリンク付き、材料費込み※Tシャツは持参)
色紙、うちわ、Tシャツなどに墨で落書きをして遊ぼう!というもの。
筆の持ち方や書き方もレクチャーして下さいます!
少し早いですが、来年の年賀状に使える作品を作ってみたいなと思いました♪
書道が苦手、あまりじっくり見ることがない…というひとにこそ体験してもらいたい
樋笠幸三さんの墨アートの世界。
ぜひ茶寮 三日月とうさぎの美味しいランチを召し上がりながら、ゆっくりご覧下さいね♪
【樋笠幸三展〜墨に酔い、遊ぶ】
会期/2016年10月1日(土)〜10月31日(月)11:00〜15:00
場所/茶寮 三日月とうさぎ(香川県さぬき市昭和1479−5)【地図】
定休日/火曜日
お問合先/0879−52−5850
【樋笠幸三さんのワークショップ】
※必ず開催1週間前までにお電話でご予約ください。
開催日/2016年10月10日(月・祝)、10月23日(日)
開催時間/15:00〜16:30
場所/茶寮 三日月とうさぎ
定員/15名
内容/色紙、うちわ、Tシャツなどに墨で落書(楽書)します
参加費/2000円(1ドリンク代、材料費込み)※Tシャツに描きたい方はTシャツをご持参ください。
ご予約、お問合先/0879−52−5850
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