外出時、まるで自分の部屋のようにくつろげる空間がほしいとき、ありませんか?
そこに美味しいものがあれば、さらに幸せ。
そんな方に足を運んでもらいたい、さぬき市津田町の「Cafe ゆるりと。」
オープンから半年。
相変わらず多種多様なタイトルの本たちが迎えてくれますが
ランチやスイーツメニューが一新し、ここで過ごす楽しみがより増えました。
「Cafe ゆるりと。」はさぬき市津田町、津田交番の交差点から南へ山を登ると、坂の途中に見えてくるカフェ。
ヨーロッパの一軒家のような青い扉の佇まい。
周りには店主の安芸さんが育てているレモンや植物たちがのびのびと過ごしています。
もともとイタリアンレストラン「ラ・フレスカ」として営業していた店内。
ブックカフェに路線変更してからは、安芸さんが趣味の大工仕事で作り上げた本棚、テーブルを配置し
何処に座っても手を伸ばせばすぐに本が手に取れるような雰囲気に。
タウン誌、ファッション誌もありますが、読むと自分の生活が楽しくなる本がいっぱい。
家具、自然、栽培、料理、旅など、なかなか本屋さんでも見かけないレアな本のラインナップに興味を惹かれます。
意外と自然科学系の本を手に取る人が多いそうで、中でもふと手に取ってしまうのがこの1冊。
動物の死んだ姿を撮影した写真集ですが、グロテスクではなく、動物が土に還って行く様子をそのまま眺められる貴重なもの。
私も読ませてもらいましたが、美しい自然の光景だなと感じました。
さて、メニューはオープン時から少しリニューアルしました!
開店時間から閉店までオーダーできるランチセットが登場。
ラ・フレスカ時代にお客さんのリクエストから生まれたリゾットなどがスープ、サラダ、ドリンクとセットで1000円からオーダー出来ます。ご飯の量も調節できますよ。
和食党である店主の安芸さん自身が食べたくて作ったメニューが「スパイスドライカレー」
オープン時は白いご飯の上にキーマカレーをかけていましたが、味わいのバランスを考えて
ダシで炊き上げたピラフとキーマカレーを炒め合わせたものにリニューアル。
ベビーリーフのサラダと自家製の福神漬けを添えて。
噛みしめるとクミンやカルダモン、クローブの香りがふわっと広がります!
配合しているスパイスは12種類。
あえて粒胡椒とクローブは荒叩きにしているのだそう。
しかし辛すぎることはなく、まろやかな甘さも感じられる不思議なドライカレーです。
ランチには+200円で自家製スイーツもオーダーできます。
以前よりドリンクもケーキの種類も増えました!
特にお庭のレモンで仕込んだ自家製レモンスカッシュ、今後登場する予定のすだちシロップ・トニック割りもおすすめです♪
さらにカフェ・スイーツとして新しく登場したのが、手作りの「自家製ワッフル ジェラート添え」
イーストで作る生地をワッフル用のフライパンで丁寧に焼き上げ、卵、牛乳、お砂糖のみで作る自家製ジェラートをオン。
焼きたてのバリン、という香ばしい歯ごたえと、もっちりとした生地。
そこに卵感たっぷりのジェラートがかぶさって優しい味わい。
しばらく置いておくとジェラートが染みこんで、これまたおいしくなります。
ランチ以外には、奥様の声も参考にしたというピザトーストなどのパンメニュー、
ドリンクやスイーツ単品のオーダーもOK。
なんと開店から1時間限定のモーニングも始まりました。
朝から津田湾の見えるカウンターに座って、本を読んで過ごすのもいいですね。
(Cafe ゆるりと。オーナー安芸さんご夫妻)
「2月のオープンから半年。悩みながらメニューはちょっとずつ変化してきました。
たまに舞い込んでくる食材や、ニョッキ、生パスタなどもこれから気まぐれに登場するかもしれません。
いつ来ても、いつまででも、1人でも、たくさんでも。
どんなふうに過ごしてもらっても大丈夫。ぜひ自由に楽しんでください」