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さぬき市大串半島、瀬戸内海を見下ろす高台にある「さぬきワイナリー」
今年もこの時期恒例の、新酒ワイン3種が出揃いました!
2016年10月下旬に解禁となった「新酒 赤」「新酒 白」に続き
香川県でのみ生産されているワイン用ぶどう「香大農R-1」を使った新酒
「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」も2016年11月24日(木)に解禁。
特にソヴァジョーヌ・サヴルーズは他のワインとは違った特徴を持つ、日本ワインの中でも珍しいワイン。
今年の味わいをさぬきワイナリーの竹中工場長にお聞きしました!
2016年11月24日、最後の新酒「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の解禁日。
さぬきワイナリーの物産センターには今年の新酒が勢揃い♪
とうとう新酒が出揃ったということで、平日にもかかわらず、多くの方が買い物に来られていました。
さぬきワイナリーでは毎年お盆明けから10月初旬の間で香川県産のぶどうで仕込みを行いますが
新酒はフレッシュなうちに飲めるように調整して瓶詰めしているので、新鮮な味わいが楽しめます。
まずは10月下旬に解禁となった「新酒 赤」「新酒 白」
「2016新酒・白」は香川県産デラウェアを使ったもので720ml入り1296円(税込)
「2016新酒・赤」は香川県産マスカット・ベリーAで作られたもので、720ml入り1620円(税込)
2016年10月20日から1000本ずつの限定販売です。
そして毎年ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日近くに発売される新酒
「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」は香川県のみで栽培されるワイン用ぶどう「香大農R-1」で仕込みます。
720ml入り2160円(税込)、6500本の限定販売。
どの新酒も、さぬきワイナリー、香川県下スーパー、酒販店にて購入することができます。
では気になる3つの味わいの違いは…?
(さぬきワイナリー 竹中工場長)
「『新酒 赤』は軽やかな味わい。変わって『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』はしっかりとした味わい。
ただし酸味もあって飲みやすい赤ワインになっています。
『新酒 白』はデラウェアならではの甘い香りがするんですが、味わいはしっかりとした中口になっています」
「特に『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』は特別な思い入れのあるワインです。
原料になる香大農R-1というワイン用ぶどうは、香川大学が開発したワイン用ぶどう。
野生ぶどうを親に持ち、通常のワイン用ぶどうよりポリフェノールの量が2〜3倍含まれているので、抗酸化作用の強いワインになるんです。
葡萄の皮に含まれるアントシアニンもたっぷりなので、ワインの色合いも濃くなるんですよ」
通常のボジョレー・ヌーヴォー(左)とソヴァジョーヌ・サヴルーズ(右)を比べると…
グラスの透き通り具合が違うことに驚きます。
そしてお味は…例年よりもしっかりしたR-1の風味がでているような気がしました!
飲み終わった後もグラスにしっかりと赤い色が残るのがソヴァジョーヌ・サヴルーズ!(右)
飲んだ方はまずこの色の濃さに驚きます。
今年は香川県内で育てられた9800kgの「香大農R-1」が仕込まれましたが、
その約半数はさぬきワイナリーのスタッフさんが志度のぶどう畑で育てています。
手入れから収獲まで。ぶどうから手に取ることで気持ちも強く入ります。
(さぬきワイナリー 竹中工場長)
「今年は天候にも恵まれ、とても良いぶどうができたと思います。
ぶどうが良いので、ワインもしっかりした味わいに仕上がっていますよ」
また「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」は赤ワインなのに、お肉以外の魚料理、お刺身、梅肉和えなど、和食にも合うんです。
解禁になったソヴァジョーヌ・サヴルーズと秋刀魚、水菜のサラダなどを頂いてみましたが
後味がとてもスッキリしているので口の中でケンカすることなく頂けました!
ちなみに「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」はもう少し寝かせてクリスマスくらいに栓を開けると
いい感じにまあるくなって、より美味しくなるそうです♪
ただいま大串半島は紅葉とパノラマの瀬戸内海が楽しめます。
この景色を楽しむドライブがてら、ワイナリーにも立ち寄ってみてくださいね。
ワインの試飲もできますし、美味しいワインソフトクリームもありますよ♪
※ワインを飲んだ方は運転しないようにしてくださいね〜!!
さぬきワイナリー さぬき市物産センター
住所/香川県さぬき市小田2671-13 【地図】
見学時間/9:00〜17:00