昨日の記事でご紹介した、さぬき市で稽古を重ねるミュージカル劇団
「劇団プチミュージカル」2016年公演『風渡る家』
小学生から80歳代の大人までが一緒に舞台に立つ「劇団プチミュージカル」ですが
年に2度だけ行われるオリジナル公演で大役を務めるのは小学6年生と決まっています。
舞台の大きなキーマンとなる役を貰った6年生のみんなにインタビュー!
そして大道具の達人が創りだす『風渡る家』のセットの中へ潜入してきました!
セットの屋上に登れるってほんと〜〜!?
さぬき市津田町旧鶴羽小学校の体育館を「潮騒のスタジオ」と銘打って稽古を積み重ねる「劇団プチミュージカル」
劇団員の年齢層は小学生〜80歳代と幅ひろく、舞台の準備から稽古まで、幅広い世代が一緒に行っています。
今年の子供たちは、高校生2名、中学生5名、小学生18名!
中学生の劇団員たちは小学生の頃から劇団プチミュージカルで芝居をしています。
劇団に入るきっかけはそれぞれ違いますが、
「人前に出るのを恥ずかしがらなくなった」
「芝居が好きで続けている」
というお子さんが続々と生まれています。
今年の公演『風渡る家』で大きな役を貰った小学校6年生の5人にもお話を聞いてみました!
写真左から、大熊千尋さん、村上理乃さん、岸本みのりさん、国方空太郎さん、朝田笙楽さん。
(写真一番左:大熊千尋さん、劇団2年目、右隣の家族の長女)
「今回もらった役はおせっかいな長女役。
役の上でも妹やおじいちゃんのお世話が大変です(笑)
6年になったとたんに出番も増えて、プレッシャーを感じていますが自分だったら出来る!と思って頑張ります!」
(写真左から2番目:村上理乃さん、劇団2年目、左隣の家族の次女役)
「今回は1人で歌うシーンがあって、なかなか綺麗な声で歌うことができなくて、難しい。
だからたくさん練習をしました!
お客さんが来てよかった!と思える公演にしたいです」
(写真真ん中:岸本みのりさん、劇団4年目、古民家に住む家族の長女役)
「劇団に入って4年目ですが、6年生になってセリフがたくさん増えて歌やセリフを覚えるのに苦労しました。
でも6年になれば大きい役がもらえると思っていたので、早く6年生になりたかったんです。
今年はいい思い出になりそうです」
(写真左から2番目:国方空太郎さん、劇団1年目、古民家に住む家族の長男役)
「同じクラスメイトの岸本さんがいた事もあって、芝居はずっと見に来ていました。
とても楽しそうで2年前からやりたくて、今年劇団に入りました。
役をもらった時はびっくりしたけど嬉しかった!
こんな舞台に立つのは初めてですが、家族や親戚のみんなも見に来てくれるから頑張ってやり遂げたいです」
(写真1番左:朝田笙楽さん、劇団1年目、大工白鳥組の棟梁の息子役)
「国方くんと同じく、ずっと芝居を見に来ていて、あんな広い舞台で演技をしてみたいと思って入りました。
目立ちたがりやだから(笑)
今回、かっこいい役をもらえて嬉しかったです。
稽古は厳しいけど、舞台に立つためには頑張らないと!と思いました。
クラスメイトもみんな見に来てくれるから、頑張ります!!!」
みんな小学校はバラバラですが、稽古の裏側ではとっても仲良し。
劇団に入ることで他地域の友達ができるのも楽しそうです。
さて、今回もう一つ気になっていたのが…
劇団プチミュージカルの見どころの1つである「大道具」!!
今年の公演『風渡る家』は家をモチーフに様々な人間関係、家族のあり方を取り上げていますが
舞台には常に3つの家が建っています。
実はこの家…すべて劇団員が手作りしたもの!!
こちらはコンクリート3階建てという設定の家。
玄関、しっかりあります!!!
ドアの取っ手も本物の木。インターホンも現代風のものが(笑)
役者さんが演じる食卓には…
カレーが! テーブルも椅子も本物。
ちゃんと座って演技ができるようにしっかりと木で手作りされています。
うーん、このまま住める…
この3階建ての家では屋上に大人4,5人登るというシーンがあるため、中には階段があり、登れるようになっています。
細い階段を登って行くと…
屋上に到着!!
上からの眺めはこんな感じです。
見晴らし良すぎる〜〜〜!!!(興奮)
大人が乗っても大丈夫!ということで、足元もしっかりしていました!
そして外壁には立派な排水パイプもついていました。
本格的ですね!とお聞きすると…
「舞台で家を回転させるシーンがあるので、持ちやすいようにつけたんです(笑)」とのこと。
持ち手に本格的なパーツを使うことにも驚きましたが、家が回転するって…!?
舞台を見るのがますます楽しみになりました!
(写真:大道具を担当する長町さん)
「7年前のリバイバル公演ですが、大道具のパーツは半分くらいしか残っていませんでしたので、半分は今年の8月頃から毎週日曜に来れるメンバーで大道具を製作してきました。
劇団員には大工さんも左官さんも設備屋さんもいるから、こういった本格的なセットが建てられます。
しかし今回は家を3軒建てなくては行けないので、大きさもあり、大変でした。
公演日は一度バラしてトラックに積み込み、また舞台で組み立てます。
年に2度だけの公演のために、毎年こんなセットを作っている劇団って、プロでもなかなかないんじゃないかと思います」
はい、毎回恐れいります。
劇団プチミュージカルの大道具の本格的さに!!!
舞台ではあまり細かく見ることのできない大道具の世界、一度みなさんにも近くで観てもらいたいなあと感じました。
まずは舞台でどのようにこのセットが生きるのか…
ぜひ来週末の公演に足を運んでみてくださいね!
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第59回劇団プチミュージカル公演
ミュージカル『風渡る家』
公演日時/
2016年12月25日(日)
2016年12月25日(日)
三木町文化交流プラザ(メタホール)
17:00開場 17:30開演
2017年2月12日(日)
レクザムホール(香川県民ホール大ホール)
レクザムホール(香川県民ホール大ホール)
17:00開場 17:30開演
チケット(全席自由/大人子ども同額)
チケット販売所/
◇劇団事務所(さぬき市津田町津田公園通り中川建材店内)
TEL:0879-42-3567
◇ローソンチケット(Lコード:61966)
お問い合わせ/
さぬき市津田町津田公園通り中川建材店内
TEL:0879-42-3567
チケット(全席自由/大人子ども同額)
| 当日 | 2,000円 |
| 前売り | 1,800円 |
| ペアチケット(前売りのみ) | 3,000円 |
チケット販売所/
◇劇団事務所(さぬき市津田町津田公園通り中川建材店内)
TEL:0879-42-3567
◇ローソンチケット(Lコード:61966)
お問い合わせ/
さぬき市津田町津田公園通り中川建材店内
TEL:0879-42-3567


