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見た目も味わいもワイン100%!
香川の個性的なワイン用ぶどうで作るさぬきワインを使ったロールケーキが完成しました。
その名も「瀬戸のワインロール」
さぬき市志度、源内通りにある老舗のお菓子店「風月堂」の
素材を活かす達人が満を持して発表した逸品。
どこを食べてもワイン感たっぷりの秘密と
完成まで長年かかった作り手の苦労とは…?
香川唯一のワイナリー「さぬきワイナリー」のあるさぬき市。
そのさぬきワインを使ったロールケーキを発売しているのは、
さぬき市志度、源内通りにある老舗のお菓子店「風月堂」さん。
これまでさぬきワインのゼリーは作っていましたが、ケーキは初めて!
きっかけは11年ほど前。
当時のさぬきワイナリー工場長が、風月堂3代目の三木さんのところに
香川大学が開発したワイン用ぶどう「香大農R-1」で仕込んだワインを持ってきてくれたことから。
「香大農R-1」はぶどう自体の色合いが濃く、ワインにすると飲んだ後も赤紫色がグラスに残るほど(写真右のグラス)。
ワイン自体の苦味も少なく、とてもフルーティ。
この味わいを全国の人に楽しんでもらいたいと、三木さんのワインロールケーキ作りが始まりました。
ただ、ケーキにするにはワインは非常に難しい食材。
ワインの持つ赤色がタンパク質と出会うとグレーに変色してしまうため、
それをクリアするのにまず苦労したそう。
研究に研究を重ねて出来上がったのが…
こちらの綺麗なワイン色のロールケーキ!
名づけて「瀬戸のワインロール」
さぬきワイナリーが香大農R-1で仕込む赤ワイン「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ(毎年11月に新酒として発売されるもの)」と「さぬきRED(新酒と1年樽仕込をブレンドしたもの)」を使用しています。
表面にワインを吹き付けて、瀬戸内の夕暮れのグラデーションを表現。
使用するR-1ワインの特徴である色の濃さがあるからこそ、この色が再現できたそう。
側面には瀬戸内海に浮かぶ島が見えます。
これは三木さんが形の違う島の焼き印1つずつ手で押しているのだとか。
てっぺんには三木さんとデザイナーさんが一緒になって考案した、ロールケーキとワイングラスをデザインした焼き印が。
ワインを吹き付けていることで、グラスにワインが注がれているような印象。
外箱にもこの焼き印が押されていて、なんともおしゃれです。
「瀬戸のワインロール」は食べてもワインの味わいがしっかり。
ロールケーキ表面にはワインを吹き付けていて、生地全体にもワインを練りこんでいます。
これにも変色していかないように、生地自体に酸味をバランスよく配合しているのだとか。
中のクリームにはワインを煮詰めてジャムにしたものを混ぜているのでワイン色。
そのに入っているレーズンもワインに漬け込んでいて、しっかりワイン味♪
このレーズンだけを食べたい!というファンも多いそう。
使っている赤ワインの量はロールケーキ一本におよそ70ml。
アルコール分は製造工程で加熱処理されるため、表面に吹き付けるワイン以外は飛んでいます。
吹きつけた部分を含んでも、アルコール度数は0.1%ですから、お酒が飲めない方でも安心して食べられますよ♪
(風月堂3代目 三木誠司さん)
「瀬戸のワインロールを通じて、全国の人に
『香川県さぬき市にこんなに綺麗な、日本一眺めのいいワイナリーがあるということ』
『こんな変わった香川独自のぶどうを使ったワインがあること』
をもっと知ってもらいたい。そう思って作りました」
クリスマスパーティの手土産や年末年始のお菓子に。
ぜひみんなで香川ならではのワインロールケーキを味わってみてくださいね。
「瀬戸のワインロール」が買える場所は…
・さぬき市志度の平賀源内記念館南向かいの「風月堂本店」
※光に当たると弱い商品なので、店頭では冷凍でのお渡しになります。
風月堂本店、
年末の営業は2016年12月31日まで、
年始の営業は2017年1月3日からです。
御菓子司 風月堂
香川県さぬき市志度593 【地図】
営業時間/8:30〜19:00
定休日/毎週水曜日 ※年末は2016年12月31日まで営業、年始は2017年1月3日より営業。
駐車場/お店西側に4台分あり
HP/http://www.47club.jp/37M-000047fak/(外部サイトへ移動します)
TEL:087-894-1067