2016年12月11日(日)地元の人が持つ知識や技を教えてもらう体験型プログラム「さぬき市遊学のススメ」のなかにある「かかし作り体験」に参加するため、さぬき市寒川町【神前まちづくりの会「かかし工房」】さんにお邪魔してきました〜♪
前々から、鴨部川沿いや神前地区を車で走行中、気になっていた神前のかかし。さっそく、工房へと向かうことにしたのですが、なんと ! 駐車場に入ってすぐ目に飛び込んできたのは、駐輪場に並ぶ修理待ちのかかしたち。一瞬誰かいるの?って目を疑うほどのリアル感。う〜ん、やはり等身大のかかしだけにドキッとします。💦💦
さて、気を取り直し「かかし工房」へ。
なかでは、可愛らしい手作りのかかしたちが、お出迎えしてくれましたよ〜

材料は地区の皆さんが、不要になった衣料品を持ち寄り使用するそうです。お金をかけずにアイデアで作るなんて素敵ですよね。
さて、かかしを作っていきますよ。まずは骨組み作りからのスタートです。十字架のように木を組み合わせ、重なり合うところに釘を打ち、針金をあて紐で括っていきます。
さて、かかしを作っていきますよ。まずは骨組み作りからのスタートです。十字架のように木を組み合わせ、重なり合うところに釘を打ち、針金をあて紐で括っていきます。
ボタンで目の位置を決め、後ろから糸をとおし固定します。あまり強く糸を引くと、目が窪み老けた印象になるようです。次に餃子のような可愛い耳を縫い付けました。
お〜なんだろう、決してイケメンとはいえないけど、自然と愛着が湧いてきます。

次はフエルトで眉毛と口を好みのカタチにカットして貼り付けます。うふ、この時点で男の子になっちゃいました〜(笑)。かかしくんです。♬
今度は腕作りです。材料は主に新聞です。子供サイズのかかしの場合は2日分使うそうです。新聞をくるくる丸めツイスト状に骨組みに巻き付けていきます。
紐で固定。でもなんだか痛々しい〜これからどうなるの〜少し不安が過ぎります〜💦
胴の部分は多めに新聞紙を使います。キツく縛るので、自然と手に力が入ります。
脚は新聞紙を二つ折りにするなど長さを調整しつつ束ねていきます。針金を差し込み、足首など曲げやすくなるように工夫していました。
さらに肉付けはタオルで。ずれないようにしっかり縛ります。中はこれで完成です。
さて、どんな服にしようかな? 服選びも楽しみのひとつ。身長に合わせパンツやトレーナー、ジャンパーなど古着からチョイス。の、はずだったのですが、中がタオル地なので、これがなかなか着せられません。おまけにサイズも合わず、パンツは別のスパッツタイプに変えることになりました。
なんとか、ここまで出来ました〜。
今度は顔の凹みに針を差し込みプツプツと、中わたを引き出すようにして膨らみを整えていきます。
次は毛糸で髪の毛を仕立て、帽子を被せて後頭部に縫い付けていきます。
身長140cmくらい?
少し情けないおじさん顔のかかしくん
堂々と完成です〜〜!!!
少し情けないおじさん顔のかかしくん


参加者の中には、女の子のかかしを制作されていた方もいましたよ。まるで孫ができたみたいと嬉しそうでした〜

かかしを見てるだけだと、ちょっと怖いイメージ ? でも自分で作ると、すご〜く愛着が湧いてくる癒しのかかしです〜神々のパワースポットが点在するこの神前には、本当に不思議な力が宿っているのかもしれませんよ。
え ? かかしくんはこのあとどうなったか気になりますか ?
ご安心ください。心優しい方が、かかしくんを預かってくれ、さぬき市志度の某所に立てかけてくれました。今では毎日畑を見守っているそうです。先日写真を送ってくださいました。本当にありがとうございました〜♬
きむね〜でした〜

【さぬき市遊学のススメ】
開催日時/2016年11月〜12月中。各体験によって異なります。
申込/各プログラムの連絡先にご連絡ください。
お問合先/さぬき市商工観光課087-894-1114
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