2017年1月2日、さぬき市の長尾寺にて
『三味線餅つき』が行われました!
『三味線餅つき』が行われました!
『長尾三味線同好会』のメンバーや地元の子供たちの三味線の音色に合わせながら、餅をつきます。
この日つかれたおもちは長尾寺の檀家さんに配られるだけでなく、
同じ長尾寺で今月7日に行われる長尾寺大会陽の中での力餅運搬競技用の巨大鏡餅や
福奪いで投げるための福餅になります。
今年も地元の方々が100人近く集まり、お餅をついたりこねたり!
長尾ならではのお正月の風物詩です。
朝9時から始まった三味線餅つき。
お餅つきは14時すぎ頃まで続きます。
境内の前で三味線の生演奏に合わせて餅をつく様子はいつ見ても壮観ですね〜!
もち米を炊くかまどもフル活動で頑張ります。
それもそのはず毎年約400kgのもち米が使われているんです!
香川県飲食業生活衛生同業組合のみなさまもうどんやお寿司を出して、労をねぎらいます。
運搬競技のための大鏡餅は、大きすぎて一度の餅つきではつききることができません。
そのため、何回か分けて餅をつき、それをミルフィーユのように重ねていくんです!
何層も重ねてできたのがこちら!
1段100kg近くはあろうかという大きな鏡餅です。
この日はこの1段だけを大人4,5人当たりで運んでいましたので
これをたった一人で2つも運ぶ運搬競技の参加者のすごさがよくわかります。
運搬競技と同じく7日に行われる福奪いで投げられる福餅もこの日作られるんです。
福奪いでは、長尾寺本堂からたくさんの福餅や木札をまきますので、それをゲットするのも長尾寺のお正月の楽しみなんですよ!
そして、ほかにも紅白の長い餅を発見!
これは、7日14時から無料で配られる「力餅ぜんざい」のためのお餅です。
力餅ぜんざいの由来は明治45年力餅運搬競技を行いはじめたときに使った鏡餅をぜんざいとしてふるまったことから起因します。
去年からその力餅ぜんざいの風習を復活させ、紅白のお餅が入ったぜんざいをふるまっているんです。
大鏡餅と同じ臼と杵で作られたなんともおめでたい力餅ぜんざい!
是非この機会に食べに行ってくださいね!
【おまけ】
長尾寺で発見したおみくじ「だるまおみくじ」(1回300円)!
その名の通り、だるまさんの形をしたおみくじなんです!
木彫りのだるまの中にはこのようにおみくじが入っています。
コロコロとしていてなんとも愛嬌があるこのだるまおみくじ…
なんとこのおみくじのだるまの顔はすべて手書きで書かれているのだそう!
確かに一体ずつ微妙に顔が違う!
長尾寺のおみくじは昔からこのだるまおみくじを置いているのだとか。
福餅と同じ福の文字やどことなく大鏡餅にも見えてくるだるまのフォルムは長尾寺らしいおみくじかもしれません。
とっても可愛い置物にもなる長尾寺ならではのだるまおみくじをひいてみてはいかがでしょう?
10:00〜筝曲演奏、12:00〜福奪い(福もち・木札の投下)、13:00〜力餅運搬競技、14:00〜ぜんざい接待
問い合わせ先/長尾寺(TEL:0879-52-2041)