JR志度駅は1925年に高徳線が開業した時の終着駅であり、今年8月1日で開業92周年を迎えます。
実はJR四国の中でも数少ない『橋上駅舎』(香川県ではここのみ!)であり、
橋上の改札前にある志度駅北口と南口をつなぐ自由通路はさぬき市の公道!
その部分を「奇想天外奉行」がガラリと改革します!
「奇想天外奉行」として活躍するのは、香川県のクリエイター集団「瀬ト内工芸ズ。」
デザイナー、コピーライター、建築士など、県内の第一線で活躍するみなさん。
さぬき市では「平賀源内甲子園」の企画や大川町特産の「桑茶」パッケージデザインなどを手がけられています。
(瀬ト内工芸ズ。 代表 村上さん)
「奇想天外奉行はさぬき市の問題を源内の視点から奇想天外に解決していくという遊撃舞台です。今度はJR志度駅を江戸時代にタイムスリップして楽しい玄関口に作り上げます!」
(奇想天外奉行、タワヤモリ調査隊としても活躍中! 瀬ト内工芸ズ。 吉川さん)
「今のJR志度駅は利用客が少なく、広告もあまり貼られていない状態になっています。もっと駅が元気になるように、最初は志度駅をラッピングすることも考えました。最終的には源内が生きた江戸時代の通りを再現することになったんです」
再現、と言っても壁紙を貼るだけでは面白くない!と瀬ト内工芸ズ。が考えたのは
『JR志度駅の自由通路に立体的な町並みを作ること』
通路に登場するのは源内通りに存在しただろうと想像する3軒のお店。
軒先には木の引き戸、提灯、暖簾。
提灯にはほんのり灯りが灯り、つい暖簾をくぐって入ってしまいたくなりますが…
そこにはお店ではなく、だれかがいるかも!?
答えは出来上がってからのお楽しみ♪
(瀬ト内工芸ズ。 吉川さん)
「JR志度駅の改札を出たところにあるのが自由通路ですから、初めて志度駅を降り立ったひとはびっくりするはずです。
JRでも中四国でこんな変化を行った事例はない!ということで、みんなワクワクしています!」
(瀬ト内工芸ズ。 滝さん)
「コンセプトをもらってイメージをつくりました。公共の場なので難しいかなと思いましたが、一緒に打ち合わせをしたJRさんもさぬき市もとても前向き。どこまで面白く出来るか考えました!」
江戸時代の軒先を再現するために小物にもこだわる瀬ト内工芸ズ。のみなさん。
建具ひとつでも、古美術商の方に探してもらったり、解体する納屋からもらったりと、できるだけ江戸時代に近いものを探して集めたのだとか!
完成した時には格子戸や窓のあたりの建具も要チェック!
2017年3月26日(日)10:00〜15:00
瀬ト内工芸ズ。と一緒に江戸時代の町並みを作ろう!
JR志度駅リニューアルDIYにあなたも参加できます!
壁塗り、柱ペンキ塗りなど、JR志度駅で一緒にDIYしてくれるボランティアを募集中!
年齢制限なし。どなたでも参加でき、見学だけでもOK!
参加希望の方は事前に連絡を。
また当日は汚れてもいい服装でお越しください。
お問合せ先/080−6387−4277(吉川さん)
2017年4月1日(土)10:00〜 完成披露式 @JR志度駅
志度高校の書道パフォーマンスや、源内の改革プロジェクトによる「源内だんご」「源内茶」の振る舞いがあります。
(瀬ト内工芸ズ。 吉川さん)
「変化したJR志度駅の自由通路では季節ごとにディスプレイを変えたりイベントもやってみたいです。変わっていく駅を見て、何かが変わるんだと感じてもらえたら、今後のプロジェクトもみなさんと一緒にやっていけるんじゃないかなと思っています」
JR志度駅とともにさぬき市もここから大きく変わる予感!
まずはスタートラインを見に、4月1日はJR志度駅へ足を運んでみましょう!