2017年3月25日(土)は電気の記念日。それにあわせて日本初の発電装置エレキテルの復元に成功したさぬき市出身の平賀源内を偲ぶ慰霊祭「源内祭」が、さぬき市志度の平賀源内銅像庭園(平賀源内旧邸横)にて、しめやかに執り行われました。
庭園前の道沿いの塀には紅白の幕が飾られ、源内の銅像の前には、お供えものが丁寧に祀られた祭壇が用意されていました。会場には、平賀源内顕彰会の皆さんをはじめ、続々と来賓の方々が訪れていましたよ。
そして、静かに神事がはじまりました。
まず、宮司さんの祝詞奏上のあと、参列者全員がお祓いを受けました。
次に、神様をお招きする「降神(こうじん)」の義が行われましたよ。
さらに、神様にお供えをする「献饌(けんせん)」。
続いて、祝詞を奏上したあと「玉串奉奠(たまぐしほうてん)へと移り、参列者の代表者が玉串を供えていきました。
神事はこのように、静寂のなか、進んで終了となったのですが、最後は、志度町PTA合唱団「コールソラシド」が登場し、厳粛な雰囲気が、ワッと華やかになりました。
神事とコーラス、まさしく奇想天外なコラボ !? 源内流の発想なのか !?
なんて思いながら、庭園に広がる美しいコーラス隊の歌に耳を傾けました。
なんて思いながら、庭園に広がる美しいコーラス隊の歌に耳を傾けました。
「江戸時代中期に生きた、郷土の偉人、平賀源内をもう一度甦らそうと、いろんな取り組みをしていて、その業績だけでなく、平賀源内を題材にしたミュージカルがありました。その中で「過去は変えられない、今はままならない、しかし未来は変えられる」という源内先生のセリフがあります。実際にそういったかどうかはわからないですが、いつもそういいながら一生懸命に生きられたのではないかと思います。過去に学び、未来に備えて、現在を一生懸命生きなければ、我々に未来はないと源内先生は教えてくださっているのではないでしょうか。」
思わず納得、頷きながら、大山市長のお話を聞いていました。「源内祭」に参加して、現代でも数多くの人に親しまれ支えられた平賀源内は素晴らしい人だったんだと改めて感じ、あまり知らなかった源内の功績も、調べてみたい気持ちになりました。
「源内祭」は毎年、電気記念日に行われているようですよ。来年参加されてみてはいかがですか?「源内祭」の帰りに、銅像庭園の隣にある「平賀源内旧邸」へ立ち寄ったり「平賀源内記念館」へ行ってみるのもよいかもしれませんね。
「源内祭」は毎年、電気記念日に行われているようですよ。来年参加されてみてはいかがですか?「源内祭」の帰りに、銅像庭園の隣にある「平賀源内旧邸」へ立ち寄ったり「平賀源内記念館」へ行ってみるのもよいかもしれませんね。
今回のレポはきむね〜でした。
平賀源内記念館
【平賀源内記念館 関連記事】