田植えシーズンも終盤のさぬき市。
鴨部地区では黄金色に輝く麦の穂が見られるようになってきました。
その一角にある「農業工房かべっこ」の畑では、もち麦がすくすくと成長!
紫色の穂にびっくり!
これがもち麦???
さぬき市鴨部にある米麦農家「農業工房かべっこ」ではお米、小麦、もち麦を育てています。
中でももち麦は、愛媛県の方から種を頂いたことをきっかけにもち麦作りがスタート。
今年の1月には成長し始めた「もち麦」の芽と育てる大変さをお聞きしました!

こちらが今年1月のもち麦の様子。
すくすくと伸び始めている状態でした!
あれから4ヶ月。
収穫期の5月に入り、もち麦はこんな姿に!
立派な麦になってる〜〜〜!!!(涙)
小さいころを見ただけに、大きくなった姿をみてしばし感動してしまいました。
しっかりと麦の穂が出来上がっています!
しっかりと麦の穂が出来上がっています!
面白いのはこの「色」!
普通の麦なら黄金色になるところが、もち麦に含まれる栄養素「アントシアニン」の色が出て紫に。
でも精麦すると、中ははだか麦と同じ白色なのです♪
遠目からもち麦畑を見ると、黒く見えるのでひと目でわかるのだとか。
今年は5月20日頃に収獲を行い、乾燥して精麦すれば今年の初物が完成!
途中雨が降ると、もち麦に水分が入って品質が落ちるため、作業はストップ。
まだまだ気が抜けない時期が続きます。
(写真左から、農業工房かべっこ 六車拓哉さん、六車亜弥さん)
「今年もかべっこでは大麦、小麦(さぬきの夢2009)ともち麦を作りました。
日照時間が長く、発芽しやすい状態で、温度差も麦にはよい年だったため、どれも豊作の見込みです!
初物は遅くても7月頃には販売しますので楽しみにしていてくださいね!」
わたしも毎日白米にスプーン数杯のもち麦を入れて炊いていますが、穂の姿を見たのは初めて!
作る大変さ、穂の美しさを実際に見て、より美味しいもち麦ごはんが食べられそうです♪
これからさぬき市鴨部エリアを通過する時は、ちょっと色の濃い麦畑をチェックして、ひととき穂の姿に注目してみてくださいね!
※かべっこのもち麦は、2017年6月からパッケージが変更、価格も消費税や製造コストの関係でちょっぴりアップします。
かべっこの工房看板にも描かれているこの男の子とも、さよならと思うと…涙…
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