さぬき市が誇る景観美「津田の松原」
ここでロケを行った映画がまた一つ、完成しました!
「明日へー戦争は罪悪であるー」
戦時中でありながら「反戦」を唱え続けた1人の僧侶と、彼のおかげで自分の望む道を歩み始めた落語家の物語。
今年4月から香川県内(主に小豆島)で撮影が行われ、クライマックスに近い重要なシーンではさぬき市の津田の松原が登場!
映画のチラシ、ポスターにも津田の松原でのシーンが大きく掲載されています!
そして、2017年10月15日(日)には
さぬき市志度音楽ホールでの上映会が決定!
「明日へー戦争は罪悪である」の映画監督、藤嘉行さんはさぬき市の津田高校の卒業生!
9月24日の「讃岐朝市」で、早朝から津田の思い出と映画のお話をお聞きしました。
映画「明日へー戦争は罪悪であるー」は、戦時中にも関わらず「戦争は罪悪である」と唱え続けた一人の僧侶 杉原良善と、彼により自分の望む「落語家」への道を諦めずに突き進んだ少年、その周囲の人々の人間模様を描いた作品。
戦争に翻弄された昭和初期に「戦争は罪悪だ」と唱え続けた僧侶たちのエピソードを元に、その僧侶の生き方に影響を受けた落語家が戦争を語り継ぐ物語として創作された物語です。
主演は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」や大河ドラマ「真田丸」でおなじみのベテラン俳優 中原丈雄さん。
監督は「シュート!(助監督)」「天才刑事 野呂盆六(監督)」シリーズなどテレビドラマで活躍中の藤嘉行さんです。
舞台は瀬戸内海に浮かぶ小島ということで…
この春から主に小豆島の二十四の瞳映画村や小豆島霊場などでの撮影が行われ
美しい自然をバックに戦争の悲惨さや当時生きた人たちの苦悩が浮かび上がる映像となりましたが
さぬき市が誇る「津田の松原」でも重要なシーンが撮影されました。
チラシに掲載されたこのシーンを見て、津田の地元のみなさんも…
「これ松原やん!」
「向こうに見えるの鷹島やなー」
などと、一瞬でわかるほど。
主に小豆島ロケだった映画の中でも津田の松原を選び、
『日本の美しい原風景』と言ってくださった藤監督。
実は香川には中学3年〜高校卒業までいらっしゃったそうで…
高校時代は津田高校で過ごされたそう!
というわけで…
香川に来られる予定があった藤監督に、
「津田の松原の西側のふるさと海岸で『讃岐朝市』っていうのをやってますよー」とお話してみたら…
早朝6時にも関わらず、朝市会場のふるさと海岸に来てくださいました!
「ここ、散歩する人くらいしかいなかったのに、こんなに朝から人がいるなんて!」
とびっくりされていました。
(藤嘉行監督)
「中学3年の時に香川に引っ越してきて、その後は津田高校で3年過ごしました。
サッカー部に所属していたので、津田の松原はよく走っていたんです。
あと夏休みには海の家の貸ボートのバイトもしていて、思い出がたくさんあります。
やっぱり映画が好きだったから、高校を卒業したら映像の世界に進みましたけどね」
(藤嘉行監督)
「映画は主に小豆島で撮影したんですが、小豆島には津田のような松原がないでしょう。
なのでここまで来て、大切なシーンを撮影しました。
あとは実相寺さんなど2つほどお寺で撮影もさせてもらったんです」
映画の中では津田の松原の根上り松に腰掛けた中原丈雄さん演じる僧侶が落語家を目指す少年に話をするシーンや、海辺で遊ぶ子どもたちも登場。
昔から変わらない風景の中で変わっていく時代を撮影するからこそ、心に伝わるものも大きいような気がします。
そんな映画「明日へー戦争は罪悪であるー」は、小豆島をはじめ全国各地でも上映がスタート。
今の時代だからこそ注目したい作品!
10月15日(日)にはロケ地の一つとして、さぬき市での上映会も決定!
この日は「ロケ地特別鑑賞料金で1800円のところ1000円」で見ることが出来ますよ〜!
主演の中原丈雄さん、藤監督も舞台挨拶されます♪
(チケットは当日券のみですので、直接会場にてご購入ください)
さぬき市ゆかりの藤監督が撮影した、今の時代に必要な作品。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
「明日へー戦争は罪悪であるー」上映会
開催日時/2017年10月15日(日)13:00〜/16:00〜
場所/さぬき市志度音楽ホール 大ホール
料金/ロケ地特別鑑賞料金1000円 ※当日券のみ。
※各回、主演の中原丈雄さん、藤監督の舞台挨拶あり。
※上映後、パンフレットを購入した方にはサインもしてくださいます。
お問合せ先/090−8640−6398(藤さん)
映画「明日へー戦争は罪悪であるー」facebookページ→https://www.facebook.com/ashitaefuji/