2017年11月23日(木・祝)さぬき市鴨部「農業工房かべっこ」にて
「かべっこ収穫祭」が開催されました。
初夏にみんなで植えた稲の稲藁を使ってのしめ縄づくり!
いろんな作品が完成〜♪
「しめ縄」ってどうやって作るの?と思った方に…
意外と簡単にできちゃうしめ縄づくりをレポートします!
さぬき市鴨部にある「農業工房かべっこ」さんでは、野菜ソムリエである須賀ひとみさんが主催する食のイベント「地讃地
shok」とコラボして、田植え、稲刈り、餅つきなど、1年間の中で様々な体験を開催。
今年初夏にもたくさんのファミリーと田植えイベントを開催しましたが、悪天候のため稲刈りイベントが開催できず…。
せっかく大きくなった稲に触れてもらいたい!と、「かべっこ収穫祭」が2017年11月23日に開催されました。
みんなで植えた香川県のブランド米「おいでまい」は、かべっこさんが収穫してくださり、稲藁にして乾燥してくださっていました。
それを使って来年のお正月を迎えるための「しめ縄づくり」がスタート!
「しめ縄づくり」の先生は、長年高松市で小学生向けの工作教室を開催されている宮脇先生(上のお写真の方)
(宮脇先生)
「みんなの神様がお正月におうちに来るように、願いを込める縄を作りましょう!」
宮脇先生もおっしゃっていましたが、この頃は昔のように草鞋を編むこともなくなりました。
先生のお家の隣の神社では、この時期になると近所のおじいちゃんやおばあちゃんたちがしめ縄を作っているそうで、これを子どもたちに教えてあげたいなと思い、しめ縄づくりのワークショップを始められたのだとか。
「しめ縄」を作るには、7本ほどの稲藁をゴムでまとめたものを3束使います。
まず濡れたタオルで稲藁を包み、しっかり湿らせます。
稲藁がしっとりしたら木槌で柔らかくなるまでトントン。
あんなに固く、折れやすかった稲藁があっというまにしなやかになりました!
その稲藁2本を足で抑えつつ…捻りながら巻きつけていきます。
意外と力のいる作業に大人も奮闘!
1束ずつちゃんとねじっていかないとすぐに緩むのでみんな真剣!
出来上がった縄に、残りの1束を捻りながら巻きつけていけば、縄部分は完成!
これをぐるりと円にして、ワイヤーで止めれば基本のしめ縄の完成です!
飛び出た藁をハサミで整えたら…
和紙や水引き、リボン、粘土などのお正月飾りをつけていきます♪
これが楽しくて、大人も子供も夢中に〜〜♪
鴨部の米農家、梶原さんは「豊作」祈願のしめ縄を作成!
作業帽にジャストフィットー!!!(笑)
1人1個ペースで作ることができたので、いろんなタイプのしめ縄が完成しました!
ご夫婦でもこんなに個性が違うものができて面白い♪
私もシンプルに作ってみましたが、自分が植えた稲でしめ縄を作るのは初めて。
お正月にこのしめ縄で神様をお迎えできるのがなんとも誇らしいです。
しめ縄が完成したら…自分たちが田植えしたお米、香川県産ブランド米「おいでまい」で新米パーティ!
今年は暑い夏の後に降水量が普段の4倍という秋がやってきて、米農家にとっては厳しい年になりました。
しかしかべっこの「おいでまい」はしっかりとした味わいを保ったまま収穫できたそう。
炊きたてをそのまま食べても美味しい〜!!
さらに昆布、梅味噌、鮭、漬物などのトッピングをにぎにぎして、おにぎりパーティ!
須賀さん手づくりの野菜たっぷり豚汁も頂き、体がぽかぽかになりました♪
(地讃地shok代表 須賀ひとみさん)
「田植えをしたのに、植えたお米を稲刈りが出来ないまま今年が終わってしまうのが悔しくてしめ縄づくりをしてみました。
子どもたちに育てた稲を触ってもらえて良かったです!」
田植え、稲刈り、しめ縄づくり、新米を頂く。
すべて1つの稲でできるのだと改めて発見!
普段から口にしている「お米」なのに、知らないことがたくさんあるのだと今回も勉強になりました!
親子で貴重な食体験ができる「かべっこ×地讃地shokのワークショップ」
次回は来年2018年1月7日、餅つき大会です!
ぜひ初めての方も気軽に参加してみてくださいね!

【かべっこ収穫祭】※終了
開催日/2017年11月23日(木・祝)11:00〜
場所/農業工房かべっこ【地図】
参加費/大人1500円、3歳〜小学生1000円(材料費、おにぎり、豚汁、保険料込み)
主催/地讃地shok
申し込み先はイベントFacebookページ→https://www.facebook.com/events/385177988604805/
【農業工房かべっこ】
場所/さぬき市鴨部6310)【地図】
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