
「多和マップ」は、多和に住むみなさんとさぬき市地域おこし協力隊多和担当の吉川さんが一緒に作った多和のまち歩きマップ。
地元の方から多和の歴史、風習を聞き取り、吉川さん手書きのイラストや旧多和小学校の児童が描いた絵を盛り込んだ地図になっています。
多和といえば、世界初の「天体望遠鏡博物館」やどぶろく&野菜の直売所「結願の郷」、大窪寺といったイメージがありますが、なんとなんとこのエリアには…
巨人「オビト」が通過した跡が残っているという噂をマップで発見!
この「ケキリ岩」がその跡だとか…
ま、マジですか…!!!
それは見たい!!!
というわけで、多和の「結願の郷・天体望遠鏡博物館(旧多和小学校)」から車で大窪寺方面に出発!
「竹屋敷」を横目に通過し、
「黒川商店」のある交差点を大窪寺方面へ曲がり、
「八十窪」の看板が見えたら…車をストップ!
この付近が「ケキリ岩」のよく見える場所と、吉川さん。
大窪寺に向かって左手の山並みを眺めてみると…
山と山に挟まれた、少し岩肌の見える山がぽこり。
しかも頂上は随分広く、平たくなっています。
もしやこれが…
(さぬき市地域おこし協力隊 多和担当 吉川さん)
「あれがケキリ岩です。
伝説に残る巨人『オビト』が鳥取から高知方面に向かって列島をまたいだ時、
多和の矢筈山を越えたと言われています。
その際にあの山につまずいて、山は削られ平たくなったと言い伝えが残っています」
たしかにあの山だけばっちり平らになってる…
オビトという巨人がかつて存在したのか!と、実際に山を見て感動しました!
ちなみにここでつまずいた後に足をついた跡がこの周辺の養豚場に残っているという噂も…
これまた気になるネタがひとつ増えました。
「ケキリ岩」は見るポイントによっては山に隠れてしまうので、「八十窪」の看板を過ぎたら左の車窓をチェックしながら進んでみてくださいね。
山道で運転中のよそ見は大変危険ですので、安全な場所に停車してから、「ケキリ岩」をゆっくり見学してみましょう!
3回に渡ってお送りした「多和マップ片手に多和探検!」
実はまだまだ気になる場所がたくさんありました!
巡ってみると謎が深まるものもたくさんあり、
またまた多和に来なくては!という気持ちに…
知れば知るほど面白くなってくる多和。
ぜひあなたも「多和マップ」片手に探検してみてくださいね!
多和マップこと「おいでま〜い多和」は
結願の郷、天体望遠鏡博物館、さぬき市役所、八十八庵、黒川商店などで配布中です。
「おいでま〜い多和」(まち歩きマップ)
料金/無料
配布場所/結願の郷、天体望遠鏡博物館、さぬき市役所、八十八庵、黒川商店などで配布中。
発行/結願の里 多和の会編集部
問い合わせ先/087-894-1112(さぬき市政策課)
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