5月、さぬき市ではまもなく特産の「桑の葉」収穫が始まります。
かつて養蚕のために育てられた山間部の桑たちはお茶やパウダーとして加工販売されていますが…
この夏は桑アイテムの超進化系が発売決定!!!
その名も…
「クワキテル」!!!
平賀源内もビックリの「静電気桑の葉サイダー」!!!
ビビッとシビれる「クワキテル」
一足お先に飲んできました!!!
2018年3月末日、さぬき市大串半島にある「さぬきワイナリー」
さぬき市の農業者、大学関係者、さぬき市関係者、報道関係者など多くの方が集まり、
さぬき市の新商品発表会が開催されました。
そこで発表されたのが…
「静電気桑の葉サイダー クワキテル」!!
さぬき市の活性化のために「産学官金連携事業」として2017年7月から開発が行われてきた新商品で
20代〜30代の情報感度が高い層をターゲットにした炭酸飲料。
「さぬき市内で収穫した『桑の葉』を超微粉砕処理してサイダーに混ぜ込んだもの」とのことですが、
各地にご当地サイダー数あれど…
桑を使ったサイダーは初めて見ました!
「桑」といえば、さぬき市の特産品の1つ。
かつて養蚕がさかんだったさぬき市の山間部には桑畑がたくさんありましたが
時代とともに産業が廃れ、放置された桑畑に実った桑の実は猿の格好の餌に。
このままでは猿も増え、猿の被害も人里に及んでしまうと、桑畑の整備が始まりました。
その副産物としてできたのが「桑グルメ」
「桑の葉」は栄養食品としても非常に人気が高いことから、
さぬき市内では桑のお菓子や桑ソフトクリーム、桑のお団子、桑茶、桑パウダーが多数販売されています。
そんな桑グルメの新しい仲間がこの「クワキテル」ということですが…
ラベルのインパクト、すごい………
色合いとデザインのサイケさに手が止まります。
源内が復元したという「エレキテル」から静電気がビビッと出ていますが…
炭酸飲料の刺激とエレキテルから発する静電気「ビビッ」がリンクしてるんですね!
そのバックには大串から見えるパノラマの瀬戸内海がひろがっています。
ビビッと来た後に、桃源郷のようなこの景色がぼんやり見えるとか……
謎………
そしてこの液体の色…
謎!!!
蓋を開けるまでにいろんなことを考えさせられる「静電気桑の葉サイダー クワキテル」
ええい! 頂きます!!
ぐびー!!
うおっ?
あっ、思ってたほど甘くないーー!
でもお茶の味するする! 桑、キテルーー!!
微炭酸グリーンティみたいで爽やかーーー!!
意外に飲みやすくて、暑い日なんかは火照った身体をスーッと冷ましてくれそうな味わい!
なんかもう一本いけるかも!!
会場で試飲されたみなさんも
「和風スポーツドリンク!」
「お茶の生臭さが炭酸で消えてて飲みやすい」
実はカロリーオフ飲料でありカフェインレス。
そしてビタミンや食物繊維が豊富な「桑の葉」の健康効果で身体にもいいことだらけ。
メインターゲットは20代〜30代ということですが、健康を気にする世代にも響きそう♪
これからの時代は「桑が来る!」
…いや、すでに桑 来テル!
「クワキテル」!!ってことで、
この夏はこれを飲まなきゃ流行に乗り遅れますよっ!!!
「静電気桑の葉サイダー クワキテル」
発売日は決まり次第「クワキテル」公式サイトで発表!
市内サービスエリアなどで発売されるほか、
オンラインショッピングやふるさと納税の返礼品としても登場しますのでお楽しみに!
「クワキテル」サイトでは、さぬき市の名産・名物・名人が登場する超モダンなPVも見られます!
ぜひチェック〜〜!!!
「クワキテル」誕生までにいろんな苦労があった…!
さて、「クワキテル」発表会では商品完成までの経緯が紹介されました。
企画スタートの昨年7月にまず行ったのは素材の選定。
さぬき市ならではの素材、ぶどう、ミニトマト、メロン、あんず、桃、ニンニク、桑の葉を候補にあげ、
徳島文理大学ナノ工学研究科の技術でそれぞれをナノ粒子に加工し、炭酸飲料を作り、試飲会を実施。
その結果…
果物のサイダーは相当甘くしないとそのものの香りが出ないことを発見。
できれば甘すぎないものを作りたいという希望があったため、
味わいが糖分に左右されない「桑の葉」を使うと決定!
(ナノ粒子加工を担当した徳島文理大学ナノ物質工学科の水野先生)
「普段さぬき市内で加工販売されている「桑の葉パウダー」の粒子は20ミクロンほど。
これは小麦粉と同じくらいの大きさで、さらに細かくするのとナノの大きさになります。
ナノ粒子化することで水分に溶かしやすくなり沈殿もせず、
舌に当たる数も多くなるため味わいもより感じやすくなり、
細胞にも身体にも染み込みやすいというメリットがあります」
桑には体内の糖分を抑える効果や消化促進の効果が期待できるので、ナノ粒子化することでその効果も増えるかも?!
しかし実際に「桑の葉」をサイダーにしてみると…
液体の色が美味しそうじゃない!とか、
大手メーカーのキャッチーなドリンク類には勝てないという難題も…
そこでさぬき市しか持ち得ない協力なマスコット、平賀源内が登場!
源内の復元した「エレキテル」の静電気とサイダーの刺激をリンクするほか、
「飲んでみたくなる摩訶不思議な飲み物」というキャッチを設けて、心の奥をくすぐるPR作戦に!
結果、
こんなサイケなパッケージができました〜〜〜(笑)
ほんと、いろいろ気になって困っちゃうサイダーです♪
至って制作過程は真面目ですが、
おもしろ楽しく飲めるさぬき市の新商品が出来上がりましたので、
ぜひ県外海外の友人知人へのおみやげやInstagramのネタとして、手にとって見て下さいね♪