2018年08月09日

夏休みにイサム・ノグチの遊具彫刻巡りはいかが?@さぬき市、高松市

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夏休み期間中、多くの旅行客、帰省客で賑わう高速道路のサービスエリア。

さぬき市にある「津田の松原サービスエリア下り線」も連日大賑わい!


そんなサービスエリアで、長旅に疲れた子どもたちを元気にしてくれているのが…

イサム・ノグチの遊具彫刻「オクテトラ」

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晩年を香川県高松市牟礼町で過ごしたアーティスト、イサム・ノグチ。

香川県内には彼の遊具彫刻が数カ所に設置されているので、夏休みを機にイサム・ノグチの遊具彫刻巡りはいかが?


「オクテトラ」などのイサム・ノグチの遊具彫刻があるスポットと、彼が遊具彫刻に託した想いをご紹介します。


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日本人の詩人 野口米次郎を父に、アメリカ人の作家 レオニー・ギルモアを母にもつ20世紀を代表する彫刻家 イサム・ノグチ。

ロサンゼルス生まれですが、少年期は日本で育ち、渡米した後に彫刻家を志してアジア、ヨーロッパへ旅しながら見聞を広めます。

ニューヨークに住居を置いてからはさまざまな素材で彫刻を作り、家具や照明器具などのデザインを行い、その後、アメリカ国内外の各地で庭園、遊園地、公共広場などのデザイン、環境設計も手がけ、「地球を彫刻した男」とも呼ばれています。

晩年は香川県高松市牟礼町に住居とアトリエを構えて、ニューヨークと行き来しながら制作を行っていたこともあり、香川とは非常に繋がりの深いアーティスト。



そんな彼が世界中の子どもたちへ宇宙への夢を託すコンテンツとして創作したのが、数多くの「遊具彫刻」

現在も香川県には実際に子供たちが遊ぶことができるように、多くの箇所に設置されています。


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その一つが「津田の松原サービスエリア」にあります。

遊具彫刻「オクテトラ」


イサム・ノグチが創作する遊具は、彫刻としての作品であるため「遊具彫刻」と呼ばれています。

「オクテトラ」は、高さ、幅、奥行きともに約2.7メートル。

コンクリート造りで、大面4、小面4の計8面体で構成されています。

ギリシャ語で、オクトは「8」、テトラは「4」を意味することから、この数字に由来し「オクテトラ」と名付けられたそう。


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作品の中はタイムカプセルのような仕様。

丸くくり抜かれた穴から、空、太陽、月、星、宇宙との対話を楽しめる遊具彫刻として考えられたのだとか。


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イサム・ノグチは1965年ごろからあらゆる形態の遊具を考え始め、多くのスケッチや習作模型を残しています。

その一つ、「オクテトラ」が初めて表現されたのは1968年に発表された1970年大阪万博アメリカ館「抽象的な月世界」構想。

多くの遊具オブジェとともに「オクテトラ」の模型も表現され、イサム・ノグチの宇宙への夢が託されたのです。


残念ながら構想は実現に至りませんでしたが、1968年には最初の「オクテトラ」がイタリアに設置。

その後も香川県を始め、日本全国に設置されるようになりました。


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津田の松原サービスエリア下り線にある「オクテトラ」は、もともと香川県立中央病院中庭にあったもの。

休憩に立ち寄る子供たちが夢中で遊ぶ姿をよく見られるようになりました。


「オクテトラ」の中に入り、円環から空を見上げると、太陽や月が普段と違って見えるかもしれません。

ぜひ中に入って、イサム・ノグチが描いた宇宙への夢を感じてみてくださいね。



香川県内の「オクテトラ」設置箇所は以下の通りです。

「オクテトラ巡り」してみてくださいね!

・高松空港さぬきこどもの国
・香川県五色台少年自然の家
・香川県立善通寺第一高等学校
・高松市中央公園
・観音寺市中部中学校
・観音寺一の宮公園





その他のイサム・ノグチの遊具彫刻めぐりもしてみよう!

山椒山公園(高松市牟礼町)【地図】

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高松市内のイサム・ノグチ遊具彫刻スポットとして一番にオススメしたいのが山椒山公園。

イサム・ノグチ庭園美術館の近く、庭園美術館の駐車場にもなっているこの場所に遊具彫刻が2つあります。


「シーソー」と「スカルプチェア」

公園は石の町、牟礼町の山際にあり、鳥の囀りがよく聞こえる静かな場所。

ここで遊具彫刻との対話を楽しんで見てくださいね。


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もっとイサム・ノグチの世界を楽しみたい方は

「イサム・ノグチ庭園美術館」へ。

※庭園美術館を見学するには事前に往復葉書での入館申し込みが必要です。

詳しくはイサム・ノグチ庭園美術館ホームページをご覧ください。



屋島レクザムフィールド(高松市屋島中町)【地図】

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一昨年オープンしたばかりの陸上競技場「屋島レクザムフィールド」

東側のグラウンドにはイサム・ノグチの遊具彫刻がたくさん!


まず気になるのがなんとも不思議な「スパイラルスライド」

白い円柱にくるりと絡まるブルーの滑り台。

中を登る時もワクワク。

てっぺんからの見晴らしは最高です!

夜にはライトアップもするんです♪

香川県には小豆島オリーブ園とここだけにしかないものですが、

アメリカのアトランタにもイサム・ノグチの生前から設置されている遊具彫刻なのだそう。


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こちらは「プレイグラウンドモジュール」という遊具彫刻。

競技場敷地内ですが、ほかにも「プレイキューブ」などのたくさんの遊具彫刻に出会えますよ。



もっともっとイサム・ノグチの遊具彫刻に出会いたくなったら…

北海道にある「モエレ沼公園」に行くと、イサム・ノグチの遊具彫刻全種類が揃っています!




今年の夏休みは、香川にゆかりのあるアーティスト「イサム・ノグチ」の作品にたくさん触れてみてくださいね。



津田の松原サービスエリア

【上り線】
香川県さぬき市津田町鶴羽935-5 【地図
駐車場/大型車:21台、小型車:60台、身障者用:2台

【下り線】
香川県さぬき市津田町鶴羽939-1 【地図
駐車場/大型車:21台、小型車:60台、身障者用:1台
TEL:0879-42-1777
スナック 7:00〜22:00
さぬきうどん「あなぶき家」 10:00〜21:00 (土日祝は8:00〜)
ショッピングコーナー(売店) 7:00〜22:00
すき家(牛丼店) 7:00〜24:00
ガソリンスタンド: 7:00〜20:00
ファミリーマート(下り線のみ)24時間営業

【津田の松原サービスエリアグルメ記事】
posted by sanuki-asobinin at 10:00| 香川 ☀| Comment(0) | レジャー・アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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