2018年6月10日(日)
接近する台風にも負けぬ勢いで
「第10回どんと恋祭〜結願〜」が開催されました!
「結願」というテーマにちなんだお遍路ブースや
東讃ならではの食、スポーツ、癒しのイベントが盛りだくさんの1日!
雨にも負けずクライマックスの花火も打ち上がりました〜!
たっぷりの写真とともにレポートします!
どんと恋祭はさぬき市、東かがわ市の元気な人、モノと協力し、
東讃エリアのいいところを再発見してもらおうという
年に一度の東讃随一の大型イベント。
2009年からスタートし、今年は記念すべき10回目!!!
今年の開催地はさぬき市長尾の「ツインパルながお」
台風が接近している中でしたが、なんとかお天気ももってくれて曇り空でのスタートとなりました。
第10回のテーマは「結願(けちがん)」
さぬき市に四国霊場八十八ヶ所の上がり三ヶ寺があるということも踏まえ
八十八ヶ所を巡り終える「結願」の意味を知り
改めて東讃に根付くお遍路文化を見直すことで地域が元気になってくれたら…
という希望も含めてつけられたテーマです。
というわけで、ステージでは香川県住みます芸人の梶剛さんと、
さぬき市の「前山おへんろ交流サロン」の六車館長、
さぬき市地域おこし協力隊 多和担当の吉川さん、
東かがわ活性化のお手伝いをしている香川大学生の冨原さんをお迎えしての
「結願!遍路恋トーク」も開催されました。
受付で配布したウチワにも書かれていた「お遍路にまつわる数字」を取り上げつつ
「文化」として世界中に広がるお遍路、「経済効果」として今後も期待されるお遍路のことをお話しされました。
年間15万人が「結願」を果たす四国遍路の中でも、
歩き遍路をしながら六車館長のいらっしゃる「前山おへんろ交流サロン」に訪れる方は年間3000人!
そのうち1割強が外国人の方で、一番多いのがフランスの方だというコメントに驚きました。
巡礼を終えたフランス人の方が本を出版し、それを読んだ方がまた巡礼に訪れるという
嬉しいブームが今、フランスでは起こっているそう。
また、年間お遍路による経済効果が1650億円(全体で)という数字にもびっくり!
単純計算で上がり三ヶ寺だけでも45億の経済効果があるんです!
「お遍路」は観光の面でも、文化の面でも、
今後地域が元気になるための一つのテーマとして重要なものだなあと感じるトークイベントでした。
そんなお遍路さんをもっと身近に、もっと応援できる「結願ブース」も会場内に登場!
お遍路さんの白装束を着てインスタ風に写真が撮れたり
ワンちゃん用の白装束を着たお遍路ワンちゃんとの写真が撮れるブースは大人気!
さらにチェキで撮った写真にお遍路さんへのメッセージを書き込んだ結願ボードも設置。
こちらはイベント後に「前山おへんろ交流サロン」に設置されますが
「頑張って〜!」「ようこそ!」「お疲れ様」
などの言葉が、結願まであと一歩!というところまで来ているおへんろさんの力になるはず!
「どんと恋祭」ならではのおもしろお遍路企画はまだまだあります!
お昼ご飯を求める人で賑わう「どんと恋マルシェ」ブースでは
お遍路さんをイメージしたごはん「マルシェ遍路飯」をさぬき市、東かがわ市の4つの飲食店、団体さんが販売しました!
さぬき市「かなたまキッチン」の新鮮卵のお弁当や
東かがわ市「東かがわ活性隊」のオリーブ牛串丼 大内パセリジェノベーゼソース、
東かがわ「ristorante Passo」の菅笠型揚げピザ
東かがわ「のうさぎカフェ」の地元イノシシ肉入り味噌のおにぎり。
地元の素材を生かし、滋養強壮になるものばかり!
普段からお遍路さんにも食べてもらいたいですね〜!!
そのほか、飲食店、物産ブースが並ぶ「どんと恋マルシェ」では
東讃を含む香川の達人による美味しいものがたくさんありました!
さぬき市、東かがわ市の農家さんから野菜を集荷する「八百屋ひとみ」さんの野菜販売、
津田の「讃岐朝市」にも毎回出店している東かがわの「こんちゃん農園」手作りのロコモコ丼。
シャキシャキのアスパラとコクのある手作りデミグラスソースがたまりません!
こちらは東かがわ市「かめびし醤油」さんの豚の角煮丼。
2年熟成と3年熟成のお醤油を使って仕込んだ角煮には味がしみしみ〜!
さぬき市の市場「東部青果」さん、
東かがわの地域活性化に躍進する香川大学生たち、
お隣三木町の牧場のジェラートやさん「MUCCA」さん、
さぬき市の「ドルフィンセンター」などなど、
あちこちのブースで香川東部のパワーを感じます!
さらに盛り上がっていたのがスポーツフェスティバルコーナー!
東讃の代表的な産業「手袋」にちなんだ世界唯一の「手袋投げ大会」
今年は全国ネットのTV番組「羽鳥慎一モーニングショー」の取材が入っていました!
(放送は6月29日金曜日予定)
今年は世界記録に近い記録も出て、非常に盛り上がったそう!
ツインパルながおの駐車場に常設されているスケートボード場で行われているのは
日本のスケートブランドであり、プロのスケーター集団「TUFLEG」による「SK8レボリューション」
スクールやプロのデモンストレーションもあり、小学生のお子さんも多く参加していました。
2020年の東京オリンピックでは正式種目になったこともあり、注目度も年々上がっています。
そして「どんと恋祭」恒例の「獅子舞カーニバル」も開催。
美しい獅子頭と油単(ゆたん)の展示と、ダンボールで作る獅子頭ワークショップもあり
インスタ映えするお写真を撮る人も続々♪
夕方から予定されていた演舞は雨のため残念ながら1組のみテントの中での開催となりました。
それでも子供達は獅子に夢中!!
そのほか、ツインパルながお近くの「パットゴルフ場」ではパターゴルフ大会が行われたり、
NEXCO西日本さんによる速道路のダンボール模型作りや、パトカーと消防車の展示に集まる子供達も。
15時ごろには雨が降り出しましたが、それまでは過ごしやすい曇りのお天気で
多くの人が訪れて様々なブースを回って楽しんでいました。
そして「どんと恋祭」のクライマックスといえば、打ち上げ花火!!
この日は夕方から雨が降り続いていましたが、ちょうど花火の時間の20時にはやんでくれて…
亀鶴公園方面から、今年も花火どんとこーーーーい!!!
獅子舞と花火のコラボは叶いませんでしたが、
花火だけを楽しみに会場に訪れる方や、近くの亀鶴公園で眺める方も多く、
最後まで多くの人が楽しめるイベントになりましたよ♪
今年も地元パワーをいっぱい感じる1日だった「どんと恋祭」
来年の開催(次回は東かがわ市が会場)も楽しみです♪
「どんと恋祭」