むむむ! 驚きの連続!
まさか自分のスマホが顕微鏡になって
海の生き物観察ができるなんて!
植物もちりめんもカニもキノコも
スマホ顕微鏡で覗いてみたら、知らない顔を持っていた!
「平成30年度 平賀源内先生こども科学教室」にお邪魔して
子供達と一緒に「海のモンスター」を激写してきました!!!
「平賀源内先生こども科学教室」は、さぬき市教育委員会、「徳島文理大学(さぬき市志度)」と(公財)平賀源内先生顕彰会が行う、さぬき市の小学生を対象にした科学実験講座。
毎回定員を上回る応募がある大人気の教室!
今年で11年目を迎えますが、今回初めて行う講座があると聞き、会場の徳島文理大学 香川キャンパス(さぬき市志度)に行ってきました!
2018年6月30日(土)の午前中、
教室には30名以上の親子が集合。
半袖に水筒、、、もう夏休み教室の雰囲気♪
講座担当は徳島文理大学 ナノ物質工学科の水野先生。
今日は「海のモンスター」を「ちりめん」の中から探し出すということで
しらす、ちりめんの説明からスタート。
教室には地元の大塩水産が津田沖で採った選別前のちりめんと、
同じく地元の木村海産がインドネシアやベトナム、タイの海で採ってきた選別前のちりめんを用意。
この中に「しらす」じゃないモノが混じっています!!!
例えばこんなモンスターたちが!!!
小さいのに形がそれぞれ違っていて面白い!
しらすやちりめんじゃこに混じっている海の生き物を「チリモン(ちりめんモンスターの略)」と言って
チリモン探しをするのが一時期ブームになりましたね♪
実際にしらすを採っていると、ヒトデ、クラゲ、ナマコ、タコ、イカが混じるのだそう。
そんな「海のモンスター」を見つけたら、
スマホ顕微鏡で観察&写真を撮るのが今日の大きなテーマ!
スマホ顕微鏡の作り方はとっても簡単!
小さなガラス玉をダンボールやスポンジに埋め込み…
スマホのカメラレンズ部分に重ねるだけ!
自撮りモードにすれば、ガラス玉の上に見たいモンスターを乗せるだけで
簡単にズームアップ、激写できます!!!
会場にはちりめん以外にも大学に生えている草や花、
ネギ、ミントなどの植物、菌類のプレパラートも用意されていました。
それではスマホ顕微鏡でいろいろ覗いてみましょう〜〜〜♪
ちりめんの目。
タツノオトシゴの顔
カニの口
葉
花の雌しべ雄しべ
クロカビ(ぞわわ)
他にも髪の毛や爪を見る人も(笑)
とても簡単にズームアップ出来て、
見た目とは違う姿が見られることに参加者全員がワクワク!
終了時間が来ても、大人子供関わらずなかなか席を立てなかった人気講座になりました。
参加した親子さんは…
「ちりめんとかいろんな生き物をスマホ顕微鏡で見られて楽しかったです」
「カニのツメを見てみたら面白かった!」
「葉っぱがすごく綺麗だった」
「帰宅したら飼っているリスの毛を見てみたいと思いました♪」
(徳島文理大学 水野先生)
「過去のこども科学教室の中で生き物の講座は1回くらいはあるものなんですが
今回は親も楽しんでいたし、みんなが楽しめる時間になってよかったです。
あらかじめタブレットやスマホを持って来てと言っていたんですが
これらが普及している今の時代だからこそできた講座だと思います。
ちりめんを通じて地元の業者さんとも繋がりましたし、
最後はいりこを配って食べてもらったんですが、
普段食べない子が今日はパクパク食べていてよかったなと思いました」
「海のモンスター」探し以外の発見、体験もできる1度で3度美味しい時間。
初開催の講座でしたが、あまりの好評ぶりに翌年度も開催が決定したそう。
参加してみたい方は次年度の「平賀源内先生こども科学教室」募集を待っていてくださいね♪

その様子はこちら→ 志度の町にランタンが飛ぶ!「さぬきのランタン上げ」レポート@志度
平成30年度 平賀源内先生こども科学教室
開催期間/2018年6月〜11月(全7回)
対象者/さぬき市内の小学3年〜6年生 40名
参加費/全7回分の教材実験費3000円(1人)、年間障害保険料300円(1親子)
応募方法/小学校にて募集要項を配布。各小学校に参加希望を提出。
お問い合わせ先/087-894-1684(公益財団法人 平賀源内先生顕正会)
※今年度の募集は終了しています。
同じようなイベントを フラッグにて
ワクワク夢化学21として実施しました(7/21,22)200名近くの参加者が来てくださいました。
明日は旧末小学校にて
海の スライム時計作りをします
今年も海関係が多いっす(笑)