理科の勉強は苦手だけれど、実験を見るのは大好き!
そんな自分がもしも子どもだったら絶対に参加したかった科学教室
「平成30年度 平賀源内先生こども科学教室」がさぬき市で開催されています。
2018年9月2日には一番人気の「ペットボトルロケット」教室が行われると聞いて覗かせてもらいました!
水しぶきと歓声とともに、科学のしくみもしっかり肌で感じてきましたよ〜〜!
「平賀源内先生こども科学教室」は、さぬき市教育委員会、「徳島文理大学(さぬき市志度)」と(公財)平賀源内先生顕彰会が行う、さぬき市の小学生を対象にした科学実験講座。
毎回定員を上回る応募がある大人気の教室なんですが、その理由は身近なものを使って科学実験を行うところ。
わたあめマシンを作ったり、スマホ顕微鏡で地元のチリメンじゃこを覗いたり。
子供も大人も夢中になる実験を行いつつ「サイエンス」の入り口をぐぐっと広げてくれているのが「平賀源内先生こども科学教室」なのです!
2018年9月2日には、科学教室恒例の人気講座「ペットボトルロケットを飛ばそう」が行われると聞いて、会場の徳島文理大学 香川キャンパス(さぬき市志度)に行ってきました!
参加者は空っぽのペットボトルを持参。
そしてテーブルには「ペットボトルロケット」のキットが配られました!
徳島文理大学 理工学部 電子情報工学科の森本先生のレクチャーでパーツを組み立て、シールを貼り、羽をつければ…
ペットボトルロケットの出来上がり!
天気予報は雨でしたが、ちょうど曇り空になっていたので、みんなでキャンパスの大通りへレッツゴ〜♪
まずはペットボトルに水を入れます。
水の量は多すぎると重くて飛ばず、少なすぎても飛ばないそう。
ロケットは専用の発射台に設置して飛ばします。
水が漏れないように取り付けたら、自転車の空気入れを10回ほどポンプ!
そして1、2の3!でスイッチを押せば!!!
ペットボトルロケット発射ーーーーーーーー!!!
発射とともに「わーー!」という歓声と水しぶきが飛び交います!!!
設置するときに水漏れするものもあり、コツが掴めるまではなかなか難しそう。
空気入れの回数を多くすれば飛んだという子も!
水の量やポンプの回数を変えながら何度もチャレンジした結果、
なんと校舎の屋上まで飛んで行ったロケットもありました!
これには森本先生もビックリ笑
(徳島文理大学 理工学部 電子情報工学科の森本先生)
「2年おきにやっている人気の講座で今回で3回目になりますが、こんなに飛んだのは初めてです!!」
ペットボトルが飛んでいく仕組みは「作用と反作用」
物を押したら押し返されるのを利用し、水と空気を押し出して「出す力と戻る力」を生み出した結果、勢いよくペットボトルが飛んでいくのだそう。
(徳島文理大学 理工学部 電子情報工学科の森本先生)
「授業では高校で習うものですが、小学生のみんなが大きくなって勉強するとき、この数式はあのときのペットボトルロケットのものだ!と思い出してもらえたら嬉しいですね」
科学は難しいけれど、身近な素材で楽しむことでぐっと距離が近くなると教えてくれる「平賀源内先生こども科学教室」
みんな水浸しにはなりましたが、子どもたちも同伴した保護者のみなさんも本当に楽しそうでした。
科学教室は年内残り3回。
すでに参加募集は終了していますが、10月13日、14日に開催される徳島文理大学の学祭「杏樹祭」では、一般の方も参加できるサイエンス体験コーナーが登場する予定です。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
【オマケ】
この日は新しいさぬき市特産品のひとつで発売前の「静電気桑の葉サイダー クワキテル」の試飲も行われました!
さぬき市産の桑の葉を使った微炭酸サイダー。
桑茶は飲んだことないけど、お抹茶より飲みやすい!という声もありましたよ!
クワキテルについて詳しくはこちら→ビビッと桑がキてるっ! 「クワキテル」完成!@さぬき市
【平成30年度平賀源内先生こども科学教室】 ※30年度の募集は終了しました
開講日/2018年6月2日開校式、以後7回講座
参加資格/さぬき市内の小学3年生〜6年生 40名(応募者多数の場合は抽選)
参加費/教材費ひとり3000円+年間保険料300円(1親子)
応募/2018年5月9日締切
お問合せ先/(公財)平賀源内先生顕正会 087-894-1684(月曜休)
過去の開催の様子(徳島文理大学理工学部ホームページ)→こちら
平賀源内記念館Facebookページ→こちら