今年こそ、今年こそは意気込んで、なかなか食べることのできない憧れの秋の味覚。
やっと味わうことができました!
八十八庵の「松茸うどん」!!!
地物の松茸はシャキシャキ!
あったか〜い出汁にも季節の香りがしみしみ…
この時期限定の「栗飯」とともに秋の味覚を楽しみに行きませんか?
さぬき市多和 大窪寺前にあるお土産物、うどん店の「八十八庵」さん。
麓に比べて気温が2〜3℃低いため、肌寒さを感じるようになってきました。
店内に入ると、おでん鍋と厨房から温かい湯気が。
体がしっかり冷えたお遍路さんもここでひと休み。
ビールとうどんで「大窪寺」到着と八十八ヶ所巡礼結願のお祝いをしている様子を見かけます。
「八十八庵」さんの名物といえば、季節の根菜と多和の山奥から流れ出る美味しい水で打つうどんで作る「打ち込みうどん」ですが、
気温がぐっと冷え込むこの時期にひっそり始まるのが…
「松茸うどん」!!!!
地元の松茸のみを使うため、毎日必ずあるものではないのですが
出会うことができたら幸せ♪ なメニュー!
オーダーが入ると、スライスした生の松茸を特製のかけ出汁とともに少し煮込み、香りをつけます。
そして「八十八庵」ならではの香川県産うどん用小麦「さぬきの夢」を使った麺とともに出てきます。
これが八十八庵の「松茸うどん(2000円)」
じょ、上品…!
出汁を飲むための木のレンゲまで付いている!!
もっといい服を着てくればよかった…とさえ思う憧れの絵面。
温かい出汁を飲むと、ほんのりとした松茸の香りが!
海外産になると香りも強すぎますが、地物のものは奥ゆかしさのある香り。
そして松茸!
2ミリほどにスライスされていて、火が通り切っていないので食感はシャキシャキ!
松茸の刺身と土瓶蒸しの間をいただいているような幸せ感〜〜〜♪
うどんも「さぬきの夢」らしい、もっちりとした食感で、お腹に優しかったです。
今年は松茸が豊作と言われている地域もありますが、多和周辺は例年通り。
もう少し気温が下がれば採れる量も増えるかも?とのこと。
「松茸うどん」は松茸が出る限りは続きますので、どうしても食べたいという方はあらかじめお電話して予約しておきましょう!
お値段からしても贅沢メニューですが、やはり食べると旬の味を食べたという満足感がたまらないです!
旬のものといえば…
秋の名物メニュー「栗飯(栗おこわ)」も登場しています!
八十八庵では創業当時から山に栗の木を植えていて、毎年手入れをしながら収穫を行っています。
手作業で丁寧に皮を剥いた栗と地元多和のもち米を蒸してできるのがこの「栗飯」なのです。
今年も栗が甘いっ!!! 美味しいっ!
毎年9月初旬から11月中頃まで楽しめるこのメニュー。
店内で食べると700円。持ち帰り用は折代込みで800円。
紅葉の時期が近くなると午後2時ごろには売り切れてしまうので、
早めにお出かけするか予約して出かけましょう♪
おやつにするくらい栗が好き!という方には
「ゆで栗(250円)」もおすすめ!
「栗は好きだけど、調理するのがちょっとめんどくさい」という人に嬉しいお土産です♪
そして食べ終わった後は、目の前の大窪寺で紅葉やイチョウを楽しんでくださいね。
これから紅葉のグラデーション、イチョウともみじのコラボ紅葉が楽しめる時期になりますよ。
今年の紅葉情報は明日の記事でご紹介しますので、要チェック〜!

八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1 【地図】