2018年10月13日（土）「米麦農家かべっこ」さんでの稲刈りワークショップ
「稲刈り体験 in かべっこ」が今年も開催されました！
晴天のもと、カマを握るは小さなこどもたちと…
麗しき「農ガール」♪
今年も楽しかった「稲刈り体験 in かべっこ」の様子をお届けします～！
さぬき市鴨部にある米麦農家「かべっこ」さんでは
野菜ソムリエの須賀ひとみさんが主宰する「地讃地shok」とともに
2014年から田植え、稲刈りワークショップを開催しています。
2018年は6月24日に田植えイベントを開催され、大きくなった稲を刈り取るイベント
「稲刈り体験 in かべっこ」が10月13日（土）に開催されました。
今年は香川県東讃エリアで農業に従事する女性「農ガール」とコラボ！
このイベントを通じて、農業に女性がどんどん介入したり、興味を持ってもらえたらという狙いがあります。
実際集合してみると、、、
例年とは違う女子率の高さ＆彼女たちの服装からわかる本気度に感動！
オレンジのブルゾンは農ガールのオリジナルデザイン！！
農業は男子だけのものではなーーーい！^^
参加者は未就学児～小学生のお子さんづれのご家族から、大人のお一人の参加まで様々。
そんな中、「東讃地域農ガール」代表で、さぬき市大川町の金江養鶏場 金江ちひろさんからご挨拶が。
（「東讃地域農ガール」代表、金江養鶏場 金江ちひろさん）
「東讃地域農ガールは昨年発足して、高松から東側で農業を行う9名の女性が加入しています。
農ガールで集まれば、農業のことだけじゃなく、家庭や趣味などいろんな話で盛り上がったりもします。
これからも積極的に農業に関わってくれる仲間を増やして行きたいなと思っています」
「また、女性目線のアイデアは農業のいろんなところに生きています。
例えば私たちのアンテナショップ『カナたまキッチン』では女性目線のサービスをしていて
その一つとして、卵のパックをプラスチックではなく紙製にしました。
プラスチックだと卵は息がしにくく、カビも生えやすい。
紙パックならそのデメリットをカバーしてくれます。
紙パックは勿体ない！と言ってくれる人もいて、そんな方には卵ケースの持ち込みサービスも行なっています」
イベント主催の「地讃地shok」代表であり、東讃地域農ガールサポーターである池田ひとみさんからもメッセージ！
（「地讃地shok」池田ひとみさん）
「毎年恒例の稲刈りですが、農ガールの力でイベントが大きく成長するのは嬉しいことです！」
さて、農ガールたちのお話を聞いた後は「かべっこ」さんの工房から歩いてすぐのところにある田んぼへ移動。
梅雨時期に田植えした稲は…
しっかり実っていましたよ～～♪
（「米麦農家かべっこ」六車さん）
「今年は曇天続きで、なかなかお米が膨らまずに苦労しました。
しかし、これから刈り取る『おいでまい』という品種は食べても食味があって美味しいお米です。
稲刈りの後、新米をどんどん食べてくださいね！」
刈ったら食べるどーーー！という意気込みを胸に、稲刈りスタート！！
子どもたちも農ガールとともにカマを握って刈り刈りーーー！！
太い束を持つことができない小さな手たち。
2～3本の稲を持っては刈り刈り。可愛いです♪
まだまだ刈り刈り…
ん？？
ものすごく刈り刈りが早い人がいる！？
その正体は、農ガールメンバー「かおる農園」さんの薫さん！
端から端へ、一気に刈り取っていく姿は女性から見ても「格好いい！」の一言！
普段はアスパラを握っていますが、カマも似合う素敵な女性でした……！！
農ガールのパワーあって、いつもよりもかなり早くに稲刈りが終了！
刈り取った稲は脱穀用のマシンへ。
これもなかなかの力仕事。
ここまでくると子どもたちは…
田んぼと畔で虫取り大会！
田んぼにはトノサマバッタやカマキリが。
畔にはメダカ、アメンボ、エビなどが。
心なしか、これまでよりも数が少なくなったような？
しっかり田んぼで仕事＆遊んだら、「かべっこ」へ戻ってお昼ごはん。
今年の新米「おいでまい」と、かべっこさんの作る「もち麦」ご飯、
手作りの豚汁が用意されていました！！
今回は農ガールの「金江養鶏場」の金江さんが参加されてることもあり、卵かけご飯でいただきまーーーす！
稲刈りに参加されていた、さぬき市のお米のプロ「くりや株式会社」の徳永社長から、
「卵かけご飯にごま油とちょっとのお塩をかけると美味しいよ」
と言われ、みんなで早速チャレンジ！
うっっ！！！ まい！！！！
ごま油＋塩、最高ですーー！
（普通のもち麦ご飯にもこの組み合わせ最高でした！）
ごはんと同時に「東讃地域農ガール」マルシェも開催♪
アスパラや玉ねぎ、オクラ、卵にプリン。
値札がピンクのポストイットなのは女性ならではの可愛さ～！
中でも面白いなと思ったのは志度でぶどうを作る「長谷ぶどう園」の長谷真里さんが持ってこられていた「ニューピオーネのレーズン」
ピオーネをそのままセミドライにしていて、大粒！
柔らかくって皮も気にならず、自然の甘みがしっかり。パクパク食べられます。
レーズンくささもないので、レーズンが苦手な方も食べられそう。
この干しピオーネを使ったパンも販売されていました。
農ガールオリジナルグッズの手ぬぐいもありましたよ～！
汗もかき、美味しいごはんと野菜の達人に囲まれた稲刈り体験。
農ガールの皆さんの感想は？
（「東讃地域農ガール」代表、金江養鶏場 金江ちひろさん）
「実は稲刈り自体初めてというメンバーもいたのですが、とても楽しめました！
農業をやっていると、農業の人としか交わらないのですが、
このイベントを通じていろんな人と交流できたのが嬉しかったです」
私も農ガールのみなさんとお会いするのは何度目かですが、
彼女たちが実際に稲刈りをする姿、野菜を売る姿、普通にごはんを美味しそうに食べている姿がとても新鮮で
身近に感じることができた1日でした♪
今後も「農ガール」と一緒に、「農業」を楽しむイベントが開催されることを期待しています！
そして「稲刈り体験 in かべっこ」はリピーターが多いイベント。
今年も多くの子どもたちが大きくなって帰ってきました。
田んぼで稲や生き物と触れ合うことで、どんどん成長していく様子が感じられるのもこのイベントの大きな特徴。
今回参加できなかった方も、ぜひ次回足を運んで見てくださいね。
次回「かべっこ」さんでの体験イベントは、新春の餅つきイベントを予定していますのでお楽しみに♪稲刈り体験 in かべっこ（香川県 男女共同参画における課題解決活動支援事業）
開催日時／2018年10月13日（土） 11：00～13：30
場所／農業工房かべっこ（さぬき市鴨部6310）【地図】
参加費／無料。昼食は500円（炊きたて新米と豚汁）、刈り取ったお米2.5kgで送料込み2000円。
持ち物／長袖長ズボン、タオル、軍手、汚れてもいい靴
お申し込み／氏名、参加人数、連絡先を「かなたまキッチン」までご連絡ください（0879-49-1422）
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