さぬき市の冬の味覚といえば、
海は「牡蠣」、山は「自然薯」!
2018年12月1日より今シーズンの自然薯販売が
さぬき市大川町「南川自然の家」でスタートしました!
ウキウキと発売日初日の初売り時間に行ってみると、中には長い行列が!
南川の自然薯たち、愛されてます〜!
みなさん、手に持っている多くの自然薯、どうするのでしょうか?
さぬき市の冬の味覚「自然薯」
県道10号線から「南川自然の家」に向かって車を走らせると、
その道沿いにはイノシシよけの電柵とともに「自然薯」の畑をみることができます。
南川で自然薯が上手に育つ理由は、山ならではの寒暖の差の激しい気候と水はけの良い土地。
写真のような黄色いツルが絡みつくアーチの下に、2年間すくすくと育った自然薯が埋まっています。
土中にはパイプが埋められていて、その中で自然薯の種芋を育てるため、綺麗でまっすぐなものが出来上がるのです。
そんな南川の自然薯が今年も「さぬき市南川自然の家」で購入できます!
2018年は12月1日から販売スタート!
夏にはキャンプで賑わう場所ですが、この時期は自然薯を買い求める人で駐車場にも車が溢れます。
初日の12月1日(土)8:30に足を運んでみましたらば…
この混雑ぶり!
中にもレジ待ちの長い行列ができています!
お会計や発送の手配をされているのは、南川で自然薯を育てる農家さんの集まり「南川自然薯研究会」のみなさん。
今年の自然薯の出来はどうだったのでしょうか?
(南川自然薯研究会 頼富さん)
「今年は夏が暑く、雨も多くて、例年のようにうまくはできなかったものがたくさんありました。
それでもこの日に合わせてたくさん用意していますので、
ぜひ南川の自然薯を今年もよろしくお願いします!」
どの作物も天候に悩まされた一年でしたが、自然薯もとは…
それでも会場にはまっすぐで綺麗な自然薯がたくさん並んでいましたよー!
みなさん箱の中を一つ一つ覗きつつ、お気に入りを見つけて列に並びますが、
手にたくさん箱を抱えている人がほとんど!
毎年このようにまとめて購入し、県外へ発送したり知人に持って行ったりと、年末の贈り物として毎年購入している人が多いようです。
現地まで購入しに行けない方は、お電話で発送の受付もしてくれますので
お問い合わせしてみてくださいね。
さて気になるお値段ですが…
真っすぐ伸びた色の良い傷のないものからランクがつけられていて、それによりお値段も変わります。
「秀(1kg/3000円)」「優(1kg/2600円)」「2級(1kg/2100円)」「等外(1kg/1400円)」。
出始めの頃は午前中に秀品、優品の箱が完売することも多いので、早めにお出かけしましょう。
また、「秀」や「優」品を500gずつの小分けになった「丸得」もおすすめです♪
等外でもこんな感じです。凸凹はしていますが、長くて使いやすそう♪
等外の下には自宅用におすすめの「規格外(1kg/700円)」も。
少し形がいびつだったり、短いものがありますが、皮と実の間に栄養がたっぷり含まれているので、
軽くたわしでこすって、皮ごとすりおろして使いましょう!
おすすめの調理法は、すりおろして丸くまとめて、三杯酢をかけた「酢の物」にするか「鍋に団子にして入れる」料理法♪
こちらは「南川自然薯研究会」のお母さんたちのおすすめです!

お好み焼きやホットケーキなどに練り込むと美味しい「自然薯の粉」や、好きな人にはたまらない「むかご」もありました!
「むかご」は特に大人気ですので、早めに足を運んでゲットしましょう!
初日は9:00の時点でほぼ完売…
自然薯の種芋ですが、塩茹でにしたり、フライドむかごにしたり、むかごの炊き込みご飯にするとホクホク美味ですよ〜!
南川での自然薯販売は農家さんの在庫が無くなれば終了。
大体12月中旬ごろまで毎年続きます。
毎朝8:30からの販売なので、早起きして足を運ぶか、
どうしても欲しいものがある場合はお電話で取置きをお願いするのがベター。
その場で全国発送してくれますので、送り先のご住所なども忘れずに…
毎年恒例の「南川じねんじょ収穫祭」を待って自然薯を買っていたというかたは、
今年はお祭りがありませんのでご注意を!