2019年1月2日、さぬき市長尾寺のお正月恒例行事
『三味線餅つき』が行われました!
境内は初詣客でいっぱい!
「餅つき」と言っても、朝から午後までずーっと続く耐久戦。
参拝客に振舞われるものではなく、
1月7日に長尾寺で開催される「長尾寺大会陽」で使用されます。
今年も華やかだった「三味線餅つき」と長尾寺初詣の様子をご紹介します!
2019年1月2日、
初詣にさぬき市長尾の「長尾寺」にやってきました。
四国霊場八十八箇所八十七番札所でもある「長尾寺」は、普段からお遍路さんの姿も多く見受けられますが、お正月は地元の方の初詣で賑わっています。
本堂の横にはちょっぴりかわいい「だるまおみくじ」や、
長尾寺の定番「甘納豆入りおはぎ」も販売されていました!
巫女さんから「うちのおばあちゃんが作った楊枝入れもどうぞ」と甘納豆おはぎと一緒に和紙で作られた作品を頂きました♪
なんとも温かいおもてなし!
境内の納経所では、さぬき市大川町の「阿波屋」のかしわめしやうどんなどが購入でき、イートインできるのも恒例です。
そんな「長尾寺」の境内ではもうもうと煙をあげる3つの蒸し釜と、2つの餅つき用臼が登場。
そう、お正月恒例の「三味線餅つき」が行われていました!
「三味線餅つき」は華やかな三味線の音色に乗せてリズム良く餅をつきあげるお正月ならではのおめでたい行事。
長尾寺では「長尾三味線同好会」のメンバーによる演奏にのせて、地元のみなさんが朝早くからお餅をつきます。
それにしてもこのもち米の量…
た、食べきれない〜〜〜!
1つの臼に3つの杵と一人の返し手が入ります。
蒸しあがったもち米を力強くぎゅぎゅっと押し込み…
三味線のリズムにのせてつきあげます!!
トントントン、トントントン、
このスピードで杵がぶつかり合わないのがすごいなあと毎度感心。
出来上がったお餅は1月7日に投げられる「福もち」として地元のお母さんたちが小さく丸めるパターンと、
7日の力餅運搬競技で使用する大鏡餅を作るパターンの2通り。
大鏡餅の作り方をここでご紹介!
つきあがった餅をアツアツのうちに杵から持ってきて…
台の上でみんなで四方八方に広げて綺麗な丸を作り、被せていきます。
綺麗な丸い大きなお鏡が完成したら、「長尾寺」の文字が入った布を巻いて完成!
7日の運搬競技では、大鏡餅2個と大三宝とを合わせて180kgの重さを人間一人で運びますので圧巻です!
1月7日も長尾寺へ! 福餅投げと力餅運搬競技で楽しもう!
「大会陽(だいえよう)」とはその年の国土安穏や五穀豐穰などを祈念するもの。
長尾寺では2日の三味線餅つきでついた餅を投げる「福もち投げ」と、
大鏡餅と三宝合わせて180kgほどを持ち上げて歩いた距離を競う「力餅運搬競技大会」が行われます。
新春奉納書写会も午前中に開催。
お大師堂で課題を教えてもらい、書き上げたものはそのまま天神様に掲示します。
後日引き取りも可能ですが、そのまま奉納された方の作品は1月25日天神祭でお焚き上げしてくださるそう。
【長尾寺大会陽スケジュール】
12:00〜 福もち、木札投げ
13:00〜 大鏡餅運搬競技&子ども運搬競技
14:00〜 力餅ぜんざい接待(600食限定)
💡過去の様子はこちら
長尾寺三味線餅つき
開催日時/2019年1月2日(水) 9:00〜14:00
※11:00〜12:00 子ども餅つき(先着15名、小学生まで)
開催場所/長尾寺境内【地図】