2019年4月3日、
さぬき市志度に新しいお店
「おもちゃと雑貨とちょっとカフェ haru sora(ハルソラ)」さんがオープンしました!
子どもたちが夢中になるおもちゃや雑貨、通路が広くゆったりとしたカフェスペース。
この場所は以前「おもちゃと雑貨とカフェ rire(リール)」さんがあった場所ですが、以前と変わらぬ温かい雰囲気に、心がホッと緩みます。
同じ場所で、同じようなお店を作りたいと、子育て真っ最中にも関わらず、初めての店舗営業に挑んだ「haru sora」店長、平木恭子さんにお話をお聞きしてきました。
「haru sora(ハルソラ)」は、2019年4月3日に、さぬき市志度「西村ジョイ志度店」南側にオープン。
以前、おもちゃと雑貨とカフェのお店「rire(リール)」があった場所ですが、閉店を偲んで「rire」のファンだった方がお店をオープン。
それが店主の平木恭子さんです。
(「haru sora」店主 平木さん)
「今、わたしには5歳の娘がいるのですが、彼女が4ヶ月の頃から『rire』に通い始めました。
それまでは子どもとお店に行く時は静かにさせなくてはダメ!と、罪悪感があったんですが、それを感じなくてよかったのが『rire』。
子どもも私も満足できるお店、『rire』が大好きだったんです。
そんな『rire』が閉店すると知って、かなりショックを受けました。
閉店がわかった日の晩に、旦那さんに『私、お店を引き継げないかな?』という話をしたんです。
ちょうど働きたい時期だったこと、雑貨店やカフェが好きだったこともあり、閉店がきっかけとなってお店をやってみよう!と。
旦那さんも驚いてましたが、『面白そうやん。やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい。』と、背中を押してくれたんです。」
そうして子育て中にも関わらず、店舗営業の決心をした平木さん。
『rire』店主の平畠さんから、雑貨店、カフェの経営について学び、旦那さんと立ち上げの準備を行い、
2019年4月3日に、待望の『haru sora』が完成しました!
店名の『haru sora』の『haru』は、娘さんの名前「はるか」さんの「はる」、
娘さんと平木さんが「春」生まれであること、
平木さんの好きな季節が「春」、というところから。
『sora』は、平木さんが昔から空を眺めて過ごすことが好きだったことから、つけられました。
まず入ってすぐ右側には、店名を思わせる青い壁が。
オープン前にご夫婦で塗り替えたという青空の色にカモメのモビールも気持ち良さそう♪
『rire』さんの頃とはレイアウトも取り扱いブランドも少し変わっていて、
お店のレイアウトは、お子さんに「触っちゃダメよ」と言わなくていいように作られています。
連れてきた親御さんの「商品を落としたら、壊したら、舐めちゃったら…」という不安をなくしたいという平木さんの思いが込められています。
入り口すぐ左側には、小さいお子さんがつい手を伸ばしてしまいそうなおもちゃが並ぶスペースが。
コトコトコト、とゆっくり歩む木のお人形に、ヒノキでできたビー玉転がし。
ここだけで何分も過ごせてしまうお子さんがたくさん。
入って真正面のスペースには、季節に合わせたおもちゃが。
こどもの日を前に、香川県産ヒノキでつくる「ミニこいのぼりヒノキット」などの木材工作キットがいろいろ。
この「ヒノキのこいのぼり」はペンチとボンドだけで作れる手軽さが嬉しい!
オーダーメイド子供服のトルソーや、お出かけに持っていきたいシャボン玉なども。
まだまだ手に取ったものを口に入れてしまう小さなお子さんでも安心して遊んでもらえる木のおもちゃもありました。
思わず「かわいい!」と手に取ってしまいそうな文房具も。。。(柄違いの折り紙!)
お店の奥には、絵本や大人向けの雑貨、アクセサリー、アパレルがあります。
新しい取り扱いブランドとして、手作り雑貨「tolvo(香川)」、木のアクセサリー「mi-ne(香川)」も登場。
「tolvo」は撥水加工がされているので、濡れてもOK。
お子さんがいる方に大人気!
お店の奥に向かう道の両側にあるカウンターはカフェ使いできるスペース。
珈琲、紅茶、ジュースなどのドリンクのほか、これからは夏向けのドリンクやホットサンドも登場予定。
特に珈琲は高松市の「山田屋珈琲店」さんのブレンドを使用。
これまでカフェオレしか飲めなかったという店主の平木さんが、ここの珈琲ならブラックでも美味しく飲める!とおすすめ。
オーダーが入ってから、じっくりと淹れてくれます。
もちろんカフェインレス珈琲もありますよ♪
ドリンクのおともに、カウンターに置いてある季節の「haru soraおやつ」をカフェでいただくこともできます。
「rire」の頃と変わらず、卵や乳製品を使わない「juju」さんのおやつや、「瀬戸内グラノーラ」さんのグラノーラも販売されているのも嬉しいところ!
反対側のカウンターは1席ずつのソファ席ですが、くっつけるとソファに。
赤ちゃんが寝てしまったら、ここでねんねさせることもできます♪
カフェで親御さんがゆっくりとお茶できるように、奥のスペースはキッズコーナーに。
こちらに向かう通路も広めにとっていて、ベビーカーが通れるのが嬉しいところ♪
お子さんの大好きなおもちゃがいっぱいありますよ〜〜!
今後は定番の絵本や、男性の方が「おっ」と足を止めるものも入れて、元保育士さんと一緒に読み聞かせのイベントも開催したいとのこと。
『rire』の頃と変わらず、お子さんも親御さんも楽しめる場所になっている『haru sora』ですが、
店主の平木さんは店名の『haru sora』にもう一つのメッセージを込めたそう。
(「haru sora」店主 平木さん)
「『haru sora』は春の空というより、『晴れる空』という意味でつけました。
わたしも子育て時に行き詰まり、家に引きこもってしまった時期があります。
だけど、ここにあった『rire』に足を運んだり、ベビーマッサージに行ってみることで心が少しずつ晴れていったんです。
私は普通のママだけど、そんな経験から、子育て中の人と共有できるものがあると思っています。
この場所が、いま子育てに悩んでいる人の悩みを笑い飛ばせる存在になれたらと。
お子さんづれでも、お一人でも。
行き場に困った時はぜひ、ここに遊びに来てくださいね」
育児には正解がないのに、ちょっとしたことで悩み、閉じこもってしまう時があります。
そんな時こそ、ココロがハレる新しい場所『haru sora』へ!
ぜひ一度、気軽に足を運んで、その扉を開けてみてくださいね。
おもちゃと雑貨とちょっとカフェ
haru sora
場所/香川県さぬき市志度1235ー2
営業時間/10:00〜16:30(木曜のみ15:30閉店)
定休日/日曜、月曜
お問い合わせ先/087-894-4555