「志度寺」門前通りにある古民家「旧さのや呉服店」
ゴールデンウィーク最終日、
2019年5月6日には「さのやでマルシェ」が開催されました!
晴れのお天気に恵まれ、近隣の方はもちろん、小さなお子さん連れの方も立ち寄って源内通りは賑やかに。
楽しいイベントの様子と源内通りの風景をご紹介します♪
「源内通り」にある古民家「旧さのや呉服店」は、街のみなさんの着物、布団、制服を承っていた老舗店。
15年ほど前に閉店し、雨戸が閉まった状態ですが、その建物や中庭は素晴らしいもの。
母屋は四国霊場八十八番札所「大窪寺」の三重塔を建てた宮大工さんが手がけられたもので、店舗はさらにそれ以前に建てられたものと言われています。
「この建物を多くの方に見てもらい、志度の街が活気付くように今後も活用してもらえたら」と、
「旧さのや呉服店」の渕江さんがお店と母屋を使用してのイベント
5月6日(月・祝)「さのやでマルシェ」を開催されました。
ゴールデンウィーク最終日の5月6日は晴天に恵まれ、いいまちあるき日和♪
「志度寺」から西に伸びる門前通り「源内通り」を3分ほど歩くと、、、
「旧さのや呉服店」に到着!
この日は木の雨戸も開け放し、呉服屋さんらしいガラスのショーウインドウがお目見え。
入り口も広く開放されて、オープンの9:00から多くの方が立ち寄っていました。
早速店頭の「ぱんだコーヒー」さんの美味しそうなドリップコーヒーや、「さぬき市観光協会」さんの冷たいさぬきワインアイスに足が止まってしまいました!
呉服店だった店内は、店舗時代に活用されていたガラスケースや台を使ったマルシェが開催されていました。
地元だけでなく、県内のパン屋さん、野菜の農家さん、陶芸作家さん、雑貨屋さんなど、いろんな方がいろんなものを出店されていて、どこを見ても楽しい〜!
さぬき市鴨部の「かべっこ」さんや「東讃地域農ガール」のみなさんも出店!
志度寺敷地内にある介護施設「ポタラの海」の皆さんの作品もありました!
主催者の渕江さんがお嫁に行き、現在住んでいらっしゃる山形県庄内地方の美味しいもの、素晴らしい工芸品も販売されていました!
香川と同様に野菜や果物が豊富で、誠実にものづくりに励まれている方が多いのだと実感します。
さて、今回のマルシェでは、店舗奥の住居スペースも思い切って開放!
ところどころに飾られたお花も、渕江さんが地元の同級生の皆さんと一緒にマルシェ前にご用意されたもの。
和室では賑やかに折り紙のワークショップや、しまんと新聞ばっぐのワークショップが開催!
ランチが美味しい志度の「わがまんま」の女将によるフリーマーケットも開催!大盛況〜!
あっという間に品切れになったのだとか!
主催者の渕江さんの企画で、山形県庄内地方のフリーペーパーを展示したり、実際に渕江さんが描かれた庄内野菜の木のプレートの写真展示をされている部屋もありました。
山形の野菜、とても美味しそう!
また、東京で活動するアーティスト「るーずぱんてぃ」のライブも3回行われました。
おなじみの懐かしいナンバーをみんなで熱唱するシーンもあり、店舗奥の会場から聞こえる歌声につられて口ずさんでしまいます。
そして一日中店舗で受付していたのが志度界隈の「写真ロゲイニング(まちあるき)」
「さのや」の周辺にある歴史的なものや美味しいもの、見どころ、面白い展示物をスタッフさんがピックアップ。
それを探して歩き、見つけたら写真を撮るというルール。
私も参加しましたが、制限時間が40分内で琴電志度駅まで行ったり、風月堂さんで柏餅を購入して写真を撮ったりして、あっという間に終了!
いつもは素通りしている場所に思わぬアイキャッチがあったりして、源内通り再発見になりました!
ただ、制限時間内に全てのミッションをクリアできず悔しかった〜〜!
その後16:00までゆるりと続いた「さのやでマルシェ」
源内通りを歩く外国人のお遍路さんとお話しする人もいて、終始優しい時間が流れていました。
「旧さのや呉服店」がオープンすることで、かつてお店を利用していた近所の皆さんが生き生きとした笑顔で足を運んでいたり、井戸端会議を楽しんだり、普段は見かけない小さなお子さんが街を歩いていたりと、源内通りにとっては新鮮な風景。
主催者の渕江さんの想いでもあった、「源内通りが少しでも活気付いたら」。
それが実現した素敵なイベントだったように思います!
街の人が街の活気を作る「さのやでマルシェ」。
次回の開催にも期待しています!
さのやでマルシェ
開催日時/2019年5月6日(月・祝)9:00〜16:00
開催場所/旧さのや呉服店【地図】
内容/マルシェ、ワークショップ、フリーマーケット、ライブ、まちあるき
入場料/無料
駐車場/会場前に駐車場はありません。「志度寺」「かね荘」「さぬき市役所」駐車場を利用しましょう。
※会場前は西から東への一方通行です。ご注意ください。
「さのやでマルシェ」Facebookページはこちら。