四国遍路の上がり三ヶ寺、志度寺、長尾寺、大窪寺。
最近では若い人、外国人が結願を目指して歩く姿をさぬき市でもよく見かけます。
そんな「お遍路」を様々な方向から学んで、巡るだけではわからない面白さを体験してみませんか?
さぬき市では、お遍路とその周辺の観光の達人を育てる
「おへんろつかさ養成講座13期生」を募集中!
遍路の基礎から上がり三ヶ寺のお宝、かつての遍路道歩きまで。
今年度の講座内容をご紹介します♪
お遍路に出たことがある方はもちろん、一度は四国遍路を歩きたいという方も
受講するともっとお遍路が面白くなりますよー!
おへんろつかさ養成講座はさぬき市観光協会が、さぬき市にある四国霊場八十八箇所の上がり三ヵ寺とその周辺をより深く学び楽しんでもらう目的でスタート。
お遍路の勉強だけでなく、遍路に欠かせないお接待の心を学び、さぬき市の自然や文化、食も同時に発信できる「達人」を育てるのが特徴です。
ちなみに「おへんろつかさ」とは、お遍路の周辺でお遍路に関することをコーディネートする人のこと。
「お遍路を司る人」ということで、著名なコピーライターの方が命名してくださったそう。
そんな遍路の達人を育てる「おへんろつかさ養成講座」
毎年8月にスタートし、翌年1月までの全7回、月に1度日曜日に開催されます。
お遍路の基礎講習は、遍路道沿いにある「前山おへんろ交流サロン(さぬき市前山)」で行い、
上がり三ヵ寺の勉強会では実際にお寺に行き、現地研修も兼ねてご住職からお話しをお聞きできます。
お寺の歴史、お寺の拝観、なかなか見せていただけないものもしっかり解説いただけるチャンス!
例えば志度寺ではお寺に残る「尼の玉取り伝説」の元となる縁起絵。
長尾寺では静御前の剃髪塚(吉野の山で義経と別れた後、長尾寺で出家した証)
大窪寺では四国遍路結願の場所ならではのものを見せてもらうことができます。
また、お遍路をさまざまな角度で研究されている学者さんや研究者の方のお話を聞くと、今までと違ったお遍路が見えてきます。
実際に昔の遍路道を歩いてみたり、仏像の基本的な見方も教えてくれますよ。
全7回の講習会のうち、4回以上の講習を受けられた方には修了証書が渡されます。
卒業後、より勉強をしたい方は「おへんろつかさの会」に入るのもおすすめ!
「おへんろつかさの会」では、さぬき市でのお遍路関連まちあるきイベント、ガイド、講演会を主催。
オカリナコンサートを行ったり、志度寺の「尼の玉取り」能舞台を行っていて、多方面の方がお遍路と関わっていることを学ぶことができます。
より深く探求することができる仲間に出会えたり、実際に学んだことを発信するための場所があることも「おへんろつかさ」の嬉しいところです。
御朱印をもらって巡るお遍路はもちろん、
その周辺を一度掘り下げてからお遍路に出るとより四国遍路が面白くなる!
お遍路に興味がある方はもちろん、
「お寺好き、歴史好き」の方こそ「おへんろつかさ養成講座」に参加してみませんか?
現在受講者募集中!
締め切りは2019年7月22日(月)消印有効です♪
詳しくはこちら!
↓
【おへんろつかさ養成講座】
応募条件/
- お接待の心、おもてなしの心をもった方
- おへんろの文化、歴史に高い関心を持った方
- 養成講座会期中、4回以上参加可能な方
※県外の方でも参加可能
※受講後、観光ガイドとして活躍いただける方は大歓迎!
開講期間/2019年8月4日(日)〜2020年1月12日(日)までの月1回、日曜日
時間/9:00〜12:10
場所/おへんろ交流サロン、志度寺、長尾寺、大窪寺、遍路道、前山公民館など
受講料/3000円(資料代ほか)
応募締め切り/2019年7月22日(月)消印有効 ※応募者多数の場合は抽選
お申込方法/ハガキ、FAX、e-mailにて受付中。
・ハガキ…指定の申込書をさぬき市観光協会まで郵送。・FAX…指定の申込書をさぬき市観光協会(FAX087-894-3444)までFAX。
・e-mail…必要事項を書いて、sanuki-kanko@sanuki.ne.jpへ送信。
申込書はこちらからダウンロードできます→さぬき市観光協会ホームページ
お問い合わせ・申し込み先/さぬき市観光協会事務局(さぬき市役所1階)TEL:087-894-1601