2019年08月19日

見て、叩いて、聞いて楽しむ「サヌカイト展」開催中!@大川


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子どもたちの夏休みもあと1週間ほど。

さぬき市大川町にある「雨滝自然科学館」では、化石発掘や化石鉱物クリーニング体験を楽しむ子どもたちで毎日賑やか。


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そんな科学館の2階では、香川県ならではの石「サヌカイト」を再発見できる企画展

「世界の至宝 サヌカイト展(桜井満氏寄贈)」を開催中!

『カンカン石』と呼ばれ、美しい音色を持つこの石を実際に演奏できるのはもちろん、

「え?これもサヌカイト??」と驚く、種類の豊富さも楽しめます!

香川県民必見の展示をご紹介〜!




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さぬき市大川町、雨滝山の中腹にある「雨滝自然科学館」は、

地元の自然、生物、化石や大地のなりたちを実際に見て触って体験できる施設。


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(写真:白矢印の先にあるのが白ナマコ)

施設のある雨滝山からは「世界最古のナマズ科化石」や「ガーネット」が!

津田湾からは幸運の「白ナマコ」が発見!

それらの恐竜の化石や鉱物を間近で見ることができるのもここならではなのです!


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さらに夏休みは化石や鉱物を採取・発掘体験ができる親子教室が行われますが、

今年も7月23日〜8月25日(日)まで、夏休み親子教室を開催中!

ユニークな森館長の解説もポイントの一つです。


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我が家も小学生の子供と一緒に「隕石、恐竜化石、アンモナイト」の発掘体験を体験してきました!!

なんと10時にスタートし、発掘し終えたのは14時!!

鉱物欲しさに親子共々昼食も忘れ、夢中になって掘り進めた時間となりました(笑)


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おかげでこれだけの鉱物と恐竜化石をゲット〜〜!!

まだ空席のある講座もありますので、ぜひ予約して足を運んでみてくださいね。



2階では「世界の至宝 サヌカイト展」を開催中!

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さて、「雨滝自然科学館」は1階、2階の両方に化石や鉱物の常設展示が行われていますが、期間限定の企画展を2階で開催しています。

夏休み中(〜2019年8月31日)は

「世界の至宝 サヌカイト展」が行われています。


香川で育つと小学校の校外学習や登山で必ず目にする石『カンカン石』こと「サヌカイト」。

黒い石で、叩けば高く美しい『カンカン』という音が響くことでおなじみですが、

こんなに種類があるの?と思うほど、多くのサヌカイトに出会える展示となっています。



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きっかけは、サヌカイト収集家であった「桜井満」さんからの寄贈のお話。

香川県生まれ、県の土木部で活躍されていた桜井さんですが、

個人的に集められていた多くのサヌカイトを展示のために寄贈してくださるということになり

企画展を機に多くの石が「雨滝自然科学館」に寄託されたのだそう。



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さて、サヌカイトとは何か、という基本的なこともここではわかりやすく書かれています!

サヌカイトは五色台や屋島を始めとする香川県北部に広く分布する古銅輝石安山岩(こどうきせきあんざんがん)の一種で、今から約1300万年前の瀬戸内地域に起こった火山活動によってマグマが地表に流出し、冷え固まってできた岩石のこと。

似たような石はよくあるものの、その地域独特の特徴を持つため、

1891年に讃岐の地名にちなんで「サヌカイト」と命名されたと言われています。

2007年には日本の地質百選に選定、2016年位は日本地質学会から香川県の「県の石」に選定されているんですよ〜!


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3万年前〜弥生時代には坂出市金山産のサヌカイトが瀬戸内から高知、日本海あたりまで流通したことが遺跡からの出土でわかっています。

主に用途はナイフや狩りの道具。

当時は黒曜石が全国的に流通していた時代でしたが、サヌカイトを叩いて割るとナイフ型に仕上げやすく、切れ味が良いと気づいたことから、瀬戸内技法という加工法が定着し、大量に作られていたよう。

城山、国分台ではそのための加工場もあったそうです。



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また、サヌカイトといえば、石の層が薄く剥がれたような平たいものしか見たことがなかったのですが、

実は4つの形状があるのだそう!


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こちらが楽器などにも使われていて、よく見かける形「かつお節状」。

色味的にもかつお節に見えて美味しそう…


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こちらは「くち木状」。

木が剥がれたような断面が特徴。


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こちらは「虫くい状」。

黒い岩肌に白い斑点。これは初めて見ました!


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これもサヌカイトなのだとか!

「まつかさ状」と呼ばれ、松ぼっくりのように石の中心から割れているのが特徴です。

1300万年前の風化の状態で、このような4つの方向性に別れたのだそう。



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そしてサヌカイトといえば「楽器」!

こちらのサヌカイト楽器コーナーは自由に触ってOKということで

終日子どもたちがその音色を楽しんでいました。

叩くと高く澄んだ金属音がするのは、他の石に比べてもサヌカイトが非常に緻密で固いからなのだそう。


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寄託された桜井さん作のこんな作品もありました♪


「カンカン石」として小さい頃から馴染みのある「サヌカイト」ですが、

その個性から、非常に人間が扱いやすい石だったということもよくわかり、

再発見も多かった今回の企画展。


しかしまだまだ寄託されたサヌカイトを展示しきれていないとのことで、

夏休み後、秋からはパート2のサヌカイト展が開催されるそうです。

そちらにも足を運んでみてくださいね!



世界の至宝 サヌカイト展(パート1)
展示期間/2019年7月20日(土)〜8月31日(土)

雨滝自然科学館
場所/さぬき市大川町富田中515−2【地図
開館時間/9:30〜16:30
休館日/毎週月曜
お問合せ先/0879-43-0155

雨滝自然科学館 夏休み親子教室
開催期間/2019年7月23日〜8月25日(日)※月曜は休館(祝日の場合は翌日休館)
開催場所/雨滝自然科学館(さぬき市大川町富田中515−2【地図】)
午前の部/10:00〜12:00(受付9:30〜9:50)
午後の部/13:30〜16:00(受付13:00〜13:20)
申込先、お問い合わせ先/0879-43-0155(雨滝自然科学館)
受付時間/9:30〜16:30、月曜休館
開催日の2日前までの予約が必要です。

posted by sanuki-asobinin at 11:24| 香川 ☁| Comment(0) | レジャー・アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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