昨日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日とあって、
今まさにワインモードの方もいらっしゃるのでは?
ボジョレー・ヌーヴォーはボジョレー地方の新酒ですが
ここ香川県では香川でしか育てられない特別なぶどうを使ったヌーヴォーワインがあります!!
それが…
「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ2019」
本日11月22日解禁!!
香川大学が開発したワイン用ぶどう「香大農R-1」を使用した赤ワイン。
今年の味わいはどうなのか?
実際に瓶詰めを見学に来ていた香川大学農学部の学生さんたちにもその感想をお聞きしました!
2019年11月20日(水)さぬき市大串半島の「さぬきワイナリー」へ行ってきました。
この日は今年の新酒「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」瓶詰めの日。
紅葉が進む大串半島の風景はブドウの紅葉を思わせ、ワインが飲みたい気分に♪
ここで「さぬきワイナリー」についておさらい!
こちらでは香川県内でとれるぶどうを使用してワインを醸造しています。
なかなかこのあたりでは育てられていない品種「ランブルスコ」で仕込むワインもあるんです。
そして秋は「さぬきワイナリー」も3種の新酒ワインを販売します。
そのうちの2つは今年10月17日に解禁!
県産デラウェアで仕込む「新酒白ワイン」
県産マスカットベリーAで仕込む「新酒赤ワイン」
かなり少ない数のリリースになるので、「新酒赤ワイン」はすでに完売状態!
それに続いて解禁となる新酒が…
香川大学農学部が開発したワイン用ぶどう「香大農R-1」で仕込む新酒の赤ワイン
「ソヴァジョーヌ・サブルーズ(720ml、2200円税込)」!
11月22日販売解禁、7000本の販売です!
原料の「香大農R-1」というぶどうは、沖縄の野生ブドウ「リュウキュウガネブ」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の掛けあわせで生まれたもの。
野生ぶどうの個性を強く受け継ぎ、小粒で皮の色が濃く、他のワイン用ブドウより2〜3倍もポリフェノールを多く含むのが特徴!
実の大きさは爪サイズで種も多いのにとても甘く、
生命力が強いためどんどん成長し、一房がズッシリと重いのも面白いところ。
畑に行ってみると、その重量感にみなさん驚かれます。
今年のR-1畑の様子はこちら→ワイン用ぶどう収穫&オリーブハマチ養殖見学ツアーに行って来ました@さぬき市
それでは「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の瓶詰めの様子も覗いてみましょう!
さぬきワイナリーの瓶詰めの部屋に入ると、前回の新酒とは違った濃〜〜いぶどうの香りが!
洗浄した瓶にどんどんとワインが注がれていきます。
注ぎ口のタンクを見ると赤い色素の跡がしっかり。
香大農R-1ぶどうの特徴の一つ、色素の濃さがこんなところにも出ています。
瓶詰めが終わったワインは綺麗に洗浄し、すこし落ち着かせてからラベルを貼ります。
毎年変わらぬぶどうのイラストが目印。
でも年号は「2019」!!
すでに出荷用の「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」はラベルを貼ってスタンバイ済み。
今日11月22日には香川県下の酒販店、スーパー、香川大学生協、さぬきワイナリーに並びます〜!
「さぬきワイナリー」の竹中工場長と、香大農R-1ぶどうの産みの親である香川大学農学部 望岡教授にも今年のワインの出来をお聞きしました!
(香川大学農学部 望岡教授)
「今年はぶどうの出来から少し心配でしたが、わりとしっかり渋みも残っていて、ワインらしい味に仕上がったと思います。」
(「さぬきワイナリー」竹中工場長)
「去年よりも酸が抑えられ、かつ出来上がりはしっかりとしたワインになりました。
実はボジョレー・ヌーヴォーは新酒のための作り方をしていますが、『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』は通常のワインの仕込み方で早めに瓶詰めしているものです。
通常瓶詰めしてすぐは飲みにくいのですが、これはタンニンも少ないのですぐに楽しんでもらえるんです。」
新酒といえば、通常の醸造とは違ったやり方なのかと思っていたら、、、
『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』は例外だったとは!
タンニンが少ない香大農R-1ぶどうの個性があるからこそできる新酒なのですね!
今年も安定のこの色の濃さ。
とても重そうな赤ワインに見えますが、実際のところはどうなのか…
望岡教授の実習生である香川大学生が試飲していたので、感想をお聞きしてみました!!
まずは望岡先生専門の果樹の研究室で勉強をしているこのお2人!
(写真左:香川大学農学部3年生の学生さん)
「このワインは入学時から知っていて、昨年も飲んだんですが少し渋かったような。
今年の方が飲みやすいなと思いました。
『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』はアントシアニンが多くて健康にいいよってみんなにオススメしたいですね。」
(写真右:香川大学農学部4年生の学生さん)
「バイト先がワインを扱う飲食店なので、よくワインを飲ませてもらっています。
今年の『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』は渋みが少なくてスッキリしていて、やっぱり飲みやすいですね。
僕の好みですが、この色なのでもう少し重たくってもいいなと思いました!」
望岡教授の実習を受講している女子学生のみなさんも試飲されてました〜〜♪
全員「さぬきワイナリー」に来るのは初めてなのだとか!
「これまでも『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』を飲んだことがありますが、今年のは特に飲みやすかった!」
「居酒屋で出された赤ワインが渋くて苦手だったけど、これは飲みやすいからグラスでいけます!」
「口に含んだ時のぶどうのふわ〜っと広がる香りがすごくよかったです。」
などなど、ワインが苦手な女の子にも好評!
香川県でオリジナル品種のぶどうを使ったワインがあることも、家族や友人に伝えているとのことでした。
世の中にはいろんなワインがあり、多種多様なものをすぐに手に取れるようになりましたが、
香川に住んでいるからこそ地元のワインを飲んで、
地元の農産物のありがたみを感じるとともに、
さぬきワインのファンになりたいなと思いました。
ぜひ「サヌキヌーヴォー」として、『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』を味わってみてくださいね!
さぬきワイナリー隣の「さぬき市物産センター」でワインが試飲できますよ〜!
「さぬきワイナリー」の隣にある「さぬき市物産センター」に足を運ぶと、ワイナリーで作っている多くのワインを試飲・購入することができます!
意外と知られていないのですが、新酒や赤白ワインのほかに、ロゼワイン、いちごワイン、すももワイン、スパークリング、甘いタイプのワインもたくさんあるんです!
こちらは今年の『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』解禁前の棚の様子。
現在2018年、2017年の『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』も販売されています。
実は『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』は1年、2年置いて楽しむファンがいるのも有名。
特に2017年のものは渋みも少なく、2年経った今がいい感じのお味になっているとのこと!
私も今年の「ソヴァジョーヌ」と飲み比べてみましたが、
華やかな香りと酸が効いた新酒に比べ、2017年は香りと酸が落ち着いてさらに飲みやすくなっていてびっくり!
赤ワイン好きの方にも味わっていただきたい飲み比べです。
こちらは同じ「香大農R-1」ぶどうを使った赤ワインですが、『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』と、それをさらに樽で寝かせたもののブレンドタイプ。
樽熟成の味わいも感じられます。
渋いワインが苦手という方に、糖分を加えた甘めの赤ワインや白ワインもあります。
ロックにしたりソーダで割っても美味しいですよ!
クリスマスにぴったりなのはいちごスパークリングワイン「美珀スパークリング」!
香川県産いちご「さぬきひめ」を使って仕込んだいちごワインのスパークリングバージョン。
香りの良さと、飲みやすい甘さで食前酒やデザートワインとしても使えます。
10月に発売になったばかりの新酒も白ワインなら在庫があります。
旬の牡蠣や海鮮鍋と合わせてみてくださいね〜!
これからの時期に欲しくなるのはこちら!「ホッ!とワイン」。
赤ワインにお砂糖とスパイスを入れてあるので、そのまま温めれば心もホッとあったまるワインに。
個人的にはみかんを輪切りにして入れたり、りんごと一緒に煮てフルーティなサングリア風に楽しむのが好きです!
今年の新酒とさぬき食材のマリアージュを楽しむイベント&ワークショップ開催!
12月1日(日)には、さぬき市志度の志度寺門前通り界隈で「さぬきワイン新酒まつり」が開催されます。
今日解禁になった『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』の試飲・販売や、その他のワインの瓶販売、グラスワイン販売も!
それに合わせてグルメマルシェのお食事を楽しんだり、子ども向けのワークショップ、民族楽器の投げ銭ライブも開催!
アンケートに答えてくれた先着100名の方には、
『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』か『ワイナリー特製ぶどうジュース』のいずれかグラス一杯をプレゼント!
さらに新酒かぶどうジュースのボトルが12名さまに当たるチャンスもありますので、お早めに足を運んでみてくださいね〜!
詳しくはイベントフェイスブックページをご覧ください。
さらに同日、同会場では、さぬき市ならではの場所で体験するワークショップ「さぬき市遊学のススメ」のイベントとして、「さぬきワインフリーマリアージュ体験」を開催!
新酒『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』はワインの定義を覆すマリアージュが楽しめるほか、さぬきワインは普段の食事に合わせて飲むのがオススメのもの。
新酒『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ』はワインの定義を覆すマリアージュが楽しめるほか、さぬきワインは普段の食事に合わせて飲むのがオススメのもの。
ワインと「オリーブハマチ、だし巻き卵、骨付鳥、醤油豆」といった香川のおなじみ食材を合わせてみて、自分の好きな組み合わせを見つけるフリースタイルのワークショップで、「さぬきワイナリー」の竹中工場長から新酒のお話も聞くことができます。
ただいま参加者募集中!
詳細はこちら!
↓
【さぬきワイン フリーマリアージュ体験】
受付、開催場所/「民泊對馬」内 千鳥の間(和室)
開催日時/12月1日(日)15:10〜、15:40〜(各回30分入替制、集合時間は開始時間10分前)
参加費/1人1500円(グラスワイン2杯、おつまみ4品付き)
定員/各回20名、予約優先。空きがあれば当日も参加可能。
お問い合わせ、申込先/087-894-1114(さぬき市商工観光課)
イベントフェイスブックページ (こちらからも申し込みできます)
※未成年の方は参加できません。
※飲酒運転は法律で禁止されています。飲酒される方は公共交通機関をご利用ください。