2019年12月11日

からだに優しいおやつの達人「禾(ノギ)」新工場が誕生!@津田


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体は食べるものからできている。

だからこそ、からだが喜び、みんなで一緒に食べられるおやつを子どもたちにも食べてもらいたい。

そんな気持ちでおこめのお菓子を作っている達人

「禾(ノギ)」さんがさぬき市津田町にやってきました!


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津田町に新しく構えた新工場は元の高松工場より4倍広く、良いこともたくさん!

「禾(ノギ)」のおやつもここで買えますので、米粉のお菓子に興味がある方はぜひチェックを!

できたばかりの新工場の中と「禾(ノギ)」さんの想いを取材してきました。



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やってきたのはさぬき市津田町。

津田川から少し東に進んだ国道11号線沿いにある「旧津田中央保育所」の跡地。


背の低い平家の建物に、こじんまりとした運動場。

園庭のイチョウや藤棚、桜はそのままの様子で、かつて子どもたちが駆け回っていた風景が見えるような場所。


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保育所だったこの場所を改めて活用する形で完成したのが、「株式会社 禾(ノギ)」の新本社工場です。

「株式会社 禾(ノギ)」では2011年11月から香川県産米粉を100%使用したお菓子を製造販売していますが、

日本人が古来から食べてきた「お米」という素材に注目し、

卵や乳製品などの動物性原料やグルテンを含む小麦、化学調味料や保存料を使用しないやさしいお菓子を手作りする

というのが大きなコンセプト。


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同時に、「アレルギーのある子もアレルギーのない子と同じおやつを美味しく食べてもらいたい」という気持ちも。

だからこそ、こんなお菓子があるのだとたくさんの方に知ってもらいたいとお話しされていました。


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10月末には新工場の設立を記念しての開所式が執り行われました。

「株式会社 禾(ノギ)」代表の中條淳子さん(写真真中)はマクロビオティックの師範免許を持っていらっしゃいます。

中條さんは、営業マンとして働いていた時代に体調を崩し、体を作る食べ物を見直すためマクロビオティックを勉強。

食事を変えたことで体調が改善したため、その良さを伝えたい!と、10年ほど前に高松の自宅でマクロビオティックカフェや料理教室をオープン。

同時に自主的にイベントを開催してマクロビのおやつを販売されていました。


そのうち、アレルギーの子どもたちが食べられるおやつが市販のものにないということに気づきます。

東日本大震災後にも避難所の子どもたちむけにおやつを送ったところ

「小麦をつかっていないものはないの?」

と聞かれたことから、中條さんの「小麦・卵・牛乳を使わないお菓子づくり」がスタート。

これがいまの「禾(ノギ)」のおやつをつくるきっかけになりました。


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高松の自宅販売から高松に拠点を移し、工場を建てて製造販売を行っていた「禾(ノギ)」ですが、

今年秋にさぬき市に新工場を移転したことでよくなったこともたくさん。


(「株式会社 禾(ノギ)」代表の中條淳子さん)

「高松工場の4倍の広さになったことで、大きな機械を入れることができ、製造量を3倍に増やすことができるようになりました。

 ますます届けたい人に届けられる環境が作れたと思います。

 また、これまでも注意していましたが、よりコンタミネーション(意図せずに特定原材料が混入する)が防げる環境になりました。

 食品自体にアレルギー物質が少しでも含まれていないか、命に関わることなのでしっかりと管理しています。」


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建物は津田中央保育所のままですが、中はリノベーションされ、作業ごとにしっかりと部屋が仕切られています。

工場に入る入り口には、髪の毛やホコリ、小麦が入らないようにするエアシャワーや粘着テープも完備。

グルテンやカゼインなどの混入がないように検査したり、製造と梱包の部屋もしっかりと分けています。


アレルギー対応のおやつは世の中にたくさん出てきていますが、

微量のアレルギー物質で反応がでる重度のアレルギーをもつ方にとっては

ここまで徹底管理して作っているおやつがあるというのは非常に嬉しいもの。


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そして味わいも「美味しいもの」を目指す「禾(ノギ)」のおやつは、

「おこめのおかし(グルテンフリー、卵・乳製品・小麦不使用、遺伝子組換原料不使用)

「こどもクッキー(特定原材料28品目不使用)

「おとなの玄米ポリッポリ(グルテンフリー、酸化防止剤・化学調味料不使用)

の3アイテムがあり、新工場でも買うことができます。


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メインである「おこめのおかし」の「お米けっと(プレーンと黒ごまの2種)」は代表的なおやつ。

原材料の米粉は国産100%で、その他の粉物は大豆粉と国産の玄米粉のみ。

小麦は使用していません。

お砂糖も種子島の粗精糖、お塩は長崎の対馬産、油脂はトランス脂肪酸1%未満の有機食用パーム油や米油を使用。


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私は「黒ごま」バージョンを頂きましたが、

密かにはいっている「あられ」のカリカリとした食感と、黒ごまの香りが香ばしくて美味しい!

アーモンドパウダーも入っているので、クッキーらしいサクサク感と洋菓子感もありました。


小麦やバターを使わないクッキーは満足感がどのくらいあるのかな?と思いつつ食べましたが

食感も味わいも美味しく、逆にすうっと口どけもよいので次々と食べたくなるものでした。

そのほかにも白味噌やオレンジココア、おからごま、甘酒を混ぜ込んだお米クッキーがあり、どれも味見したくなりました〜!


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そして個人的に好みだったのが「おとなの玄米ポリッポリ」シリーズ。

玄米と大豆に玉ねぎのうまみとコクを合わせたスティック状のノンフライスナック。

小麦粉だとサクサクとした軽い食感になりますが、玄米なのでカリッカリポリッポリの歯ごたえ。

味も「プレーン」「黒コショウ」「ガーリック」があり、

「黒コショウ」と「ガーリック」はお酒のおつまみにも合う!と思うほどのあとひくうまさ!

つまみやすい細さと長さもいいなと思いました。



もちろん、卵、乳製品、小麦も不使用。

体に良い玄米で作っているので、罪悪感なく張り切ってつまめるのが良いところ。

さらに「おとなの玄米ポリッポリ」シリーズは、12月末になると「カカオニブ&とうがらし」という季節限定アイテムも登場しますのでお楽しみに!



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この新工場では、さぬき市唯一の味噌店「松原商店」の甘酒を使ったアイスクリームも販売中。

開所式の時には「松原商店」の甘酒を使ったパウンドケーキを頂きましたが、

甘みがとてもあっさりしていて、しっとりしていて、甘酒ってケーキに使っても美味しいのだなと驚きました!



新しい工場を見せて頂き、素材やアレルギー物質混入への徹底したこだわりを感じたり、

米粉や甘酒で作るおやつや食事の美味しさを体験させてもらい、

「自分の体を作る食べ物を、自分で選んでいく大切さ」を改めて感じる日となりました。


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(「株式会社 禾(ノギ)」代表の中條淳子さん)

人を作るのは食べ物です。自分の子どもや孫に伝えるものを変えられるのも自分。

 日本人が昔から食べてきた『お米』を食べ続ける環境も引き続き作っていきたいと思いますし、

 アレルギーの子どもたちをなくすために、お母さんという畑を気持ちよく育てていけるものを作りたいですね。

 新工場が出来て、創業時の『必要な人に届けたい』という夢に一歩近づけたと思いますので、ますます知ってもらえるように頑張ります!」


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アレルギーを持つ方も、持っていない方も、まずは食べるものをもう一度見直すきっかけに。

「禾(ノギ)」の新工場を覗いて、おこめのおかしを手に取ってみてはいかがでしょうか?



【香川県での取り扱い場所】
  • 溝口食料
  • Benの台所
  • エンチュレー
  • 栗林庵
  • 四国ショップ88
  • まちのシューレ963
  • ピーカブーヤ
  • 高松三越 地下香川県産品ショップ
  • oisio 高松三越店
  • ちろりん村
  • 春日水神市場
  • オカウチAPI 高松店、丸亀店

【ホームページでお取り寄せも可能】

グルテンフリーのクリスマスケーキもありますよ〜!(12月13日受付締め切り)




株式会社 禾(ノギ)
場所/香川県さぬき市津田町津田1467-3【地図】
営業時間/9:00〜17:30
定休日/土日祝、年末年始
お問い合わせ先/0879-49-3431

禾(ノギ)ホームページはこちら→ https://nogi-info.com

posted by sanuki-asobinin at 11:40| 香川 ☀| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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