新年らしいイベントの一つ、消防団員による「出初式」に足を運んだことはありますか?
1月前半に消防団が揃って消防演習を行う儀式ですが、
地域中の消防車も集合し、働く車好きなお子さんには大人気のイベント!
1月12日(日)開催の「さぬき市消防団出初式」では、
全国でも少なくなってきた「梯子乗り演技」が見られますよーー!!
「さぬき市はしご乗り保存会」による迫力の技の数々!
高さ6m以上の梯子での演技を間近で見られる貴重なチャンス!
緊迫した空気の中生まれるお正月ならではの風景を楽しみに行きましょう!
「梯子乗り」は出初式などで披露される消防関係者の伝統芸能。
火消の仕事は鳶職人同様、高所で危険な作業をするための機敏さと慎重さが要求されます。
こうしたことから昔から訓練のために火消のみなさんが梯子を取り入れたと言われています。
いまでは「梯子」というと「梯子車」がお馴染みですが、昔は梯子といえば火災現場確認の櫓であり、人命救助の道具として重要なものでした。
そんな梯子を使った消防演習「梯子乗り」は、江戸や金沢などが主流。
西日本で見られる機会がだんだんと減ってきていて
四国では唯一、さぬき市だけが梯子乗りの伝統を今に受け継いでいるんです。
この梯子乗り演技が披露されるのは年に一度の「出初式」がメイン。
過去には長尾の「かぐや姫カーニバル」でも披露されたこともあり、多くの方の歓声を生みました。
48種ある梯子乗りの技のうち、「遠くを眺める仕草」や「両手を話してバランスを取る」技からは、かつての火消の役割を再確認できます。
また、中には高難度の技も!!
片足一本で梯子に絡みつき、逆さになるなど、見ている方もハラハラドキドキ!!!
練習では低い場所で下にマットを敷いて行いますが、本番は屋外で、6m以上の高さの上で行うことに。
中には強い風が吹く時も…。
そんな中、しっかりと技が決まった時の
「ハイー!!」
「ヤア!ヤア!」
という掛け声がこれまた格好良い!!
ぜひ間近でご覧ください!
そのほかにも、町の頼れる消防団の勇姿を見られるのが「出初式」
1年の始まりに力強い彼らの姿を目に焼き付ければ、
引き締まった1年の始まりになりますよー!
「さぬき市消防団出初式」、
2020年は1月12日(日)さぬき市野間田運動広場での開催です。
※「梯子乗り」演技は10:45〜11:00ごろからの予定です。
今回の梯子乗りを逃すと、次は来年の出初式になるかも?!
このチャンスに今年の演技を楽しみに、足を運んでみてくださいね。
【令和2年 さぬき市消防団出初式】
日時/2020年1月12日(日)8:30〜12:00 ※10:45〜11:00頃から梯子乗り演技(15分ほど)
場所/さぬき市造田野間田運動広場【地図】
お問合先/087-894-1115(さぬき市危機管理課)
【さぬき市消防団員募集中!】
さぬき市では町の消防団員を募集中です。
月2回ほどの点検、不定期な消防訓練をはじめ
「梯子乗り保存会」に入って梯子乗りをやってみたいという方をお待ちしています。
→お問合先/087-894-1115(さぬき市危機管理課)