2020年01月29日

さぬき市でジャワガムランの演奏に初挑戦!@津田

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冬だけど南国リゾートの音でワクワクポカポカ。

さぬき市津田町で開催されているジャワガムラン教室

「瀬戸カルタ」さんにお邪魔しました!

初めて見るジャワガムランの楽器の数々、その装飾や音色に感動!

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和やかな「瀬戸カルタ」のみなさんのおかげで、初心者なのにセッションまで楽しむことができました♪

新しいことを始めたい方、ジャワやインドネシアの文化に触れたい方にオススメの教室でしたよ〜!

「瀬戸カルタ」でのジャワガムラン体験をレポートします。



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暖冬とはいえ外の風は冷たく、自然と籠りがちになるこの時期。

室内でできる楽しいことはないかな?と探していると、以前取材させてもらった津田町のジャワ舞踊教室の先生 大石さんから「ジャワガムラン教室を始めましたよ〜」という情報が。

ジャワガムランって何だろう??!!

好奇心のまま、教室が開催されているさぬき市津田町の「津田石清水神社」さんへGO!


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「道の駅津田の松原」西側にある「津田石清水神社」さんは、夏越祭や大晦日にバリ舞踊&ジャワ舞踊奉納をされています。

国は違えど「神様」に捧げるものだからと、一年の区切りとなるときに奉納舞踊を地元のみなさんに楽しんでもらいたいと始まった試み。

夏越祭の時にはバリガムランの演奏者も日本中から集まり、ボリュームのある生演奏の中でバリ舞踊が奉納されますが、ジャワ舞踊はCD音源での奉納でした。


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「いつかジャワ舞踊も生演奏の中で踊ってみたい!」という大石さん(写真真ん中)の思いから、昨年11月より津田町でのジャワガムラングループ「瀬戸カルタ」がスタート!

「瀬戸カルタ」とは、『都市・繁栄』という意味を持つ「カルタ」と瀬戸内をくっつけて作ったもので、瀬戸内でガムランが盛り上がって欲しいという気持ちが込められているそう。


練習会場の津田石清水神社参集所に行ってみると、ジャワガムランの楽器がずらり!

1つ1つの楽器の大きさに驚きます。

鍵盤も大きく、それを叩くものも大きい…

鉄琴や木琴に比べると全体の鍵盤数も格段に少なくて、もしかしたら演奏しやすいかも?という期待が…!



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一番多いのはこのタイプの鉄琴。

大きさで「スレンテム」「サロンプキン」「サロンドゥムン」と名前が違います。

上質なものになると鍵盤は青銅製になり、響きがより深くなるのだそう。

土台になっている部分はまるでアジアン家具のような模様が施されています。


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こちらは太鼓「クンダン」。

側面の装飾はジャワ舞踊の衣装同様、ジャワのアートを感じます。

4種類あり、津田町には「アグン(大きい)」「クティプン(小さい)」の2種が。

ジャワガムランの楽器の中で太鼓にあたるのは「クンダン」だけなのだそう。


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釣鐘タイプのこちらは「ゴン」。

神様が宿る神聖な楽器と言われています。

ドラほどの派手な音は出ませんが、深く広くお腹の底に響く音が出てきます。


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鍋蓋が並んで見えるこちらの打楽器は「ボナン」。

演奏によっては裏拍打ちがあり、難易度が高い楽器!


これらの楽器一式は岡山にあるジャワガムラン教室が持っているものをレンタルしていて、これだけ揃っていても数は少ない方なのだとか!

しかもジャワガムランには音階が2種あり、それぞれに楽器がガラッと変わるそうで、

こちらにあるのは「スレンドロ」という音階の楽器シリーズだそう。



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そして演奏を教えてくださるのは中部ジャワ出身、香川在住のジャス・ルディ・プルワントさん。(通称ジャスさん)

地元では芸術高校に通い、舞踊・ガムラン・影絵を習得。

演奏家としても活動していたことがある方なのです!


日本で働きたいという気持ちから来日し、岡山にあるジャワガムラン教室に通っていた時に大石さんとの出会いがあり、

昨年仕事の関係で香川に移住することが決まったタイミングで「瀬戸カルタ」の先生として抜擢されました。


(ジャスさん)

「こういう伝統的な音楽はジャワしか持っていないものです。

 芸術として音色も見た目も完璧なジャワガムランが大好きで、日本でこれを広く広めたいと思っています。」



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そんなジャスさんの指導のもと、ジャワガムラン演奏体験スタート!

比較的簡単な鉄琴「サロンプキン」を叩かせてもらうことに。

鉄琴1枚1枚には1〜6までの数字がうってあり、その番号が音符の代わり。


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そしてこちらが練習曲の楽譜的なもの。

数字の「2」が4つずつ書いてありますが、「2」というシールが貼ってある鍵盤を「コン、コン、コン、コン」と4つ叩くだけ。

か、簡単!

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叩いた途端にキン、という綺麗な音が響きます。

ただし音の響きが残らないように、叩いた後すぐに鉄琴を指で押さえます。

これが慣れず、結構忘れることも…


1つの音を叩き続ける中で段々と音の中に入り込んでいくような気持ち良さが。

だんだんと心地よくなっていくのがたまらない〜〜。


単独では簡単な演奏ですが、6つの音が重なれば1つの曲に仕上がり、

合わさった時は「おお、できた! 曲になった!!」という感動が〜〜!!


基本的には数字の譜面をエンドレスで叩いていき、

太鼓の人がスピードを落とすのをきっかけに曲を終えたり、

弦楽器が入ることでスピードがゆっくり変化したりするのだそう。



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と、ここでジャス先生、難易度アップ!

楽器によって叩く回数が変わる楽曲にチャレンジ!

「サロンプキン」は1つの音の間に2回叩くという試練が。

1度止まるとどこにいってるのかわからない〜〜


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さらにボナンは裏打ちに。

裏打ちは日本人が慣れないリズム。一つの壁がここでやってきます。


何度か練習するうちにこの曲も完成〜!

ゆっくりめのテンポで進んでいくので、比較的やっているうちに理解できてホッ。


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そういえばジャワ舞踊とバリ舞踊を比べた時に感じる「静と動」「火と水」の違いが音楽にも現れているなと思いました。

バリのガムラン演奏も以前体験させてもらったことがありますが、楽器自体の音も高くエッジがあり、テンポもずっと早いものでした。

ゆっくりと王様に向けて奉納するジャワ舞踊同様、ジャワガムランもお腹の底に響くようなどっしりとした音楽。

演奏していても気持ちと呼吸が整っていく気がしました。



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そして「瀬戸カルタ」メンバーの中に、ジャワ舞踊メンバーさんもいらっしゃいました!

(ジャワ舞踊をされている廣瀬さん)

「大石さんのところで5年間ジャワ舞踊を習っているのですが、拍子が取りにくい時があるんです。

 8拍で踊るのに拍子が伸びたり縮むこともあって、、、

 正しい場所で正しく踊りに入りたいので、演奏をやってみれば拍子が取りやすくなるかも?と瀬戸カルタに入ってみました。

 楽譜が音符じゃないのがカルチェーショックでしたが、数が少ないし、練習初日に合奏ができることが嬉しかったです。

 うまく合奏がハマると気持ちいいですよ!」


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廣瀬さんのおっしゃる通り、数字を叩くだけなので子どもたちも手軽に体験でき楽しそう♪

楽譜が読めなくてもできる音楽なので、世代を問わず演奏できるのがいいところだなと思いました!


(瀬戸カルタ 大石さん)

「ちょっとやってみたいな、楽器を触ってみたいなという気持ちで1回だけ参加するのもOKですし、来れる時だけの参加もOKです。

 音楽が苦手な方も、楽譜がないので簡単に入ることができますよ。

 みんなで合わせた時の一体感と達成感をぜひ味わって欲しいです!」


なかなか触れることができないインドネシア・ジャワの音楽、そして楽器の数々。

一度聞いてハマってしまうひとも少なくないそう!

あなたも一度、体験してみませんか?

今後の教室スケジュールなどは「瀬戸カルタ」facebookページで公開中です!

ぜひチェックして足を運んでみてくださいね♪




【瀬戸カルタ〜ジャワガムラン教室〜】
開催日時/隔週日曜10:00〜12:00(開催日はフェイスブックページでも告知)
開催場所/津田石清水神社参集所(道の駅津田の松原西側)
参加費/1回500円(1回のみの参加もOK)
お問い合わせ先/090-1144-4701(大石さん)

フェイスブックページはこちら→https://www.facebook.com/瀬戸カルタ-Setokarta-104621600914867/

【ジャワ舞踊教室 うぃどさり】
開催日時/毎週土曜日19:00〜21:00
お問合せ、申し込み/090−1144−4701(大石さん)
「うぃどさりブログ」→http://widasari.exblog.jp
※その他、丸亀市でのジャワ舞踊教室、インドネシア語レッスンもあります。詳しくはお問合せください。

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posted by sanuki-asobinin at 08:00| 香川 ☔| Comment(0) | レジャー・アート・写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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