テレビやスマホを見ると心がモヤモヤざわざわするニュースばかり。
そんな時こそ癒しを求めて、さぬき市津田の「ふるさと海岸」へ。
1kmに渡る松林と広がる砂浜。ここに来るだけで心がホッとします。
そのまま「ふるさと海岸」西端、
温かい陽気の中、ひなたぼっこしながらランチができる「Cumi umi(ちゅみうみ)」さんへ行ってみると…
突然の「インドネシア料理振る舞い」にばったり!
2020年2月28日(金)、29日(土)「Cumi umi」限定
本場の調味料×地元のおさかな料理コラボを楽しませてもらいました!
「Cumi umi(ちゅみうみ)」は、さぬき市津田町、津田漁協の北側にある水産加工会社「株式会社 安岐水産」の敷地内に昨年オープンしたお店。
「魚料理は好きだけど、毎日の食卓に用意するのはちょっと大変」という方向けに、魚の達人が魚の美味しさを提案する場所として誕生。
毎日地元で水揚げされる魚を調理したお惣菜をテイクアウトできたり、焼きたてのあおりいかイカ焼きをイートインできます。
お店の詳しい情報はこちら→おさかな体感コンテナショップ「Cumi Umi(ちゅみうみ)」オープン!
久しぶりに訪れるとお惣菜の種類が増えていました!
お魚の天ぷら・フライ、ぶり大根など、少量で買って帰れるのが嬉しいところ。
地元で取れる食感の良い「さぬき蛸」を炊き込んだタコ飯に味玉を丸ごと入れた「爆弾おにぎり」はビジュアルからして美味しそう!
「え!ボラって食べられるの?」と驚く人もいる「ボラの甘酢あんかけ」。
こちらはたま〜に定置網にかかるというお魚「ビングシ」。
深海魚のような奇抜な黄色い色をしているお魚なのだとか!
尻尾の先に少し黄色が残ってる!
味が気になる〜〜〜!
そんな中、
「今日明日はインドネシア料理を振舞ってます〜!」
と言われびっくり!
たしかに看板に「あおりいかを使ったインドネシア料理」と書いています!
これは何ぞや?!
そこで登場したのが2種類の調味料。
「サンバル・カッチャン」「サンバル・ケチャップ」
いずれもインドネシアではおなじみの調味料とのこと。
これを作ったのは昨年2月から「安岐水産」に務めているインドネシア人のナベラさん。
料理が上手な彼女にお願いし、手作りしてもらった地元インドネシアの調味料を
「Cumiumi」名物のアオリイカ料理と一緒に味わって欲しいと企画されました。
2種類のソースを小皿に取り、いろんなメニューとのコラボスタート!
写真手前のお醤油っぽいソースが「サンバル・ケチャップ」。
インドネシアのケチャップは日本でいうケチャップとは違い、大豆で作るさらさらの液体。
そこにインドネシアでよく使う小さい赤玉ねぎ「バワンメラ」と唐辛子の輪切りを入れます。
これが「バワンメラ」。500円玉大の赤い玉ねぎ。
シャキシャキして美味しい。
奥の茶色いソースが「サンバル・カッチャン」。
「カッチャン」とはインドネシアでいうピーナッツ。
ピーナツ、黒砂糖、唐辛子、にんにく、バワンメラ(小さい玉ねぎ)、タマリンド(種子)をすり鉢ですりつぶして作るざらざらのソース。
こちらに使っている黒砂糖はインドネシアのパームシュガー。
現地の味に近い味わいを再現。
(安岐水産の頼富さんがタマリンドをクンクン。うーん、甘い香りが。)
そしてこちらのソースに入っている謎の植物「タマリンド」も見せてもらいました。
大きなインゲンマメのような形ですが、プルーンのような酸味のあるフルーツの香り。
現地では定番の食材なのだそう。
どちらも「アオリイカの天ぷら」につけていただいてみましたが、
少しピリリと刺激を感じつつ、どちらも濃厚な味わいでイカ天が進みます!
同じくアジフライにつけても、飽きない味わい。
2つのソースがあれば、交互につけつついくらでも食べられそう!
とくに「サンバル・ケチャップ」は辛いもの好きの方にはオススメ。
甘酢醤油に辛さが加わった感じで、淡白な味わいのイカにもぴったり。
本場ではご飯に乗せて食べる調味料なのだそうで、それも美味しそう!と思いました。
ピーナッツだれの「サンバル・カッチャン」は甘めでコクがあり、ゴマドレのような馴染みある味わい。
少し唐辛子も効いていますが、辛いものが苦手な方もOKな程度。
現地では焼き鳥や茹で野菜につけて食べるのだそうで、これは子どもたちも好きそう!
個人的にインドネシアの調味料をじっくり味わうのは初めてでしたが、
こんなに食べやすく、海鮮に合うとは驚きでした。
そしてこの調味料、クセになるので販売して欲しい!と思うほどの美味しさ!
2月29日〔土)もこの2種類のソースを使った「Cumiumi」メニューの振る舞いが行われます。
「ちょっと気になる」「食べてみたい!」と思った方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!