今週3月20日(金・祝)は「春分の日」。
昼と夜の長さが同じになる1日として、長い冬の終わり・春の訪れを感じる大切な日。
季節の変わり目となるこの日に、無病息災・家内安全を祈願する
「大窪寺柴灯大護摩供養」に参加しませんか?
こんなときだからこそ、「祈り」も大事。
長い道のりを歩いてきたお遍路さんの金剛杖や菅笠もお焚き上げした火の上を歩き、
みんなで災厄を取り払いましょう!
※大護摩供養の内容は例年と変わらず開催されます。
さぬき市多和地区にある四国霊場八十八箇所の八十八番札所「大窪寺」。
長く歩みを進めてきたお遍路さんが意を決して山を越え、たどり着く結願のお寺です。
そんな「大窪寺」で800年余り続く伝統行事が「柴灯大護摩供養」。
毎年春分の日と8月の暑い日に開催されていて、この日は境内に大きな護摩壇が組まれます。
「大窪寺」の「柴灯大護摩供養」は他のお寺のそれとは少し違い、
護摩木(願いを書いた木札)とともに四国霊場を巡ったお遍路さんが奉納した金剛杖や菅笠も火にくべられます。
山伏の皆さんが見守る中、多くの想いが天に昇っていく…
ここだけの風景を見ることができますよ。
さらに護摩炊きの隣で炊かれていた災厄除けのお米を頂くこともできます。
このお米を普段のお米と混ぜて炊き込むことで、家を火事から守ってくれるのだとか。
気候や情勢がどんな時でも多くの方が家内安全、無病息災を祈るために参拝される「柴灯大護摩供養」。
実はみなさんが楽しみにしているのが「火渡り」!
燃えきったばかりの炭の上を順々に渡って行きます!
初春とはいえ足先はまだまだ冷たい…
そこを「えいや!」と思い切って走ることで自らの災厄を取っ払います!!!
春分の日は春の訪れを祝う日として、ご先祖様のお墓まいりに行く方も多いと思いますが、
春を迎えるこの時期に自らの体に活を入れるのもオススメ!
この時期だからこそ、自らの体を守るために火を渡る。
家族みんなでチャレンジして、より強い運を得ましょう!
(火渡りの後は手水舎が大人気…)
「熱さ」の感じ方は人それぞれ。
思ったよりも熱くなかった!という感想もたまに聞こえてきます♪
ぜひ初めてのかたもチャレンジしてみてくださいね!

大窪寺は四国遍路結願のお寺。
周辺にはお遍路さんや参拝客を癒してくれる美味しいものがたくさんあります!
石段の下でい〜い匂いをさせているのが「野田屋本店」さんのお団子!
そして店内では甘めの味噌仕立ての「打ち込みうどん」をいただくことができます♪
門前にある「打ち込みうどん」店として有名な「八十八庵」さんでは、「野田屋」さんとはまた違った白味噌仕立て、山椒の香りがたまらない「打ち込みうどん」が食べられます!
おいなりさんのご飯が赤飯になった「結願いなり」ももっちもちの食感でおすすめ!
まだまだ冷え込む多和エリア。
暖かいグルメで心もぽっかぽかになって帰りましょう♪
大窪寺 柴灯大護摩供養